ある日の事。飛鳥はPoppin’Party、Afterglow、パステルパレット、Roselia、ハロー、ハッピーワールドの5バンドと海に来ていた。
飛鳥「何の予告もなしに来れてる…」
美咲「一丈字くん。今回も頑張って」
飛鳥「あ、はい」
美咲に肩を叩かれて、飛鳥は普通に返事をしていた。今回もきっと厳しい戦いになるだろうと思っていたが、これも仕事なので飛鳥は覚悟を決めた。
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水着に着替えた飛鳥とバンドガールズたちは、やっぱりバンドガールズはくぎ付けになっていた。というかもう完全に男性客の見る目がエロすぎる。
はぐみ「な、なんかすごく見られてるね…」
美咲「そりゃあ女25人もいるし、パステルパレットもいるから当然でしょ」
はぐみが恥ずかしそうにすると、美咲が困惑していた。
つぐみ「ところで一丈字くん」
飛鳥「なんです?」
つぐみ「ダイビングスーツなの?」
飛鳥「日焼け対策ですよ。あんまり紫外線を浴びると肌がボロボロになるんで」
つぐみの言葉に飛鳥が苦笑いしていた。
モカ「でもこれだと性別どっちかわかんないね~」
飛鳥「分かんない方がいいよ」
モカの冷やかしに飛鳥が目を閉じて首を横を振ると、
「しかもあの中に男が一人いるぞ…」
「ああ。あのダイビングスーツの奴、男だろ…」
「前世でどれだけ徳を積んだらこんな事に…」
飛鳥(バレてる…)
モカ「この方が面白くなるしね~」
飛鳥が石化していると、モカが反応し、つぐみが苦笑いした。
「皆さま。こちらにどうぞ」
そう言って26人が移動すると、プライベートゾーンまで移動した。
「こちらをお使いください」
有咲「こ、こんなのってありなのか…?」
美咲「普通に迷惑だと思う…」
本来なら弦巻家が所有している海外のプライベートビーチを使う予定だったが、パスパレの仕事の都合で近場にしようという事になったのだ。ちなみにこの海水浴場はも弦巻家が管理しているとの事だった…。
そして事前に用意されていたパラソルやレジャーシートに荷物を置いた。
香澄「さあ、遊ぶぞー!!!」
はぐみ「おー!!」
香澄、はぐみ、あこといった元気組はさっそく海で遊び始めた。
巴「あっ! 準備体操しないと足つるぞー!!」
あこ「あ、そうだった」
香澄たちが準備体操をすると、他のメンバーが苦笑いした。
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そしてほどなくして皆遊び始めた。海の中に入って遊んでいるもの、砂浜でビーチフラッグをしているもの、オイルを塗っているもの。
そんな中、飛鳥はパラソルの下で香澄たちを見つめていた。
千聖「あなたは遊ばないの?」
千聖が声をかけてきた。
飛鳥「白鷺先輩はどうなんですか?」
千聖「日焼けしちゃうわ」
モカ「モカちゃんも同じくで~す」
正体を知る千聖とモカと一緒にいた。こころははぐみや香澄と一緒に遊んでいる。飛鳥は穏やかな時の流れを感じていた。
飛鳥「いやあ、本当に平和ですね」
千聖「そうでしょうね」
モカ「今日はいやらしい目で見てくる男子達もいないし~」
モカがそういうと、飛鳥は視線をそらし、ゲートの前を見ていた。パスパレのファンと思われる男性たちが入ろうとしていたが、黒服達にとおせんぼうされていた。
飛鳥「…今回は大丈夫そうですね」
千聖「そうじゃなきゃ困るわ」
モカ「そうだよ~。今回は飛鳥くんを休ませるのも目的の一つなのに~」
飛鳥と千聖が呆れていたが、モカはいつも通りだった。
その時だった。
「一体何の話してるの~?」
リサ・燐子・麻弥がやってきたが、燐子はリサの後ろに隠れていた。
飛鳥「皆さん」
燐子「……!!/////」
燐子は恥ずかしがっていて、飛鳥は察した。
飛鳥「皆さんは行かれないんですか?」
リサ「そういう飛鳥くんこそ」
飛鳥「私はそうですね…。暫くこの平和な時間を堪能してたいので」
飛鳥が正面を向くと、リサたちは苦笑いしていた。
リサ「本当にお疲れ様」
麻弥「ゆっくり休んでください」
飛鳥「あ、はい。ありがとうございます…」
リサと麻弥からねぎらいの言葉をかけられて、飛鳥が苦笑いした。
モカ「これが性別逆だと、女子の嫉妬凄そうだよね~」
飛鳥「凄いよ」
千聖「どうしてそう言えるの?」
飛鳥「私の年上の友人にそういう方がいましてね。彼女は学校一のイケメンと仲が良かったので…」
「あー…」
飛鳥の言葉にリサたちが反応した。
飛鳥「嫉妬するのは悪い事じゃないですけど、人に迷惑かけないでほしいですね」
リサ「ご、ごもっとも…」
説得力がありすぎてリサは何も言えなかった。
「おーい!! 飛鳥くーん!! みんなー!!」
香澄たちがやってきた。
香澄「一緒に遊ぼうよ!!」
あこ「そーだよ!」
日菜「るんってするよ!」
こころ「楽しいわよ!」
ひまり「ずっとそこにいるじゃん!!」
飛鳥「そうですね…」
飛鳥がそういうと、どこからか悲鳴が発生した。
「!!?」
「一丈字てめぇええええええええええええ!!!」
「誰に断ってハーレム作っとんじゃああああああああああああああ!!!」
「オレもそこに入れろぉおおおおおおおおおお!!!」
バンドリ学園の男子生徒たちもそこにいた。それに加え、
「お前パスパレに手を出したら殺す!!」
「どんな手を使った!!!」
「新参者のくせに!!」
パスパレのファンも発狂して、飛鳥が困惑した。
飛鳥「…やっぱりこうなるのね」
モカ「まあ、お約束なものだからね~」
千聖「言わせておけばいいのよ」
飛鳥「ネットである事ない事書かれますよ?」
千聖「大丈夫よ」
千聖が飛鳥の顔ををじっと見ると、飛鳥は察した。
飛鳥(あぁ…そういやそうだったな…。あの人がいるもんな…)
飛鳥の脳裏には師匠の古堂和哉が思い浮かんだ。
千聖「さ、遊んでらっしゃい」
飛鳥「あ、はい…」
日菜「さあさあ!」
飛鳥「!!」
日菜が飛鳥の手を引っ張ると、また発狂した。
「ああああああああああああああああああああああ!!!!」
「夢なら醒めてくれぇえええええええええええええ!!!」
「日菜ちゃんの手をぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
パスパレのファンや男子生徒たちがもだえ苦しんでいた。
リサ「ア、アイドルって大変だね…」
千聖「そうなのよ…」
リサと千聖はドン引きしていた。
麻弥「それもそうですけど、一丈字さんが毎回相手をしているんですよね…」
モカ「なんかアイスでも奢ってあげましょ~」
この後、飛鳥は普通に遊んだ。紗夜とペアを組んでこころ、香澄ペアとビーチバレーをして勝利した。
日菜「おねーちゃんが凄く嬉しそう!!!」
紗夜「そ、そんな事ないわよ!!//////」
おしまい