全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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シリーズの説明

モブとAfterglowが幼稚園の頃からの幼馴染だが、
モブよりも飛鳥と仲良くなり、モブが嫉妬する話。


登場人物

タカシ
この物語の主人公。テンプレの陰キャを気取っているが、
実際は女の子大好きで、Afterglowを全員自分の女にしてハーレムを作りたい。
だが、Afterglow本人からは嫌われている。

Afterglow
ヒロイン。大体原作と同じだが、タカシとは幼稚園からの幼馴染。
しかし、彼のセクハラまがいの言動にうんざりして、
中学は意図的に女子校に行った。
高校が共学になり、タカシに付きまとわれる日々を過ごしていたが…。

一丈字 飛鳥
悪役。超能力者で
ハロー、ハッピーワールドの弦巻こころからの依頼で、
蘭たちバンドガールに付きまとう悪い虫をこっそり退治する為、
バンドリ学園に転入する。
転入してすぐにAfterglowを助けて仲良くなるも、タカシに目を付けられる。










間男・一丈字飛鳥
第7話「間男・一丈字飛鳥」


 

 オレの名前はタカシ。どこにでもいる陰キャだ。だがオレには5人の幼馴染がいる。

 

 それは美竹蘭、青葉モカ、上原ひまり、宇田川巴、羽沢つぐみの5人だ。彼女たちとは幼稚園の頃からの幼馴染で、とても可愛く皆の人気者だ。小学校までは同級生で、中学は5人とも女子校にいっていたが、彼女たちが通っていた学校が男女共学になり、オレもその学校に通う事になった。

 

 何が言いたいかって?

 

 この高校生活であの5人の誰かを彼女、いや嫁にしてみせる!!! だって幼馴染だし有利だよね!!? 陰キャでもあんな幼馴染がいれば彼女が出来る筈!!

 

 そう思っていたのに…。

 

「ねー。飛鳥くーん。買い物付き合ってー」

「?」

「違うでしょ。ちょっといいかな」

 

 何で? 何でオレじゃなくて途中から転校してきたそいつになびいてるの? おかしくね? 幼稚園の頃からの幼馴染がいるのに。同じクラスのに。ねえ、何で? どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテ

 

 ここでタカシの語りは終わる。

 

飛鳥「どうしたんですか?」

蘭「此間助けてくれたでしょ。そのお礼がしたいんだけど」

飛鳥「お礼?」

 

 蘭の言葉に飛鳥は首を傾げた。

 

モカ「ほらー。つぐのお店で男の人に絡まれたじゃん。その時にモカちゃん達を守ってくれたよね?」

飛鳥「あれは守ったって言えますかね…。相手が自滅しただけですし…」

 

 事の顛末はこうだ。飛鳥が仮装大会で優勝し、Afterglowに強制的に羽沢珈琲店に連れていかれた時、つぐみ目当てで来ていた客がつぐみの両親に対して逆上してきて、ナイフを突き出したのだ。誰もが怯える中、飛鳥は取り乱さず、前に出て逃げるように指示を出した。

 

 そして男が襲おうとした瞬間にナイフの刃が突然外れ、男が腹を下してトイレにかけこもると、飛鳥は即座に警察に通報して、逮捕したのだ。

 

 飛鳥が直接相手を倒したという訳でもなく、ただ指示と通報をしただけなのだ。

 

巴「だけど、前に出て守ってくれただろう?」

飛鳥「まあ、そりゃそうなんですけどねぇ…」

モカ「もうそれでいいんだよー。ねえ、お礼したいからどこか遊びに行かない?」

飛鳥「生憎なんですが、今日ちょっと用事がありまして…」

 

 と、飛鳥と蘭たちが話をしていると、タカシは我慢できなくなり、飛鳥達の前に現れた。

 

「なんでだよ!!」

飛鳥「あなたは…」

蘭「またあんた?」

 

 飛鳥が少し驚いたのに対し、蘭、モカ、ひまり、巴は嫌そうな顔をしていた。つぐみだけは困った顔をしているが。そんな双方の様子を見て飛鳥が困惑した。

 

