全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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第293話「一丈字飛鳥に明日はない」

 

 

 一丈字飛鳥です。

 

「りみちゃん!! チョココロネなんかよりも、オレのチ〇ココロネぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

りみ「……!!」

 

 なんという事でしょう。私の目の前には牛込さんと全裸の男がいて、男は股間のブツを牛込さんに見せつけてました。で、牛込さんはチョココロネを丁度食べてる最中でした。

 

 そしてなんかもうヤバイワードが出そうだったので、超能力を使ってぶっ飛ばしました。誰も見てないし、セーフだよね。

 

りみ「……!?」

 

 牛込さんは何が起きたか理解できてなかったようでしたが、私は構わず超能力で牛込さんの記憶を消しました。目の前で卑猥なワードを叫ばれた記憶なんてないほうがいいよね。

 

 もう夜も危ないし、私は牛込さんに声をかけることにしました。牛込さんはもうチョココロネを食べ終わっていた。

 

飛鳥「牛込さん」

りみ「あ、一丈字くん…」

飛鳥「ここで買い食いですか?」

りみ「え、えっと…。おうちに帰って食べようと思ったんだけど、我慢できなくて…」

飛鳥「そうですか。最近この辺に不審者が出てるみたいなので…」

「りみちゃぁん!!?」

 

 全裸の男が懲りずに出てきた。あれぇ? さっき思いっきりぶっ飛ばしたんだけどな。まあ、全裸の男が現れて男のブツを見たので、牛込さんは顔を真っ赤にして両手を覆っていて、私はスマホを取り出しました。自分でも自覚があるくらい無表情でした。

 

飛鳥「これ以上近づくと警察呼びますよ」

「それでオレが怯むと思ってるのか!!」

飛鳥「怯んでください。はい、呼びました。できれば婦人警官を1名連れてきてください」

「なら、通報されるまでの間、オレの×××を見て赤面しているりみちゃんのリアクションを楽しむまでだァ!!」

 

 男のリアクションを見て、飛鳥は石化した。久々のバンドリでこんなにも狂った話を書いて、ブシロードに怒られないか不安だった。

 

飛鳥(二次創作だからって、色々と甘えてたらいけないんだよなぁ)

 

 そう思いながらも飛鳥は振り返った。

 

飛鳥「牛込さん。私の傍を離れないでください」

りみ「ひゃ、ひゃい…//////」

「あぁ…りみちゃんがオレの裸を見て赤面している…」

飛鳥「あのー。なんで牛込さんに対して裸を?」

「正直若い女の子だったら誰でもよかった」

飛鳥「きっつい言葉をかけられるかもしれなかったんですよ?」

「寧ろご褒美!!! 呆れた目で×××小さいとか、赤ちゃんみたいな×××××とか、そんな体を自分より年下の女の子の見られて恥ずかしくないのとか?」

飛鳥「ああ、本当に黄色い救急車があればよかったのになぁ」

 

 りみは必死に耳をふさいでいて、飛鳥が超能力を使って聞こえないようにしていた。

 

 そして暫くして警察官がやってきて、男を取り押さえた。

 

「なんでこんなマネを!! 仕事は何をしてるんだ!!」

「無職!!」

「家族に申し訳ないと思わないのか!!」

「両親も兄弟も元嫁も子供も皆エリート!! オレの逮捕で壊れちまえばいいのさ!!」

飛鳥(あぁ…人間失うものがないと、本当に何するかわからないもんなんだなぁ…)

 

 飛鳥はりみをガードしながら、そう思っていた。

 

「大丈夫かね君たち!!」

飛鳥「ええ。彼女を家まで送ってやってください。できれば婦人警官の方で」

「わ、分かった…」

「さあ、行きましょう!」

 

 若い婦人警官がやってきて、りみをパトカーで家まで送ろうとすると、りみが飛鳥を見た。

 

りみ「あ、一丈字くん…」

飛鳥「あとは私が何とかしておきます。終わったらメールしますから」

 

 そう言って飛鳥はりみを家に帰らせた。

 

飛鳥「さて、行きましょうか」

「あ、ああ…」

 

