全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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第179話「一丈字家大混乱!(中編)」

 

夢リサ「おかえりなさ~い☆」

夢燐子「あ、紗夜さん。いらっしゃい…」

夢あこ「いらっしゃーい!」

 

 と、夢のリサ、燐子、あこが出迎えた。当然紗夜は驚きを隠せなかった…。本当にこの4人は結婚したんだと…。

 

夢友希那「ほら、早く上がって頂戴」

 夢友希那がそう急かす。

 

香澄「一丈字くんのおうちってあんな感じなんだ…」

日菜「なんかうちと全く同じな気がするけど…って、完全にうちじゃん!!」

沙綾「夢の中だから記憶があいまいになってるのね…」

 

 沙綾が苦笑いした。

 

夢紗夜「み、皆さん…」

夢リサ「どうしたの紗夜。顔色悪いよ?」

夢友希那「何か今日は記憶が曖昧になってるのよ…」

夢燐子「も、もしかして熱中症ですか?」

夢あこ「大変!」

夢紗夜「い、いえ。違うのよ…。最近色々忙しかったから、記憶が曖昧になっただけ…」

 

 と、何とか紗夜が誤魔化したが、リサも燐子もあこも本当に飛鳥の妻として振舞っていた為、驚きが隠せなかった。

 

夢友希那「しっかりして頂戴。そもそも今日ここでミーティングをしたいと言い出したのはあなたなのよ?」

夢紗夜「え゛っ」

 夢紗夜が驚きを隠せなかった。

 

夢あこ「そーだよ。ご馳走とかデザートとか用意してるんだよ?」

夢燐子「あ、あこちゃん…」

 

 と、確かにテーブルにはご馳走が並んでいた。

 

香澄「お、美味しそう…」

モカ「リサさんの料理は外れ無しだからね~」

リサ「あ、ありがとう…」

 リサが苦笑いした。

 

 すると紗夜がキョロキョロ向いた。

 

夢紗夜「そういえば一丈字さんは?」

あこ「ああセンパ…じゃなかった、飛鳥くんならもうすぐ帰ってくるよ」

夢紗夜「お仕事は…」

夢友希那「Roseliaのマネージャーの仕事よ。本当に休んだ方が良いんじゃないかしら?」

夢紗夜「!!?」

 

 これには他のメンバーも驚きを隠せなかった。

 

蘭「ろ、Roseliaのマネージャー…?」

モカ「えー」

 

夢紗夜「あ、そ、そうでしたね…」

 紗夜は何とか誤魔化すようにした。

 

夢リサ「それにしてもさ。飛鳥くんがマネージャーになってくれて本当によかったよね」

夢燐子「ええ…」

 と、飛鳥の事について話をしだした。

 

夢友希那「そうね。あの子がいる事で、Roseliaのパフォーマンスを最大限に引き出されるし、安心して働けるわ。音楽の方も経験者だから私達の悩みとかも理解してくれる」

夢あこ「特にライブの演出とかもアレですよね! もうなんていうかカッコいい!!」

夢友希那「此間美竹さんや玉井さんが見に来たけど、とても羨ましそうにしていたわね」

 

蘭「……」

リサ(夢の中でも張り合うなよ~~~~~~…)

 

 蘭が一気に不機嫌になった。ひまりやつぐみは蘭がこの場から帰らないか不安で仕方が無くなった。

 

夢リサ「プロガールズバンドランキングでも数年連続で1位だもんね!」

夢友希那「ええ。これも飛鳥のマネジメントのお陰ね」

夢リサ「そういえば此間、千聖が泣きながらうちのマネージャーと交換してって泣きついてたわね…」

 

千聖「!!?」

 

夢友希那「…白鷺さんには心の底から同情するわ」

夢リサ「もう私の女優人生お終いよ~って言ってたくらいだしね…」

夢あこ「此間テレビ見たけど、あこも恥ずかしいよ。あんな姿させられるの…」

「一体何をさせられたの!!?(大汗)」

 

千聖「…リサちゃん? 私、何か気に障るような事したかしら?」

リサ「紗夜に言ってよ~~~~~~!!!!!!」

 

 千聖がリサに対して殺気を放っていたので、リサが涙目で叫んだ。あこも燐子に抱き着いていた。

 

 その時だった。

 

「ただいま…」

「あっ! 帰ってきた!!」

 

 飛鳥の声がしたので、あこが出迎えた。

 

夢あこ「おかえりなさい! 紗夜さんもう来てるよ!」

夢飛鳥「そうか…」

夢あこ「あ、そうだ! 荷物持ってあげる!」

夢飛鳥「ありがとう」

 

 と、あこに対してため口になっていて、皆が驚いていた。

 

ひまり「完全に夫婦みたい…」

つぐみ「うん…」

巴「まだこの程度では認めんぞ…」

モカ「完全に小姑~」

 

 そして夢飛鳥が姿を現した。高そうなスーツを着ているものの、顔だけ写されていない状態だった。

 

夢紗夜「……!!」

夢飛鳥「紗夜さん。よく来てくださいました。ゆっくりしていってください」

 

 と、夢飛鳥が謙虚な姿勢を保った。

 

夢友希那「…社長になっても相変わらずね」

夢紗夜(社長…?)

 夢紗夜は心の中で喋るようにした。

 

夢飛鳥「そうですね…。今は社長と所属タレントみたいな感じですが、やはりプライベートに関しては学生の頃と変わらないので…」

 と、夢飛鳥は苦笑いした。

 

夢友希那「しかし妻相手に敬語で喋るのもどうなの?」

夢飛鳥「そういうご夫婦は結構いますよ」

夢あこ「あこはタメ口だよね?」

夢飛鳥「まあ、そうだね…。年下だし…」

夢燐子「…ずるいです」

夢飛鳥「え?」

 

燐子「!!?//////」

 本物の燐子はまた顔を真っ赤にした。

あこ「り、りんりん…」

友希那「分かるわ。女だものね」

燐子「ち、違います~!!!//////」

 

夢リサ「まあまあ。飛鳥くんも疲れたでしょう。お風呂入ってきたら?」

夢紗夜「お、お風呂…」

夢飛鳥「ああ。それなんですが、現場の近くに銭湯があったのでそこで入ってきました。ですが、着替えてきますね」

 そう言って夢飛鳥は去ろうとしたが、

 

夢飛鳥「あ、忘れるところでした」

「?」

 夢飛鳥が振り返った。

 

夢飛鳥「此間言ってたRoselia募金ですけど、予定通り私の故郷の医療従事者に寄付してきました」

夢紗夜(寄付?)

夢リサ「うん。分かったー」

夢あこ「1000万も寄付するなんてやっぱりかっこいいよね!」

夢リサ「飛鳥くんも憎い事するじゃない」

夢飛鳥「いえ、なんだかんだ言って育った故郷なので」

 

 と、夢飛鳥が苦笑いした。

 

香澄「そういえば飛鳥くんの地元ってどこだっけ? 広島?」

たえ「生まれた場所は大阪みたいだよ。そのあと転々としてたみたい」

香澄「へー…」

 

友希那「Roselia募金…」

リサ「これはいいアイデアじゃない?」

友希那「それにはもっと実力をつけないといけないわ…」

蘭(…Afterglow募金)

 

 

つづく

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