全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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第95話「それでも譲れないものがある」

 

 

 オレは面倒な事が大嫌いだ。平凡がいい。だから、厄介ごとはオレに持ってくるな…。

 

 それなのに…どうしてだ…。

 

麻弥「飛鳥さん! その…今度一緒に機材見に行きませんか?//////」

花音「あ、あの。飛鳥くん。今度また一緒に水族館…行こうね…/////」

あこ「センパーイ。一緒にゲームしましょうよー」

つぐみ「あ、あの。飛鳥くん…//////」

飛鳥「……」

 

「いや、おかしいだろぉおおおおおおおおお!!!!!」

 

 と、悪徳オリ主、織主次郎が叫んだ。ここはバンドリ学園の食堂であり、生徒達が皆次郎を見ていた。

 

次郎「いや、ここはどう考えてもオレがハーレム作って、一丈字が悔しがる所だろ!! またこのパターンかよってあの人言うぞ!! もう飽きたって言われただろ!!!」

あこ「えー。そんな事言われても」

 

 次郎の言いがかりにあこが嫌そうにしていた。

 

あこ「えーと…なんて言うんだっけ…。あんたよりかはマシだって言う奴」

花音「…百歩?」

あこ「そうそれ! 百歩譲ってセンパイじゃなくても、あんたはない!!」

次郎「な、なんでだよ! オレの方がカッコいいだろうが! 一丈字もいい加減にしろよ! 本当に辞めてほしいなら辞めろっていうべきだろうが!」

あこ「言ってもあこ達がやめないから」

 

 あこが黒い笑みを浮かべた。

 

飛鳥「宇田川さん。急にどうしたんです?」

あこ「だってあこの出番少ないんだもん!!! 友希那さん達Roseliaがこの学校での出番がある時、いつもあこだけいないもん!! こうでもしないと出番ないんだもん!!」

 あこの言葉に飛鳥は困惑すると、麻弥、花音、つぐみが困惑した。

 

飛鳥「とはいえ、このシリーズじゃなくても…」

あこ「それに、あの人の言いなりになるの…」

花音「癪?」

あこ「そう! シャクだから! 行こセンパイ! あっちでゲームしよ!」

飛鳥「わっ! ちょっと…」

 と、あこが飛鳥を連れて行った。

 

次郎「またクレームが来るぞ!! クレームが来ても知らねぇからな!!」

あこ「うるさい!! クレームが来てもなんだかんだ言って見てくれてるの知ってるし、あんたのスキにはさせないんだから!!!」

 

 そう言ってあこ達はいなくなった。

 

次郎「クソがぁ!!! どうしてこうなるんだよ!! どいつもこいつも舐めやがって!!」

 と、次郎が地団駄を踏んだ。

 

********************

 

あこ「こうなったらとことんイチャコラしてやるんだから!!」

飛鳥「……」

 

 飛鳥はこの後に起こりそうな展開に頭を痛めた。

 

飛鳥(本当にダシマがごめんなさい)

 

 一応麻弥、花音、つぐみもついてきていた。

 

あこ「あ、まやさん、つぐちん、かのん!」

「?」

 あこが3人を見た。

 

あこ「という訳で、飛鳥くんはあこが連れて行きます」

つぐみ「えーっ!!!?」

麻弥「そ、それはないっすよあこさん!!」

花音「そ、そうだよ…。ここはやっぱり話し合いを…」

あこ「そういえばかのんは飛鳥くんと何しようとしてたの?」

花音「え、えっとぅ…」

 

 あこの言葉に花音はモジモジしていた。

 

あこ「水族館は流石にお金かかりますよ?」

飛鳥(小さい水族館なら無料で入れるところがあるけどね…)

 

 飛鳥は何も言わない事にした。

 

花音「そ、その…公園でゆっくりお話しをしながらと…」

あこ「あー。それもいいねー。けど、あこが…」

つぐみ「あ、あこちゃん。独り占めは良くないよ」

 

 と、つぐみが諫めるがあこが驚いた様子を見せた。

 

あこ「あー…つぐもここまで来たんだなぁ…」

つぐみ「え、ど、どういう意味/////」

 

 あこの言葉につぐみが頬を染めた。

 

花音「ふぇえええ…」

麻弥「ま、まあ。気持ちはわかりますよ…///」

つぐみ「お、お二人まで!!」

 

 飛鳥が腕を組んで困惑していた。

 