 そして飛鳥は状況説明の為、警察署で事情聴取を受けていた。

 

飛鳥(これで何回目だろう…)

 

*******************************

 

 そしてすぐさま学校で噂になった。

 

「お、おい…。聞いたか…?」

「不審者がりみちゃんに×××を…」

「な、なんて破廉恥な!!」

「オレも見られてぇ…」

「え?」

 

 そして1年3組の教室はというと…。

 

「一丈字くん。大変だったね…」

飛鳥「もう慣れましたよ」

 

 クラスメイト達に囲まれて、飛鳥は静かに苦笑いしたが、もう本当に遭ってほしくないと考えていた。もしも見せていた相手がこころだったら、凄く大変な事になっていたと思っていた。

 

飛鳥「とにかくもう無事だったので、何も言わないでください…」

「う、うん…」

 

 その時だった。

 

「一丈字くん」

飛鳥「!?」

 

 声をかけられたので、飛鳥が横を向くと、一人の女子生徒がいた。りみの姉である牛込ゆりである。

 

飛鳥「牛込先輩!」

ゆり「ちょっといいかしら」

 

 そう言ってゆりは飛鳥をカフェテリアに連れ出した。

 

ゆり「先日は妹を助けてくれてありがとう」

飛鳥「いえ…。それよりも、りみさんは…」

ゆり「大丈夫よ。ちょっとショックを受けてたみたいだけど、元気そうにしてるわ」

飛鳥「そうですか…」

 

 ゆりの言葉を聞いて、飛鳥が苦笑いした。

 

ゆり「にしても…犯人が結構狂ってるわね」

飛鳥「そーなんですよ…」

 

 ゆりの言葉に飛鳥はめちゃくちゃ肩を落とした。

 

飛鳥「もしかしたら他にもいるかもしれないので、気を付けた方が…」

「気を付けた方がいいのはお前だ。疫病神」

「!?」

 

 飛鳥とゆりが振り向くと、そこには男子生徒たちがいた。

 

「お前がいるから、りみちゃん達が変質者に襲われるんじゃないのか?」

「そうだ。それで結局お前がヒーローになるって魂胆だろ」

飛鳥「ハァ…」

ゆり「…一丈字くん、大丈夫よ。私やグリグリや3年女子はあなたの味方だから」

 

 男子生徒たちの嫌味についに飛鳥は頭を抱えてため息をついた。それをゆりが慰めている。

 

「なに慰めて貰ってんだよ!!」

「3年にまで手を出しやがって!!」

「女がいないと何にも出来ねーんだなオマエ!!」

「そんなにつらいならオレに代われよ。オレだったら…」

 

 その時、ゆりが男子生徒たちを見つめた。

 

ゆり「あなた達は見せる側でしょ?」

 

 ゆりの言葉に皆が固まった。飛鳥もぎょっとしながらゆりを見つめていた。

 

ゆり「家族を助けてくれた子にそんな事言う人に、女性がなびくわけないでしょ? 精々×××××を丸出しにして、女性に振り向いてもらえるように頑張りなさい」

飛鳥「あの、牛込先輩! そういう事言ったら…」

 

 ゆりの言葉にほとんどの男子が何も言えない状態だったが、約一名興奮して股間を押さえていた。しかも体のくねらせ方が気色悪い。

 

ゆり「!?」

飛鳥「…ああいう手の人間に女性の罵声は逆効果なんですよ。かえって元気に…」

 

 飛鳥がゆりの前に出た。

 

飛鳥「私が時間を稼ぎます。ここを離れてください」

ゆり「え? え?」

飛鳥「もしあなたの身に何かあったら、りみさんに合わせる顔がございません。早く行ってください!!」

「ゆりちゃあああああああああああん!!!」

飛鳥「……!!」

 

 男子生徒がゆりに向かってルパンダイブをしたが、飛鳥が受け止めてそのままあて身投げをした。

 

飛鳥「このように頭のおかしい奴がいたら、戦おうとしないでその場を離れ、警察に通報してください。本当にこういう奴ほど何考えてるかわからないので怖いですよ」

ゆり「は、はい…」

 

 

おしまい

 

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