全グループ一貫! ラブライブ学園! エンドレス!   作:ダシマ

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羅城丸「まさに飛鳥SUGEEEE小説じゃな」
飛鳥「あー恥ずかしい」



飛鳥と何かがあったAqours編
第12話「ルビィとデート!?」


 

 それはある日の事だった…。

 

「あ、あのっ! 飛鳥さんっ!」

「?」

 

 廊下を歩いていると、黒澤ルビィに話しかけられた。あまり接点がないので飛鳥はきょとんとしながらも、ルビィの話を聞く事にした。

 

飛鳥「どうされました?」

ルビィ「あ、あの…」

 

 ルビィは何やらモジモジしていた。接点があまりないとは言ったものの、ルビィが引っ込み思案な性格は知っていたので、飛鳥は大人しく待つ事にした。

 

ルビィ「お、お話があります…」

飛鳥「分かりました」

 

 と、ルビィは飛鳥を連れ出した。周りの生徒は何事かと2人を見つめていて、のちにルビィが飛鳥に告白しようとしているという誤解が発生したのは言うまでもない。

 

 そんな事を全く意識せずルビィは空き教室の中に飛鳥を連れ出した。

 

飛鳥「どうされたんです? 私を嵌めようとしているのなら…」

ルビィ「ち、違いますっ!!」

 

 と、ルビィが叫んだ。飛鳥としてはこういう女子からの呼び出しにあまり良い思い出がない為、このような事を聞いた。普通はルビィに呼び出された男子はウハウハ状態なのだが、対人関係でちょっと難ありのこの男には全くそのような事がなかった。

 

ルビィ「その…明日、空いてますかっ!?」

飛鳥「ええ。特に予定はございませんが…」

 

 飛鳥の返答にルビィがぱあっと表情を輝かせる。

 

ルビィ「え、えっとですね。明日、どこか遊びに行きませんか!?」

飛鳥「あー…」

 その提案を聞いて、飛鳥が困惑した。

 

飛鳥「…いや、スクールアイドルとして大丈夫なんですか?」

ルビィ「だ、大丈夫です!!」

飛鳥「いや、大丈夫じゃないですよね」

 飛鳥が首を傾げた。

 

飛鳥「最近はスクールアイドルとかも芸能人と同じように扱って、ゴシップとか作りますからね…」

ルビィ「…だ、大丈夫ですから!! バレないように変装しますから!!」

 

 と、ルビィが強く言い切った。飛鳥としては髪の色とかで絶対にバレるだろと思いながらも、ルビィがここまでお願いしているのには何かあるんだろうと思ったので、ひとまずOKした。

 

飛鳥「いいですけど…他に誰か誘うんですか?」

ルビィ「いや、ルビィだけですよ…?」

 

 ルビィの言葉に飛鳥は困惑した。

 

ルビィ「あ、あの…嫌でしたか…?」

飛鳥「いや、二人きりになりたいんですか?」

 飛鳥の言葉にルビィは頬を染めた。大体こういう事は女子に聞くべきではないのだが、飛鳥はあえてふるいをかけてみる事にした。そして帰ってくる答えも予測していた。「それ、女の子に聞く…?」と。

 

 きっと自分に対する好感度も下がるだろうと飛鳥は考えていたが、

 

ルビィ「そ、そうです/////」

 

 ならなかった。もし飛鳥の想定通りになってしまえば、ここで話が終わってしまうからだ。主人公の思い通りになってしまうと物語が面白くなくなってしまうのである。

 

飛鳥(何でだろうね)

 

 という訳なので、大人しくデートしてきなさい!

 

飛鳥「えーと…。まあ、いいか…」

 

 飛鳥はもうどうにでもなれと言わんばかりに返事したが、ルビィは心の中で喜んだ。

 

ルビィ(明日は飛鳥さんとデート…ピギィイイイイイイイイイイイイイイイイ!! ちょっとずるいけど、ルビィだって負けないもん!)

