全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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第476話「努力は大事」

 

 

 今回の設定

 

・ 飛鳥がバンドリの世界に異世界転生もどきをしたという設定

・ 速い話がラブライブの転生シリーズをバンドリでやってみただけです。

・ クラス編成はこんな感じです。

・ ハ ー レ ム

 

2年1組:彩、千聖、燐子、紗夜、花音、転生者C

2年2組:麻弥、日菜、友希那、リサ、薫、転生者D

1年1組:ポピパ、イヴ、こころ、はぐみ、美咲、転生者A

1年2組:Afterglow、転生者B

1年3組:飛鳥

中3年2組:あこ、転生者E

 

・ 女子校で飛鳥のクラスメイト全員女子です。

 

***

 

 女子高だったバンドリ学園に6人の男子生徒達が転校してきた。しかし…。

 

「Aくんがぶつくさ独り言言ってました」

「BくんがAfterglowを付け回してました」

「Cくんが色んな所でニヤニヤしたりしてました」

「Dくんがストーカーしてました」

「Eくんが覗きをしようとしてました」

「ハッキリ言って、キモいです!!!」

 

 6人中5人が問題児だった事が発覚して、教師たちは絶望していた。

 

理事長「え、えっと…。1年3組の一丈字飛鳥くんはどうですか?」

「あ、彼は全く問題ないですよ! クラスメイトと仲良くやってますし、彼らに関するトラブルも解決してくれてますし、他の学年やクラスの関係も良好です!!」

「うわああああああああああああああん!!!」

 

 1年3組の担任である基山の言葉に他の女教師たちが泣き崩れた。

 

基山「あ、あの…皆さん…」

「不公平ですぅ!! 不公平ですぅ!!」

「私達が一体何をしたって言うのよ…」

 

 しかし、どうする事も出来ないまま職員会議が終わった。

 

「あの、Cくんと交換して貰う事って…」

基山「いや、学年違うじゃないですか」

「Dくんは…」

基山「1個上でしょう!」

 

****************

 

 こんなギスギスして学校生活はどうなってるでしょう?

 

 1年3組・教室

 

飛鳥「さて、今日も授業終わったし帰るか。夕飯何にしようかな…」

 

 飛鳥が帰ろうとすると、

 

「飛鳥くん!」

飛鳥「あれ? 上原さん」

 

 隣のクラスの上原ひまりが話しかけてきた。殆ど喋った事がないのだが、話しかけられてきたので応対する事にした。

 

飛鳥「どうされました?」

ひまり「今日空いてる?」

飛鳥「あ、すいません。夕飯の買い出しをしないといけなくて…」

ひまり「何にするの?」

飛鳥「うーん…。すき焼きにしようかなと思います」

 

ひまり「すき焼き! いいねー!」

 

 と、あたかも自分もすき焼きを食べようという流れになっているひまりを見て飛鳥は困惑していた。

 

飛鳥「…あの」

ひまり「あ、ゴメンゴメン。もし一丈字くんが良かったらだけどさ。今日一緒に夕飯を」

「ひーまーりー」

「ひーちゃーん」

「ひまりちゃん…」

ひまり「ひっ!!」

 

 ひまりが後ろを見ると、ひまりを除くAfterglowの4人が睨みつけていた。割とガチで睨んでいた。

 

モカ「やっぱり抜け駆けすると思ってたよー」

巴「それはやらないって約束だったよな?」

ひまり「ち、違うよ! ちゃんと皆も誘うつもりだったってば!!」

つぐみ「ホント?」

ひまり「ホントホント!」

蘭「ふうん…ならいいけど。で、一丈字はどうする?」

飛鳥「…ちなみにどこでやるおつもりでしょうか」

モカ「飛鳥くんちはダメ?」

飛鳥「すみませんが自宅はちょっと人を入れたくないんですよ。諸々の関係がございまして」

「えー」

 

 飛鳥が一息ついた。

 

飛鳥「皆さん晩御飯は大丈夫なんですか?」

蘭「言えば大丈夫だから」

巴「バンドの終わりとかでも普通にラーメン食ってるしな!」

つぐみ「あの、もし良かったらうちでも…」

飛鳥「それはご迷惑がかかりますので…そうですね、確かこの辺に1500円の食べ放題の店があったような…」

モカ「あ、知ってるよそこ」

飛鳥「あ、そうなんですか?」

巴「じゃあそこにしようぜ!」

飛鳥「6人行けるかな…」

 

 と、そのままAfterglowと共にすき焼き屋に行こうとしたが…。

 

「ちょっと待て~~~~~~~!!!!」

飛鳥「?」

アフグロ「……」

 

 1人の男子生徒が現れた。転生者Bである。Bが現れるなりAfterglowは不機嫌そうな顔をした。比較的人格者である巴やつぐみも例外ではなかった。

 

飛鳥「どうかしました?」

B「どうしてオレじゃなくてそいつの所に行くんだ!」

 

 飛鳥の言う事を無視してAfterglowに問いかけるB。

 

蘭「何でってまだ分かんないの?」

モカ「本当にしつこいな~」

ひまり「あまりしつこいとまた先生に言うよ?」

 

 蘭、モカ、ひまりが冷たくあしらうとBがまた憤慨した。

 

飛鳥「…何かあったんですか?」

つぐみ「えーと…」

巴「分かりやすくというとコイツアタシらにしつこく言い寄ってんだよ」

蘭「言い寄るどころかいやらしい目で見てた」

飛鳥「…そうですか」

 

 蘭と巴の態度を見て飛鳥は何があったのか察してしまった。

 

B「君たちはそんな陰キャよりもオレの相手をするべきなんだ! そいつに何を言われたか知らないけど、君たちの本当の相手はオレなんだよ!」

飛鳥(…完全に私物化してるな)

 

 実を言うと飛鳥もBも元々はこの世界の人間ではない。Bは一度死んで転生する事となったのだが、あまりにも強欲だったため神様からは女にだけはモテないという要素をつけられて転生させられたのだ。まあ、Bじゃなくて他の転生者もそうなんですけどね。

 

 それに対して飛鳥は死んでいないのだが、本物のチート能力を持っていた事から神様にスカウトされて、修業という目的で現世からやってきたのだ。この世界で死ねば普通にあの世行きだ。まあ、この転生者たちとは違って実力でバンドガールたちの信頼を掴み取り、惚れられてしまったようですね。ご都合主義? 人が恋に落ちるタイミングは神様も分かりません。

 

蘭「は? 勝手に決めないでよ」

モカ「キモーイ」

ひまり「とにかくもう近寄らないで! 行こ飛鳥くん」

飛鳥「え、あ、え?」

B「なんでだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

 と、Bが泣きじゃくっていたが誰も相手にしたがらなかった。

 

飛鳥(…やっぱりある程度自分で頑張らないとダメって事ね)

 

 

おしまい

 

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