全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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第35話「飛鳥と何かがあった1年生と友希那」

 ある日の事だった。

 

ひまり「はぁ~あ…」

 ひまりは落ち込んでいた。というのも、夏だしAfterglowの4人と海に行こうと誘おうとしたら…。

 

蘭「無理。バイトあるし」

モカ「日焼けしたくな~い」

巴「今度の祭の打ち合わせが…」

つぐみ「課題なかなか終わらなくて…」

 

 と、4人から断られてしまった。

 

ひまり「海に行きたかったなぁ…」

 そう呟いていると、飛鳥が目の前に現れた。

ひまり「!」

飛鳥「あ、上原さん。こんにちは」

ひまり「ねえ一丈字くん! 今度海に行かない!?」

飛鳥「え?」

 

「待て待て待て待て待て!!!」

 蘭・巴・つぐみ・モカが現れた。

 

ひまり「なーに?」

蘭「いや、何でよりによって一丈字なんだよ!」

モカ「一人で行けばいいじゃーん」

ひまり「一人で行っても楽しくないわよ!」

飛鳥「…何があったんです?」

 

 ひまりが事情を説明した。

 

ひまり「という訳なの。一緒に行ってくれる人がいなくて…」

飛鳥「他のバンドグループの方とかは…」

ひまり「それもあるけど…ダメかな」

飛鳥「ダメっていうか美竹さん達の圧が凄いんですけど…」

モカ「ダメだよー。飛鳥くんはモカちゃんとデートしたいって言ってたんだからー(※第31話)浮気しちゃダメー」

ひまり「ヤキモチ?」

モカ「ち、違うもーん」

ひまり「じゃあいいじゃない。デートしたいって言っただけだし」

蘭「他の奴誘いなよ」

飛鳥「上原さん。美竹さん達の言う通りにした方が良いと思いますよ。スキャンダルにもなりますし」

ひまり「いや、私達アイドルじゃないから」

「アイドルみたいなもんだぁああああああああ!!!」

 

 と、ファンの男子生徒達がエンカウントした。

 

「ひまりちゃん!! 海に行くならオレが!!」

「いやオレだ!!」

「オレだ!!!」

「オレ!!」

 

 そう言ってせがんだ。

 

ひまり「い、嫌よ!! 知ってる人と行きたいの!!」

飛鳥「仕方ない…。ちょっと弦巻さんに相談しましょう」

蘭「え? こころ?」

飛鳥「ええ」

 

 1組の教室

 

こころ「それならあたしとも行きましょ!」

はぐみ「はぐみも行きたーい!!」

美咲「……」

 と、皆が話し合った。

 

ひまり「これで文句ないでしょ?」

蘭・巴・つぐみ「……」

 そう言うと、

 

モカ「じゃあモカも行くー」

 と、モカが言い放った。

ひまり「む、無理しなくていいわよ」

モカ「だってひーちゃんずっと飛鳥くん独占しそうなんだもーん」

飛鳥「それ…本人の前で言って大丈夫?」

 

香澄「え!? 何々!? 皆で海に行くの!?」

こころ「それじゃ南の島に行きましょ!」

美咲「いや、ちょっと流石にそれは遠くない…?」

 美咲もなんやかんやで行く気満々だった。そして1年生だけで海に行く話になり、蘭・巴・つぐみが取り残されてしまった。

 

ひまり「そう言う事だから蘭たちはバイト頑張ってね」

蘭「私も行く」

ひまり「え?」

 蘭が睨みつけた。

蘭「私も行く」

巴「…しょうがない。私もちょっと調整する」

つぐみ「じゃ、じゃあ私も…」

ひまり「もー!! 皆飛鳥くんが行くって分かった途端に」

蘭「わーわー!!!//////」

巴「余計な事言うな!!//////」

つぐみ「……//////」

 

 1組の空気が殺伐とした。

 

飛鳥(あ、オレ完全に死んだわ)

 1組男子からの視線が突き刺さっていた。

 

香澄「そうだ! 友希那先輩達も…」

有咲「バカ! 2年生はテストがあるだろ!」

「行くわ」

 

 友希那が現れた。

 

有咲「ゆ、友希那先輩…」

友希那「私も海、行くわ」

有咲「いや、テストがあるでしょうが!!」

飛鳥「そうですよ」

友希那「…私と一緒にいるの嫌?」

飛鳥「嫌ではありませんが、テスト勉強してください」

友希那「1年生だけ不公平よ」

 と、睨みつけると、皆がひまりを見た。

 

蘭「ひまりが海に行きたいなんて言うから…」

ひまり「うう…ゆ、友希那さんが一人占めしなきゃいいけど…」

蘭「テスト勉強してください。一丈字の事は私に任せて」

友希那「…は?」

飛鳥「分かりました。間を取って私が湊先輩の勉強を見ます」

「間!!?」

 

ひまり「ええええ!! 一丈字くんいなくなったら蘭たち来ないんだけど!!」

蘭「大丈夫よ。悪いんだけどひまりをお願いできる?」

香澄「あ、う、うん…」

巴「これはひまり以外の全員と飛鳥で湊さんと勉強会だな」

ひまり「ちょ、ちょっと待ってよ!! 何で私だけ仲間外れにするの!!?」

つぐみ「あ、あはははは…」

 と、収拾がつかなくなった。

 

こころ「うーん。それじゃこうしましょ! テストが終わったら皆で海に行きましょう!」

飛鳥「いや、予定が合わないから…」

 飛鳥が考えた。

 

飛鳥「そうだ。上原さん、湊さん」

ひまり「なに?」

友希那「何か考えたのかしら?」

飛鳥「それから弦巻さん。この3人は今度の休み空いてますか?」

こころ「空いてるわ!」

ひまり「勿論!」

友希那「ええ。紗夜が練習禁止にしたから空いてるわ」

(相当勉強しないんだなぁ…)

 と、1年生たちは思った。

 

飛鳥「で、弦巻さんはこの学校の近くに別荘ってある?」

こころ「あるわよ!」

飛鳥「じゃあそこで湊さんはテスト勉強してください」

友希那「あなたが勉強見てくれるの?」

飛鳥「私で宜しいんですか?」

友希那「寧ろあなたじゃないとしないわ」

飛鳥「…まあいいでしょう。で、海で遊びたい方は海で遊んでください」

ひまり「あ、ありがとう…ここまでしてくれて」

飛鳥「まあ、提案を出してみただけなので。これで上原さんのリクエストはクリアできましたね」

 

ひまり「で、結局蘭たちは来るの?」

 

蘭「行く」

モカ「行くよ~」

巴「仕方ない…」

つぐみ「わ、私も課題そこで終わらせようかな…」

 

 結局1年生+友希那で行く事になりました。で、巴から聞きつけたあこも行く事になった。

 

巴「ごめん。あこも行きたいって…」

こころ「大歓迎よ!!」

友希那「飛鳥は私と勉強会やるから」

あこ「えっ」

 

 ちなみにこの後、友希那を除く2年生たちから怒られるのは言うまでもなかった…。

 

 

おしまい

 

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