蘭が怖い&友希那達が可哀想だった。以上。
蘭「いや、あれ夢の話だから!! って、香澄もあたしの事なんだと思ってんだ!!!」
友希那「すべての元凶は…」
飛鳥「あ、続き行きましょう」
まりな(夢)「村を出た桃太郎たちは、鬼ヶ島へ向かう事にしたのだが…」
沙綾(夢)「あ、もしもし純? 悪いんだけど急な用事が出来たからちょっと店番代わってくれる? …分かってるわよ。じゃあ今月のお小遣い2倍にするから。これでいいでしょ?」
飛鳥(夢)・りみ(夢)「……」
まりな(夢)「雉が弟に仕事を押し付けていました。理由は…もう言う必要ありませんね」
蘭「沙綾…?」
沙綾「いや、それはですねーそのー…」
蘭が沙綾を睨むと、沙綾は困惑して視線をそらしていた。
まりな(夢)「そんなこんなで桃太郎は犬と雉を仲間に迎えて鬼ヶ島に向かいました」
「ちょっとちょっとそこの桃太郎さん。誰か一匹お忘れではございませんか?」
「?」
まりな(夢)「桃太郎たちが振り向くと、そこには猿(演:花園たえ)がいた」
たえ「やっぱりね…」
飛鳥(夢)「あなたは?」
たえ(夢)「私は猿。プロゴルファーじゃないけど猿だよ」
たえ(夢)の言葉にシーンとする飛鳥(夢)達。
あこ「プロゴルファー?」
飛鳥「プロゴルファー猿っていう漫画があって、それが元ネタですよ」
たえ(夢)「お腰に付けた黍団子をくださいな」
飛鳥(夢)「あ、はい…」
まりな(夢)「桃太郎は猿に黍団子を上げ、仲間にしました」
たえ(夢)「仲間にしてくれたお礼にこれを差し上げましょう」
飛鳥(夢)「?」
たえ(夢)「朽ちた剣と朽ちた盾です」
(ガラクタだ!!!)
と、どこからか朽ちた剣と盾を取り出して飛鳥(夢)に渡した。
飛鳥(夢)「あ、ありがとう…」
正直いらないと思ったが、剣と盾を見て何かを感じた飛鳥(夢)は受け取る事にした。
飛鳥(夢)「そういやこれ…どこで手に入れたの?」
たえ(夢)「この村のはずれにある森の中にほこらがあるんだけど、その近くに落ちてたから拾った」
飛鳥(夢)「あーこれ返しに行かないといけない奴で、このままだとオレ泥棒と間違われるわ…」
たえ(夢)「でも今は村に帰らない方が良いよ。蘭が凄く怒ってて、鬼たちが調教されてるから」
空気が止まった。
リサ「ちょ、調教!!?」
友希那「美竹さん…!!」
蘭「いや、あたしのせいじゃ!!」
飛鳥(夢)(ああこれ…、聞いたらいかん奴だわ)
飛鳥(夢)は心の中で悟り、剣と盾をザックに入れた。
たえ(夢)「半泣きでわんわんとかにゃーんって鳴いてて、すっごく可愛かった」
飛鳥(夢)「そ、そうですか…」
リサ「ええええ~~~~っ!!?」
燐子「はずかしい…//////」
リサが驚いて燐子が頬を染めた。すると友希那が蘭を睨みつけた。
蘭「いや、だから…」
友希那「私は猫でしょうね!?」
蘭「そこ!!?」
たえ(夢)「で、蘭がずーっとニコニコしてて、巴の妹のあこがずっと巴にベッタリくっついて怯えてた」
飛鳥(夢)「そ、そうなんですね…」
沙綾(夢)「あの子も昔蘭に悪戯して、酷い目に逢ってるからね…」
蘭「沙綾、さっきから結構失礼な事言ってない?」
沙綾「だから私じゃないってばー!!!」
蘭が沙綾をまた睨みつけると、沙綾は涙目で弁解し、飛鳥は沙綾に同情した。
まりな(夢)「こうして、猿を迎えた桃太郎は鬼ヶ島へと向かっていきました。幾多の試練を乗り越え、遂に鬼ヶ島へ到着しました」