飛鳥「…お知合いですか?」

タカシ「オレと蘭たちは幼稚園の頃からの幼馴染なんだ!! どうしてお前が話しかけてるんだ!!」

飛鳥「いや、彼女たちが話しかけてきたんですけど…。見た感じ、仲が良さそうには見えませんけど、何かあったんですか?」

 

 幼馴染とは思えない険悪ムードに飛鳥が困惑しながら言うと、巴がため息をついた。

 

巴「簡単に言うと、私達が一方的に嫌ってるだけだよ」

飛鳥「え、どういう事ですか?」

蘭「ていうか、こいつと幼馴染っていう事自体、私の人生の最大の汚点よ」

飛鳥「どんだけ嫌いなんですか…」

 

 蘭の辛辣な言葉に飛鳥は更に困惑していた。幼馴染と聞けば、身体の成長と共に男女はすれ違っていくものだと聞いたことがあるが、ここまですれ違っていると流石に心配せざるを得なかった。

 

タカシ「どうしてだ!? 小さい頃はあんなに仲が良かったじゃないか! どうしてそんなに嫌うんだよ!!」

巴「嫌うも何もあんた、小学校の時に幼馴染だって言いふらして皆を困らせてただろ! おまけに、アタシらが相手をしないからって、うちの妹にも手を出そうとしただろ!!」

モカ「しかも今だってひまりちゃんのおっぱいとかいやらしい目で見てるよね~?」

ひまり「やめて欲しいんだけど」

 

 ひまりが胸元を抑えて、切れ気味に喋ると、タカシが慌てた。

 

タカシ「ち、違う!! 綺麗になったなぁーって見てただけだ! それに胸なら他の奴だって見てるだろ!! そいつだって!!」

飛鳥「あの、すみません。その発言、胸を見てるって認めてませんか?」

ひまり「やめろって言ってるの分からない!?!」

 

 タカシの弁解に飛鳥が呆れると、ひまりが更に切れ気味になった。

 

モカ「それから、飛鳥くんならいいもーん」

ひまり「いや、そういう事じゃなくて…」

モカ「話を合わせて~」

ひまり「そ、そうよ!!//////」

蘭「いや、全部聞こえてるから」

 

 モカの発言に飛鳥は更に困惑し、ひまりが必死に話を合わせようとするが蘭がツッコミを入れた。

 

蘭「とにかく行こ。これ以上関わってもバカが移るだけだから」

タカシ「な、何を!! それだったらお前の小さいころの話とか喋ってやるからな!!」

蘭「ご自由に」

タカシ「それだったら幼稚園の肝試しの話とか…」

蘭「!!」

 タカシの発言に蘭が反応すると、飛鳥が超能力で口を塞いだ。当然この事は蘭たちも知らないが、モカだけは何かを察していた。

 

「!!?」

飛鳥「どうしました?」

タカシ「~~~~~!!! ~~~~~~!!!」

飛鳥「何だかよく分かりませんが、これ以上話す用がないなら…」

蘭「行こう。これ以上相手なんかしてられないよ」

 と、蘭が飛鳥を引っ張り出した。

 

モカ「あーあ。飛鳥くんが幼馴染だったら良かったのにな~」

ひまり「ホントよ」

 と、モカ達も蘭と飛鳥に続いた。

 

タカシ(ま、待て…!!!)

 と、追いかけようとしたが、

 

「おい」

「!!?」

 

 タカシが後ろを振り向くと、強面の先輩たちがいた。彼らは生粋のAfterglowの大ファンであり、演奏もさながら、幼馴染5人組の絆に魅かれている親衛隊でもあった。

 

「なぁに蘭ちゃん達にちょっかいかけてくれちゃってるんだぁ?」

「幼馴染だからって調子こいてんじゃねーぞ!!」

「ていうか折角のポジションを台無しにしたな。バカな奴め」

「ちょっと来いや」

 

 と、見事にしばかれ、Afterglowを寝取られましたとさ。

 

蘭「いや、寝取られたとかじゃないから!!!//////」

飛鳥「……」

モカ「いやー。美少女は大変だぁ」

飛鳥「毎回すみません…」

 

 

おしまい

 

 

 

 

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