ある日の事、とある一室に美咲、有咲、飛鳥の3人がいた。
有咲「あの、奥沢さん…」
美咲「うぇえええーーーーーーーーーーーーん!!! もうハロハピなんてやってられっかよーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
美咲が号泣していた。というのも先日弦巻家で瞬間移動できる装置が開発されたので、ハロハピメンバーで見に行き、こころ達も試そうとして5人で装置の中に入ろうとしたが、一番後ろにいたはぐみが急かして皆がバランスを崩した状態で装置が起動して体が入れ替わってしまったのだ。
そこまでなら良かったのだが、案の定こころ達がやりたい放題やったのだ…。
飛鳥「サンバ踊ってましたね…」
美咲「しかもこころ、アタシの体でしたのよ!! もう恥ずかしくて外歩けないわよ~~~~~~~~!!!!!!!!」
美咲がそう叫んで号泣した。
ちなみにこころと美咲が入れ替わり、他の3人は下記のように入れ替わった。
<精神> → <肉体>
薫 → 花音
はぐみ → 薫
花音 → はぐみ
美咲「どうしてよりによってこころなのよ~~~~~~~!!!!」
有咲「奥沢さん…アタシも物凄く分かる…!! なんでか知らないけど、あたしも香澄にやりたい放題されて…」
有咲も大粒の涙を流されていた。というのもポピパも色々あってメンバー全員の体が入れ替わってしまったのだが、
<精神> → <肉体>
香澄 → 有咲
有咲 → りみ
りみ → 沙綾
沙綾 → たえ
たえ → 香澄
有咲「完全に悪意しかないんですけど」
美咲「そうね。完全に脚本が悪いわよね…」
飛鳥「……」
どんどんあらぶっていく有咲と美咲を飛鳥はただ黙って見つめる事しかできなかった。
有咲「まあそういう訳だ一丈字。これでわかっただろう」
飛鳥「え、何がですか?」
飛鳥がそうやってわざとボケると…。
有咲「お前今までの話聞いてなかったんかぁ!!?」
美咲「もう本家だけでお腹いっぱいなの!! お願いだから引き続きお願いって事ぉ!!」
有咲「この際もう打ち切りでもいい!!」
有咲と美咲はとにかく自分たちの負担を避けたかった。まあ、飛鳥も先日心が折れてしまったので、理解はできなくはないが…。
飛鳥「心が折れると本当にやる気が起こらなくなるもんなんですね…」
有咲「いや、お前の心はまだ折れちゃあいない!」
飛鳥「それは市ヶ谷さ」
有咲「あーあー!! 何も聞こえなーい!!」
飛鳥の言葉を有咲が耳をふさいで叫んだ。
飛鳥「市ケ谷さん。それやると余計に…」
美咲「だったらどうしたらいいのよ~!! こころに仕返ししようにもあの子、前向きにとらえるから動じないしぃ!!」
飛鳥「まあ、弦巻さんの事は一旦置いといて、問題はここからですよ…」
飛鳥の言葉に有咲と美咲が困惑し、美咲は絶望した。
飛鳥「体が入れ替わった状態でサンバカーニバルに参加したもんだから…」
美咲「そうね。あたしと花音さんと薫先輩に対してのセクハラが…あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
美咲が頭を抱えて発狂した。飛鳥はその叫びを何とも言えない顔で聞くしかなかった。ただでさえ花音は男子からのセクハラ被害が激しく、今回の件で悪化してしまったのだ。
美咲「テニス部や家族からも変な目で見られるし、もういやあああああああああああああああああああああ!!」
有咲「奥沢さん! その気持ちすっごい分かるよ!! 辛いよな! 辛いよなぁ!!」
美咲の叫びに有咲も同調した。
美咲「…そうだ。もういい」
飛鳥・有咲「え?」
美咲「こうなったらもうとことんやろう」
美咲は自暴自棄になり、電話をかけた。
美咲「あ、もしもしこころ? ちょっと楽しい事考えたんだけどさー」
飛鳥(奥沢さんが壊れたぁああああああああああああ!!!)
美咲の目のハイライトが消え、笑いながらこころに話しかけると飛鳥は心の中で叫んだ。有咲も美咲が何かにとりつかれたんじゃないかと震えていた。
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そんなこんなでハロハピはサンバ姿でライブをすることになりました。
有咲「なんやて!!?」
サンバ大会で見た薫たちのサンバ姿をまた見れる事に興奮する生徒達や、当時は参加しなかったこころやはぐみのサンバ姿も見れると興奮する生徒達もいたが、そのライブは女性限定だった。
「男性軽視だー!!」
「こんなのハロハピらしくないぞー!!」
「オレ達にも見せろー!!!」
「オレもサンバ姿になるから見せて!!」
とまあ、こんな感じで盛り上がったことは盛り上がったのだが…。
そして打ち合わせも行われた。結果的に飛鳥と有咲も参加することになったのだが…。
美咲「これがこころと薫先輩とはぐみの衣装ね」
薫・はぐみ「えっ…/////」
こころとはぐみと薫の衣装はサンバ大会で来ていたものよりも露出度が高く、ちょっと尻が見えそうなくらいきわどかった。
薫「み、美咲? これはちょっと露出度が高い気が…」
美咲「そんな事ありませんよー。それに、薫先輩なら着こなせます」
はぐみ「は、はぐみちょっと恥ずかしい…////」
美咲「大丈夫大丈夫。薫先輩の姿であんな立派に踊れたんだから」
美咲は笑いながらそう説得したが、ずっと目が笑ってなくて飛鳥と有咲が汗を流しながら視線をそらし、花音は2人の様子を見て何かを察した。
こころ「それにしても美咲の方から声をかけてくれるなんてとっても嬉しいわ! この衣装も中々可愛いわね!」
美咲「たまにはこういうのいいんじゃないかなって。ふふふふふ…」
こころも若干きわどい衣装だったが、こころは特に恥ずかしがることなく普通に喜んでいた。
有咲(弦巻さん強すぎるだろ…)
飛鳥(ていうか、オレ体入れ替えられたら、間違いなく人生終わるだろうなぁ…)
飛鳥は自分がそうなったときの事を考えて絶望していた。
つづく
有咲「続くの!!?」
つづきます