いかにも鬼がいそうな島の入り口に飛鳥(夢)達がいた。
たえ(夢)「いよいよだね…」
りみ(夢)「う、うん…」
沙綾(夢)「ここまで来たからには、もう引き返せないよね…」
飛鳥(夢)「……」
皆が意気込む中、飛鳥(夢)だが困惑し、後ろを振り向いた。
飛鳥(夢)「…あの、何故おじいさんとおばあさんも」
香澄(夢)「もっと出番欲しーい!!」
有咲(夢)「はぁ…」
まりな(夢)「出番欲しさにおじいさんとおばあさんがついてきてしまいました」
有咲「私を巻き添えにするなー!!!」
美咲「どこまでも戸山さんらしいね…」
憤慨する有咲に対して、美咲は苦笑いした。
まりな(夢)「仕方がないので、3人と3匹で鬼たちの所に向かいました。すると、4人の鬼が出迎えました」
彩、麻弥、イヴ、千聖の4人が現れたが、後ろに沢山の宝があった。
彩(夢)「よく来たわね。桃太郎」
飛鳥(夢)「あ、ごめん。その後ろにある宝はどういう事かな?」
彩(夢)「お宝全部返すので、お腹痛くするのだけは勘弁してください」
「弱っ!!!!」
彩「えー!! カッコ悪―い!!!」
はぐみ「そーだよ!! 何でこういう扱いなのー!!?」
と、彩とはぐみは文句を言っていた。
千聖(夢)「道の真ん中でお花を摘むのは、私のプライドが許さないのよ!!」
たえ(夢)「要はただの命乞いなのに、何でそんなに偉そうに出来るの?」
「たえが凄く毒舌!!」
千聖「…たえちゃん?」
たえ「ゆ、夢の話ですから…」
麻弥(夢)「ジブン、確かに見た目には自信はないですけど、さすがにその…」
りみ(夢)「そ、そんな事ないよ。自信持って」
麻弥「…ありがとうっす」
りみ「い、いえいえ…」
イヴ「ブシたるもの、仕方のない事ですが…流石にハズカシイです/////」
沙綾「大丈夫だよ。皆恥ずかしいから」
まりな(夢)「と、そんなこんなで鬼たちから宝を取り返しました」
日菜「ちょっと待って!!? あたしがいない!!」
リサ「そういや紗夜もいないわよね」
たえ(夢)「これで全部かな」
有咲(夢)「まさか隠し持ってるとかじゃないよな」
麻弥(夢)「ないっす!」
千聖(夢)「そうよ。少しは信じなさい」
有咲(夢)「いや、何でそんなに偉そうなんだ!!!」
と、揉めていると…。
香澄(夢)「まだ1個だけあったよー」
彩(夢)「それは本当にダメなの!! そのツボは…」
有咲(夢)「何だ。あるじゃねーか! それも寄越…」
と、香澄(夢)が古びたツボを持ってきて走ったが、転んで割ってしまった。
彩(夢)「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
彩(夢)は青ざめる。
たえ(夢)「大丈夫!?」
たえ(夢)が香澄(夢)に声をかけたが、千聖(夢)、麻弥(夢)は割れたツボを見て青ざめた。
香澄(夢)「え? どうしたの?」
すると、割れたツボから黒い煙が巻き起こって、巨大な紫色のモンスターが現れた。
まりな(夢)「何という事でしょう。割れたツボから、古代のモンスターが復活してしまいました!!」
「これ桃太郎だよね!!?」
と、生徒達が突っ込んだ。
たえ「やっぱり簡単な話には裏があるんだねー」
有咲「感心してる場合か!!」
たえが頷いて納得すると、有咲が突っ込んだ。
まりな(夢)「果たして、桃太郎一行の運命は!! 次回へ続く!!」
つづく