後日、女子生徒がすぐにやってきました。
「一丈字くん。私と勝負しなさい」
飛鳥「いいですよ」
「!?」
飛鳥がスッと立ち上がると、クラスメイト達が驚いた。
「やっと勝負する気になったのね」
飛鳥「ええ。気が変わりました。そこまで言うのであればやりましょう」
飛鳥がにっこり笑っていたが、目が笑っておらず女子生徒が困惑した。
「ど、どうしたの…?」
飛鳥「どうもしませんよ。やっぱりやめますか?」
「や、やめない!!」
そんなこんなで飛鳥と女子生徒が試合をすることになり、ギャラリーも集まったが。
「!!」
飛鳥「……」
女子生徒が攻撃を仕掛けるが、飛鳥には全く通用せず普通に防いでいた。
「え…ちょ…」
見学に来ていたリサ達も普通に驚きを隠せなかった。
「さっきから全然攻撃しないのはどうして!?」
飛鳥「……」
飛鳥は言葉を一切放つことなく、女子生徒の攻撃をかわした。
「防戦ばかりしても勝てないわよ!!」
そう言って女子生徒は攻撃を繰り出すが、飛鳥は全く答えていなかった。
飛鳥(…確かに言うだけの事はあるけど、それでもねぇ)
能力者として訓練を受けている飛鳥にとっては全く相手にならなかった。
そしてそんな事が続いて、女子生徒は遂にバテた。
「ハァ…ハァ…」
飛鳥「……」
それでいて飛鳥は涼しい顔をしていた。
「そ、そんな…」
「全く歯が立たないなんて…」
「一丈字の奴、こんなに喧嘩が強かったのか…?」
いつも飛鳥に対して文句を言っている男子生徒達ですら、恐れおののいていた。
有咲「い、一丈字の奴、こんなに強かったなんて…!」
はぐみ「かっこいー!!」
という言葉が聞こえて、飛鳥はまずいと判断した。というのも、好感度が上がってしまうと、色々面倒なことになるからだった。
「ど、どうして…」
女子生徒が飛鳥の方を見た。
「どうして一切攻撃をしてこな…」
女子生徒が飛鳥に対して文句を言おうとしたその時、飛鳥が『後掃腿』で女子生徒を転倒させた。
「!」
そしてしっかり女子生徒の両足を左腕でガッチリ締めて、身動きが取れないようにした。
飛鳥「それはすぐにわかりますよ」
「!」
次の瞬間、飛鳥は右手で女子生徒の左足裏をくすぐった。
「っ!! あははははははははははははははははははははは!!」
女子生徒はくすぐりに堪えられずに大笑いしたが、飛鳥は無表情だった。その様子に有咲と美咲は唖然としていた。
「きゃははははははは!! や、やめて!! 私くすぐりは弱いのぉ!! あはははははははははは!!!」
何という事だろう。女子生徒はくすぐりが大の苦手だった。見ていたギャラリーは唖然としていた。
飛鳥「○○さん」
「な、なに?」
飛鳥「恐らくこの戦いが終われば、私は女子生徒達から嫌われ、男子生徒達から嘲笑される事でしょう。ですがもう後悔はしません」
「!」
飛鳥「冥土の土産にあなたを徹底的にしばきますわ」
そう言って右足裏をくすぐり始めた。
「あっははははははははは!! 私! 私右はもっとダメなのぉ!!!」
飛鳥「そうですか」
女子生徒の顔面は完全に崩壊して、口は大きく開き、目からは大量の涙があふれていた。
飛鳥「それはそうと○○さん。今あなたが大笑いしているのを皆さんが見てますよ」
「あははははははは!!! あ、ああっ!! は、恥ずかしい! み、見ないでぇ…///// あっはははははははは!!!」
大勢の生徒に自分の醜態を見られて恥ずかしがっていたが、それでもくすぐりに対する笑いが止まらなかった。
飛鳥「恥ずかしくないのですか?」
「は、恥ずかしくなんか…いひっ…」
飛鳥「どんどん可愛いらしい顔になってますよ」
「いやああああああ!!! 見ないでぇええええええええええ…ガッハハハハハハハハ!!!!!!!!」
男子生徒たちはくすぐりにやられている女子生徒を見て…性的に興奮していた。
美咲「最低!!」
有咲「い、一丈字!! もうやめてやれ!!」
飛鳥「はい」
飛鳥はあっさりやめると、女子生徒は息を切らしていた呼吸を整えようとしていたが、顔はすっかり蕩けており、足を思い切り開いていた。
「あああああああん!! もう無理っ!!」
「胴着姿でそんな顔と格好をされたら!!」
男子生徒たちは興奮が抑えきれなかったが、飛鳥が近づけないように細工だけして、男子生徒たちもまた醜態をさらし続け、女子生徒からの信頼をほぼゼロにした。
そして飛鳥は立って女子生徒を見下ろす。
飛鳥「恐らく私は今日で最後になるでしょう」
有咲「ならないからな?」
美咲「次回からもよろしくお願いします」
飛鳥「あ、大丈夫ですよ。原作をベースに市ヶ谷さんは可愛い可愛いって愛されまくるお話…」
有咲「猶更だよ!!//////」
美咲「ち、ちなみにあたしは?」
飛鳥「奥沢さんは…おそらく私とほぼ同じ道です」
美咲「何この格差!! それだったらあたしも…」
皆が美咲を見つめた。
飛鳥「…ですよね」
美咲「一丈字くん?」
飛鳥「まあ、そういう訳なので、私の事は忘れてください」
女子生徒に対してそう言い、飛鳥は超能力を仕込み、逃げるように去っていった。
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で、どうなったかというとこうなりました。
「次っ!!」
「ああん!!」
空手部には大量の男子生徒たちが入部してきたのだが、男子生徒たちはドMがすごかったので、女子生徒のサンドバッグになったとかならなかったとか。
(なんだかよく分からないけど、倒したい相手が近くにいるような…!!)
空手部の道場を近くで飛鳥、有咲、美咲が見つめていた。
飛鳥「何とかなったと信じたい」
有咲「一丈字。とにかく次回もお前が座長な」
美咲「こころの事は本当に申し訳ないと思ってるから、頑張って頂戴」
飛鳥「はい」
おしまい