全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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第472話「ポピパとおしゃべり!」

 

 

 ある日の事、Poppin‘Partyと昼食を取っていた飛鳥。勿論ヤラカシ軍団にすっごい睨まれていた。

 

香澄「そういえば飛鳥くんがこの学校に来た理由って何?」

飛鳥「え?」

有咲「いやお前…。一丈字は転校生だろ?」

 

 香澄が飛鳥にバンドリ学園に転入した理由を聞いたが、有咲が入学した理由のノリで聞くなと言わんばかりに突っ込んだ。

 

飛鳥「そうですね…。家から近かったからですかね」

沙綾「やっぱりそういう子いるんだね~」

飛鳥「皆さんは何か理由はありますか?」

香澄「楽しそうだったから!」

飛鳥「え」

 

 香澄の単純な理由に飛鳥が困惑すると、有咲が呆れたように額に手を当てた。

 

沙綾「制服が好きって言ってなかった?」

香澄「あ、それもあるよ! 文化祭にも来た事があるんだけど、いいな~って」

飛鳥「女の子が制服で決めるって言うのはよく聞きますね…」

香澄「そういえば飛鳥くんって今はブレザーだけど、中学って制服どうだったの?」

飛鳥「学ランですね。漫画でよくあるあの黒い奴です」

香澄「写真ある!?」

飛鳥「写真は…ちょっと待ってくださいね」

 

 そう言って飛鳥がスマホを操作して写真を操作した。ちなみに授業中使わなければスマホの使用はOKである。

 

飛鳥「こちらですね。入学したころなんですけど…」

香澄「おおー! すっごーい!!」

 

 と、香澄だけじゃなくて有咲たちも写真を見ていた。

 

有咲「…一丈字」

飛鳥「どうかしました?」

有咲「失礼な事を聞いてゴメンだけどさ。この時の一丈字って背が低かったのか?」

飛鳥「そうですね。入学したころは150cm程だったんですよ。もしかしてこの隣の女子が私より背が高かったから聞いたのですか?」

有咲「いや、男子より背が高い女子ってあんまいないからさ…」

飛鳥「そうですねー。この子は林日向って言って、当時は彼女の方が背が高かったです。今は私の方が高いですけど」

たえ「どれくらい伸びたの?」

飛鳥「20cmですね」

「20㎝!」

 

 20cmも伸びた事にポピパメンバーは驚いていた。

 

沙綾「男の子って背が高くなりやすくなるって聞いたけど…。じゃあ純もこうなるのかな…」

飛鳥「可能性はありますね」

香澄「えー。じゅんじゅんが大きくなったらどんな感じになるんだろうなー」

有咲「背が低いのも可愛らしくていいよな」

飛鳥「……」

 

 有咲の顔を見て飛鳥は困惑していた。

 

有咲「な、何だよ…」

飛鳥「…いや、市ヶ谷さんのそういう態度あんまり見た事ないもので」

たえ「純には割と態度でかいよ?」

香澄「かわいい弟みたいなもんだからねー」

 

 それを見てヤラカシ達が発狂した。

 

「オレもじゅんじゅんみたいになりたい~!!!」

「さーやちゃーん! オレ達も弟みたいに可愛がって~!」

「もしくは全員可!!」

「あと一丈字はいい加減どっか行け!!」

 

 と、騒いでいて飛鳥とポピパは困惑していた。

 

飛鳥「…如何ですか?」

有咲「ぜってーやだ!!!」

沙綾「あいつらはお姉ちゃんに対して一体どういうイメージ抱いてるんだろ…」

香澄「どうなの?」

飛鳥「…そうですね」

 

 香澄の問いに飛鳥は少々気まずそうにしていた。

 

有咲「何だよ。言えよ」

飛鳥「…そうですね。この写真のこの男子が姉がいるんですが、ケンカばっかりしてますね」

沙綾「うちもそうだよ。とにかくやんちゃで生意気なの」

飛鳥「恐らくですが、山吹さんと純くん姉弟と、私の友達姉弟は同じタイプですね…」

香澄「私も弟がいたらそんな感じになってたのかなぁ…」

りみ「うーん…。私もお姉ちゃんがいるけど、さーやちゃん所と同じタイプかなぁ…」

有咲「香澄の場合は弟を可愛がり過ぎて、ウザがられてそう」

たえ「有咲もじゃない?」

有咲「そんな事ねーから!!!」

香澄「いや、有咲もあり得るよ。盆栽メチャクチャかわいがってたもん。親ばかみたいに」

有咲「親ばかじゃねー!!!//////」

 

 と、ポピパメンバーが和気藹々としていた。

 

香澄「そういう意味で言ったらおたえは…」

有咲「おたえはマジでわからん」

たえ「どうして?」

 

 天然ボケでうさぎが大好きで20羽も買ってるたえにもし弟がいたら…と考えてみるが、イメージがわかなかった。

 

有咲「いや、だってさぁ…」

飛鳥「何というか普通というイメージがありますね」

たえ「普通って?」

飛鳥「ケンカはあまりしなさそうですよね」

有咲「まあ、それはあるな。あ、おたえの天然ぶりに振り回されたりして」

たえ「有咲も結構振り回してそう…」

有咲「あ? 喧嘩なら買うぞ?」

 

 たえの発言に有咲がツッコミを入れながらキレた。

 

沙綾「まあまあ落ち着いて」

香澄「じゃあ折角だからちょっと飛鳥くん。私の弟やってみて!」

飛鳥「無茶ぶりえぐくないですか?」

 

 飛鳥の発言にヤラカシ達が吠えた。

 

「僕が弟になるよ香澄ちゃん!」

「香澄おね~ちゃ~ん♡♡♡」

「わんわんわんっ!!」

 

 とまあ、男子たちの変態ぶりが惜しむことなく発揮された。

 

有咲「だーっ!! お前らはひっこめ―!!」

たえ「大人しくしないと私が飛鳥くんを膝枕させるよ」

 

 たえの言葉にヤラカシ達はスン…と大人しくなった。

 

飛鳥「…花園さん」

たえ「大人しくなった」

飛鳥「あの、良かったんですか…? そんな事言って…」

たえ「いいよ」

香澄「じゃあ私膝枕してあげるね! ほら、おいで♡」

 

 本当にやる流れになって飛鳥は絶体絶命になった。

 

飛鳥「…妹さんが嫉妬しませんかね」

香澄「だいじょーぶ! あっちゃんにも後でやってあげるから! ほら!」

飛鳥「そう言って本当にやろうとすると何かが起こりそうですが、本当に大丈夫なんですかね?」

有咲「いいからさっさとやれ!!」

飛鳥「分かりました。市ヶ谷さん、あとは頼みました!」

有咲「やめろォオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

 こうして飛鳥は香澄に膝枕された。同級生の女子が好意的に膝枕しようとしてくれて、本当にしても尚嫌な顔をしない。一丈字飛鳥は男として大勝利を掴んだのだった!

 

飛鳥「えー。次回は恐らくですが市ヶ谷さ」

有咲「次回も頑張れ~!!!!!!!」

 

 そしてヤラカシ共が発狂した。

 

「じゃあ僕おたえちゃん!!」

「りみり~ん!!」

「さーや~!!」

「有咲はオレだ!!」

「いや、オレが膝枕して貰うんだ!!」

「オレオレオレオレ!!!」

「オレ! オレ! オレオレオレオレオレ…」

 

 

おしまい

 

 

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