飛鳥(立場逆だし、ぴぎぃの使い方おかしくない?)

 

 そんなこんなで飛鳥はルビィと明日デートすることになりました。

 

飛鳥「ところでクラスの男子と出かけたりしないんですか?」

ルビィ「…怖いんです」

飛鳥「あぁ…」

 

************************

 

 そんなこんなでお出かけの日になった。

 

ルビィ「す、すみません! 遅れました~!!」

飛鳥「いえいえ」

 

 待ち合わせ場所には飛鳥が先に到着して待っており、集合時間の5分前にルビィが到着した。

 

飛鳥「……」

ルビィ「あ、あの…。どうかしましたか?」

飛鳥「いえ、黒澤さんを見てただけですよ」

ルビィ「あ、あの…変ではないですか?」

飛鳥「とんでもない。似合ってますよ」

ルビィ(う、うゅ//////)

 

 飛鳥の言葉にルビィは照れたが、飛鳥は内心「垢ぬけたなぁ…」と思っていた。

 

 というのも、以前Aqoursの買い物に付き合うために東京に向かったのだが、あまりにも仰々しい格好をしていて驚いたことがあったのだ。

 

 それに比べて今回は普通に白のワンピースに赤い靴といった相応の格好になっていたのだ。

 

飛鳥(垢ぬけたなぁ…)

ルビィ「あ、あの…何か変なこと思い出してませんか…?//////」

飛鳥「そんな事ないですよ。行きましょうか」

 

 と、飛鳥は誤魔化すようにルビィを連れ出していき、つい最近できたショッピングセンターへと出かけて行った。

 

 そこで二人でウインドウショッピングをしながら、今度のライブの衣装に関しても話し合ったりしていた。

 

 そんな事をしている間にお昼になった。

 

飛鳥「そろそろお昼にしましょうか」

ルビィ「え、まだ11時ですよ…?」

飛鳥「あ、お腹空いてないですか? 12時になると混むので…」

ルビィ「そ、そういう事でしたか…」

 

 と、ルビィがそう言い放ったその時、ルビィのお腹から大きな音が鳴った。

 

ルビィ「……!!!!///////」

 

 ルビィは顔を真っ赤にした。ある意味ではオナラの音を聞かれたと同然なためである。

 

飛鳥「あ、ごめんなさい。私お腹空いてるんですよ」

 

 と、飛鳥は自分が鳴らせたと誤魔化した。

 

ルビィ「い、いえ!! ルビィがお腹を鳴らせました! ごめんなさい!!//////」

飛鳥「どこ行きたいですか?」

ルビィ「ど、どこへでも…/////」

飛鳥「それじゃフードコードに行きましょうか。選択肢もたくさんありますし」

ルビィ「は、はい…///////」

 そう言って二人はフードコードに移動した。

 

ルビィ(ひぎぃ~~~!!! とっても恥ずかしいよ~~~~!!!////// これじゃ善子ちゃんが前に言ってた「しくじるびぃ」だよ~~~~~!!!!//////)

 

 ルビィの持ち台詞に「がんばるびぃ」や「ふんばるびぃ」があるが、最近善子が改悪して「どじるびぃ」や「しくじるびぃ」などレパートリーを増やしており、本人は嫌がっていたものの、まさにしくじったので、「しくじるびぃ」と自分で言うようになったという。

 

 この後、飛鳥と食事をして、午後も買い物とかして夕方に解散となったものの、ルビィは大きなお腹の音を聞かれたことをずっと引きずったままだったという。

 

 

 そして、やっぱり抜け駆けはするものじゃないと痛感した。

 

 

ダイヤ「ルビィ。ご飯ですわよ」

ルビィ「はい…」ズーン

ダイヤ「……?」

 

 ちなみに姉である黒澤ダイヤは今日飛鳥とルビィが出かけていることは知らない。

 

 

おしまい

 

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