全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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第254話「男はつらいよ ~パスパレ編~」

 

 

まりな「バンドリ学園! 質疑応答のコーナー!」

 

 とある特設スタジオ。ステージには飛鳥とまりな。観客席にはバンドガールズと、モブたちがいた。飛鳥はなんか嫌な予感がしていた。

 

まりな「今回のゲストは、この物語の主人公にして座長、一丈字飛鳥くんでーす!」

飛鳥「どーもー。おかげさまで250回突破と新チャンネル開設でーす」

 

 飛鳥がにこやかにネガティブな発言をした。

 

まりな「ちょっと後ろ向きすぎるわよ?」

飛鳥「すみません。相変わらず嫌な予感がしまして」

まりな「そんな事ないわよー。それじゃ早速行くわね。今回、飛鳥くんに質問するテーマはこちら!」

 

 パネルにある事が表示された。

 

『バンドガールズとラッキースケベになった時、許してくれそうなのは?』

 

飛鳥「教えてください。逆に許してくれる人は誰なんですか?」

 

 飛鳥がツッコミを入れた。

 

まりな「いや、飛鳥くんのイメージで許してくれそうな子を答えて頂戴」

飛鳥「男子生徒のみなさーん。ビッグチャンス到来ですよー」

 

 まりなの言葉に飛鳥が皮肉気味に突っ込むと、男子生徒達が大歓声を上げた。

 

「お前の天下も今度こそ終わりだ!!」

「いや、もうマジで終わってください!!」

「落ち着くんだ。落ち着かないとどんでん返し来るぞ」

「ああ…」

 

 良い感じに盛り上げていたが、バンドガールズは何も言わなかった。

 

千聖「…なんなのかしら、この不毛な時間」

モカ「それを言ったらバラエティ番組は成り立ちませんよ~」

こころ「それはそうと、ラッキースケベってなにかしら?」

 

**********************

 

飛鳥「言葉を選ばないといけませんねー。本人達もいますし」

 飛鳥が腕を組んだ。

 

まりな「それじゃシンキングタイム! まずは、パステルパレットから行きましょうか!」

飛鳥「あー、これは全員アウトですね」

「!?」

 

 飛鳥の発言に皆が驚いた。

 

日菜「アイドルだから?」

飛鳥「そうですね。事務所にも消されそう…」

まりな「まあ、事務所とか立場は関係なしに、その人となりを見て頂戴」

 

【丸山彩】

 

飛鳥「謝れば1回目は許してくれそうですね」

まりな「例えばどんな感じ?」

飛鳥「恥ずかしがりながら怒る感じですかね」

「あー…」

 

 飛鳥の言葉に皆が納得した。

 

飛鳥「少なくとも、ガーって怒鳴るイメージはありませんね」

まりな「そうね…」

 

彩「ほ、本当は恥ずかしいけど、怒鳴ったりするとイメージ悪くなるし…」

日菜「でも実際飛鳥くんにパンツとか見られたらどうするの? お芝居してみて!」

彩「えっ…」

 

 日菜の無茶ぶりに彩が驚くも、やってみることにした。

 

日菜「飛鳥くんも来て!」

飛鳥「えっ…」

 

 と、ドラマ仕立てで実演することに。

 

日菜「はい、そこで風が強く吹いて彩ちゃんのスカートがめくれて、パンツが見えて、飛鳥くんは正面を向いて、ばっちり見る」

彩「きゃああっ!!」

飛鳥「……」

 

 驚く彩の顔をじっと見つめる飛鳥。すると彩はスカートを抑えるしぐさをする。

 

彩「み、見た?」

飛鳥「何をですか?」

彩「パ、パンツ…」

飛鳥「すみません。丸山先輩の驚いている顔を見てて、見ておりませんでした」

彩「も、もー!! いじわる~!!!/////」

 

 飛鳥の言葉に彩が憤慨したが、本来の趣旨とは違っていた。

 

(これはこれで…良し☆)

(やっぱ一丈字死ね☆)

 

【氷川日菜】

 

飛鳥「日菜先輩はすごくからかってきそうですね」

まりな「何となくイメージできるわね…」

 

 と、皆が日菜が飛鳥をからかうシーンを想像した。

 

「めちゃくちゃご褒美やんけ!!」

「一丈字!! 一生のお願いだからそこ代われ!!」

「せめてからかわれるシーンだけでも!!」

パレオ「なんて羨ましいことを!!」

飛鳥「鳰原さん何してんの」

 

 なぜかパレオが観客席にいて、飛鳥が突っ込みを入れた。

 

パレオ「あ、今回パスパレメイン回だと聞いて、やってきました!」

飛鳥「そ、そうですか…」

チュチュ「コラー!! パレオ何やってんの!!」

 

**********************

 

【白鷺千聖】

 

飛鳥「恥ずかしがるってイメージはないですね…」

まりな「じゃあ、どんな感じ?」

飛鳥「どんな感じでしょうかね…」

日菜「飛鳥くん。そこは正直に脅してきそうとか言っていいんだよ?」

千聖「よくないわよ?」

 

 日菜の言葉に千聖が黒い笑みで突っ込んだ。

 

飛鳥「まあ、脅すとまではいきませんけど、分かるわよね? という顔はしてきそうですね」

千聖「それ脅してきそうじゃなくて、脅してるじゃないのよ!!」

日菜「千聖ちゃん。突っ込みスキル上がったね。コメディいけるんじゃない?」

千聖「…できれば正統派で売れたいんだけど」

日菜「思いっきり変顔とかするの」

千聖「日菜ちゃん? もしかして喧嘩売ってる? 喧嘩売ってるわよね」

紗夜「本当に申し訳ございません!!」

 

 千聖の言葉に紗夜が平謝りした。

 

【大和麻弥】

 

飛鳥「大和先輩は怒るイメージあんまりありませんね…」

まりな「まあ、言われてみればそうね…」

 

麻弥「いやー…ジブン、そんなに色気もないので」

千聖「それは絶対ないわ」

麻弥「え」

 

「そうだ!!」

「ぶっちゃけ麻弥ちゃんのパンツ、欲しい!!」

「あ、パンツって言ってもズボンじゃなくて下着の方な!!」

「いくらで買えますか!?」

 

 と、セクハラまがいの事を言ってきた。

 

飛鳥「正直あの方たちにいつ嵌められるか、怯えて生きてます」

まりな「ま、まあ…若気の至りで許されればいいわね…」

パレオ「そんな事パレオが絶対にさせません。万死に値します」

(怖っ!!!)

 

麻弥「……」

千聖「…これを機に、もう少し自信を持ちなさい」

 

********************

 

【若宮イヴ】

 

飛鳥「切腹させられそうですね」

イヴ「そ、そんな事しません!!」

 

飛鳥「まあ、これで以上ですかね」

イヴ「ええっ!!? 私これだけですか!!?」

飛鳥「若宮さん。これがオチというものですよ…。ジャパニーズ・トークの一種です」

イヴ「オチ…」

 

 そして飛鳥はカメラの方を見た。

 

飛鳥「今日はここまで、また次回お会いしましょう」

日菜「じゃあイヴちゃん。もし実際に飛鳥くんにパンツを見られたらどうする?」

イヴ「そ、そんなの…恥ずかしいです…/////」

 

 イヴが頬を赤く染めて恥ずかしがると、パスパレファンが昇天した。

 

飛鳥「また次回!!」

 

おしまい

 

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