麻弥「ま、まあでも。このままじゃ埒が明かないので、飛鳥くんに決め」

あこ・つぐみ・花音「ダメ!!!」

 と、3人が麻弥を連れだした。

 

あこ「そんなの絶対まやさんを選ぶに決まってるじゃん!!」

つぐみ「そうですよ!」

花音「…飛鳥くん。一番最初に誘った人を選ぶって千聖ちゃんが」

麻弥「…バレましたか」

 

 麻弥が視線をそらすと、飛鳥の携帯が鳴った。

 

飛鳥「あ、もしもし。一丈字です」

「!!?」

 飛鳥の発言に、4人は嫌な予感がした。こういう時は横やりが入って、結局うやむやになるからだった。

 

飛鳥「あ、山吹さん!? どうされました?」

麻弥(山吹さん!?)

つぐみ(沙綾ちゃん!)

あこ(ここでさあやちゃんが来たか…!!)

花音「ふぇええ…」

 

飛鳥「いえ。来てないですけど…。はい…はい…分かりました。それでは失礼します」

 飛鳥が電話を切った。

 

あこ「さあやちゃんなんて!?」

飛鳥「いや、戸山さんと市谷さん来なかったかって…」

あこ「なーんだ…」

 あこが一息つくと、すぐに思い出した。

 

あこ「あ、そうだ! で、結局飛鳥くんどうするの!?」

飛鳥「そうですね…。やっぱり」

 その時だった。

 

「飛鳥くぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~ん!!!!!」

 

 と、香澄が泣きながらやってきて、飛鳥に縋りついた。

 

飛鳥「一体どうされたんですか?」

香澄「助けてぇ~!!! 有咲に悪戯したら、有咲滅茶苦茶怒って、ヤバいことになっちゃったの~~~~!!!」

飛鳥(…もうこの状況で色々ヤバいことになってるけど)

 香澄の後ろには若干怒ってる4人がいた。

 

飛鳥(あー…これオレも共倒れになるパターンだな)

香澄「飛鳥くん。死ぬときは二人一緒だよ」

飛鳥「心の声読まないで」

あこ「大丈夫だよー。死ぬのは一人だけだからー」

飛鳥「私か…」

 

「香 澄 一 人 だ け だ」

 

 と、怒髪天の有咲が現れると、香澄が青ざめた。

 

有咲「よくもやってくれたなぁ…!!!」

香澄「ひ、ひぃいいいいいいいいいい!!」

飛鳥「戸山さん。一体何したんですか…!?」

香澄「ちょ、ちょーっと有咲のおっぱいを…」

有咲「恥かかせやがって…!!!///////」

 

 香澄が有咲の胸を思いっきり揉んだら、有咲が嬌声を思いっきり上げてしまったのだ。しかも男子たちに滅茶苦茶聞かれた。

 

香澄「あ、あの…落ち着こう有咲。本当に落ち着こう?」

有咲「落ち着いてるさぁ…。自分でも怖いくらいに…」

 

 と、有咲がじりじりと近づくと、香澄が涙目で怯えていた。

 

香澄「飛鳥くん助けてぇ~!!!」

飛鳥「ちゃんと謝りましょう。ほら」

 

 飛鳥に言われて有咲に謝った香澄だが。

 

有咲「許さん!!! お前も同じ目に遭えオラーッ!!!!」

香澄「ちょ、飛鳥くんの前はダメ…あんっ!!//////」

 だが、飛鳥はどこにもいなかった…。

 

「!!!?」

 

 そして通り過ぎた次郎がいた。

 

次郎(有咲が香澄の…オ、オッパイを揉んでるだとぅ!!? なんて貴重な映像なんだ!! ぜひ見ておかねば!!)

 

 と、次郎が無意識に香澄たちに近づいた。

 

有咲「オラァ檻主も見てるぞオラァー!!」

香澄「ひぎぃっ!!////// ご、ごめんなさ…いやぁあああああん♥///////」

 香澄の嬌声に次郎の股間もえらい事になった。

 

次郎「も、もう我慢できねぇ!! いただきまぁあああああああああす!!」

 と、香澄と有咲のもとに飛び込もうとしたが、飛鳥が超能力で檻主を浮かした。

 

次郎「ちょ、ちょっと待て!! どうする気だ!!! やめろ!! やめろ!!! ああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

 

そして、なぜか設置されていたガードレールの柱のような鉄棒に股間を激突させた。

 

 

次郎「」チーン

 

 

おしまい

 

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