『それでは5問目』
と、次の問題に移った。
『この中で、正しい羽沢つぐみを選んでください』
モニターに4つの羽沢つぐみが表示されたが、1つ目はいつもの羽沢つぐみ、2つ目はガルパピコ(第1期)でキャラ変更の為にロック調になったつぐみ、3つ目はキャラ変更の為にアイドル調になったつぐみ、4つ目はヘビメタ調になったつぐみだった。
つぐみ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛///////////」
つぐみは別世界の自分の黒歴史を掘り起こされて顔を真っ赤にしてもだえ苦しんだ。
友希那「全員羽沢さんね」
正解の音が鳴った。
ひまり「えっ!? つぐヘビメタ調もやってみたの!?」
つぐみ「…だってぇ////」
モカ「なんだか良く分かんないけど、つぐのコスプレシリーズが出来そうだねー」
つぐみ「勘弁してください~!!!」
そんなこんなでクイズは続いていったが…。
「なぞなぞです。ハロー、ハッピーワールド! でいつも違う楽器の事ばかり考えている人がいます。それは誰でしょう?」
ハロハピに関するなぞなぞが出てきて、皆が困惑した。
こころ「誰かしら?」
はぐみ「誰だろうね」
当事者であるこころ達も考えた。
飛鳥「あ、分かった」
聞こえてた飛鳥がたどり着いた。
日菜「あたし分かっちゃったー!」
幽霊「えー。一丈字くんと氷川日菜さんが分かった模様です」
紗夜「どうして外の様子も分かるの…って、日菜と一丈字くんが!?」
あこ「え!? 誰なの!?」
幽霊「まあこれまで待ってても仕方ないから、一丈字くん。代わりにこたえてあげなさい」
飛鳥「答えは松原先輩です」
日菜「答えは花音ちゃんだよ!」
飛鳥と日菜がそれぞれの場所で回答した。
花音「わ、私…?」
こころ「どうして花音なのかしら?」
日菜「花音ちゃんはドラムなのに「ふえ」って言ってるから」
花音「ふ、ふぇえええ!!?」
美咲「あ、確かに…」
日菜が解説したと同時に飛鳥もあこ達に説明した。
飛鳥「…という訳ですね」
あこ「すごーい!」
幽霊「だけどカウントされないわよ」
飛鳥「ありゃ…」
そしてまた次の問題では…。香澄、沙綾、麻弥、彩の4人の共通点を上げよという問題では…。
あこ「うーん。香澄以外の3人は最後に「や」が付くんだけどなー…」
と、考えると飛鳥と日菜が分かった。
飛鳥「あ、分かった」
日菜「分かっちゃった!」
幽霊「時間切れね。代わりにこたえて頂戴」
飛鳥「全員名字に…」
日菜「『やま』がつく!」
とやまかすみ
やまぶきさあや
まるやまあや
やまとまや
沙綾「あっ! 言われてみれば…」
麻弥「ジブン…ひっかけだったんですね。何かすみません…」
とまあ、こんな感じで進めていった結果…。
幽霊「時間切れね。15問中5問正解でミッション失敗よ…」
「あああああああああ!!」
そして飛鳥とモカがいるエレベーターは赤いブザーがなった。
幽霊「さて、言い残したことはあるかしら?」
飛鳥「皆さん。本当にお疲れさまでした」
モカ「もうちょっと遊んできまーす」
こうして飛鳥とモカは閉ざされ、下におろされていった。
「モカぁあああああああああああああああああああ!!」
「一丈字くぅううううううううううううううううううん!!!」
幽霊「さて、ミッション失敗だけど、これで6階のミッションは終わりよ。あなた達は反対側のエレベーターに乗りなさい。じゃあね…」
そう言ってモニターが消えると、飛鳥達とは反対側のエレベータが開かれた。
ひまり「どうしよう…。後でモカと飛鳥くんに謝らなきゃ…」
巴「……」
皆がばつが悪そうにエレベータに乗った。9人が乗るには結構余裕があった。
友希那「一丈字くんと青葉さんなら大丈夫よ」
紗夜「湊さん…」
友希那「私たちは私たちの出来ることをやりましょう」
友希那がそう言った次の瞬間、エレベータが閉まった。9人は今頃自分たちの分まで頑張っているであろうと飛鳥とモカの事を考えていたが、途中でエレベータが丁度地上の所で止まったと同時に、外には飛鳥とモカがいた。
「は…?」
まさかの光景に皆目が点になり、リサが真っ先に身を乗り出した。
『あなた達は何か勘違いをしているわね』
さっきの幽霊の声がエレベーターのスピーカーから聞こえ、蘭や巴が悲鳴を上げた。
友希那「何を勘違いしてるって?」
「あなた達がミッション失敗したのよ。だったら罰を受けるべきはあなた達じゃないかしら」
リサ「は? そんなん聞いてない…」
リサが涙目でそう言うと、
幽霊「まあ、あの2人はあまり怖がってなくて面白くなかったから追い出したのだけど」
リサ「あっち行けばよかったあああああああああああああああ」
リサが泣き崩れた。
幽霊「さて、あなた達にはこれから地下4階まで行ってもらって…私たちとまだまだ遊びましょ?」
蘭「もう無理! 無理無理無理ぃ!!」
幽霊「無理じゃないの。やるの。さてお二人さん、何か言いたい事はあるかしら?」
「!?」
幽霊の言葉に友希那達は飛鳥とモカを見つめると、飛鳥は気まずそうに首を横に振ると、モカはいつくしむ表情で、ファイト! と応援していた。
リサ「ふざけんなぁ~~~~~~~~!!!!!!」
リサはたまらず大声を出したが、地下4階にそのまま連れていかれたとさ。
*****
そしてなんやかんやでリサ達は出てこれたが…。
リサ「飛鳥くんとモカ、どこ?」
リサ達が半ギレだった。
たえ「エンディングライブをするので、その準備に行きました」
あこ「またライブをしてくれるの!?」
蘭「ライブはいいから説教したいんだけど…」
ひまり「え? モカも?」
そして飛鳥達がステージに立った。飛鳥は相変わらずボーカルだったが、モカもギターをしていた。
飛鳥「えー…皆さん。本当にお疲れさまでした」
リサ「お疲れさまでしたじゃないよもー!!!」
蘭「やっぱりアンタ知ってたんじゃん!!」
ひまり「ていうかモカも知ってたの!?」
モカ「ううん。飛鳥くん一人だけだと可哀そうかなーと思ってついてきたら、外出れちゃった」
リサ「本当にそっち行けば良かった」
飛鳥「えー。追加の地下ミッションも含め、本当にお疲れさまでした。そんな皆さんの健闘を称え、一曲歌わせていただきます」
蘭「いや、そんなのいいから説教…」
飛鳥「曲は河村隆一『I love you』」
蘭「話を聞けー!!!!」
蘭が怒鳴るが、無情にも曲が始まった。仕方ないので皆ライブを聞くことにしたが、前回と同様モニターには黒服たちがまとめたスタッフロールが流れ、枠内におばけタワーでの飛鳥達の行動が映し出されていた。
そして飛鳥が1番のサビを歌うと、参加者の涙腺が緩んだ。
ひまり「あ、ヤバい。泣きそう…」
蘭「泣いちゃダメ…。泣いたら一丈字の思惑通りになるから…」
ひまりが泣きそうになると蘭が制したが、蘭も涙腺が緩み始めた。
あこ「なんかあこ達。偉業を成し遂げた勇者みたい…」
燐子「ホントそれだよね…」
燐子とあこは既に号泣していた。
友希那「一丈字くんの歌声とこの曲が一つになっていて、この感動を生み出しているのね…」
紗夜「……」
友希那「歌唱力もそうだけど、とても味があるの」
紗夜「そうですね…」
そして終盤に差し掛かると、友希那以外の全員が感涙していた。お化け屋敷から解放された安心感と、飛鳥の歌声、そして何よりも曲がエンディングにとてもふさわしかったからだ。
リサ「あーあ!! もうズルいなぁー!!!」
蘭「ホントそれですよね…」
そして曲が終わると、大歓声が起きた。
飛鳥「えー。また次回もダシマ式バンドリをよろしくお願いします!」
モカ「サンキュー!!」
おしまい