ある日の事だった。
ひまり「はぁ~あ…」
ひまりは落ち込んでいた。というのも、夏だしAfterglowの4人と海に行こうと誘おうとしたら…。
蘭「無理。バイトあるし」
モカ「日焼けしたくな~い」
巴「今度の祭の打ち合わせが…」
つぐみ「課題なかなか終わらなくて…」
と、4人から断られてしまった。
ひまり「海に行きたかったなぁ…」
そう呟いていると、飛鳥が目の前に現れた。
ひまり「!」
飛鳥「あ、上原さん。こんにちは」
ひまり「ねえ一丈字くん! 今度海に行かない!?」
飛鳥「え?」
「待て待て待て待て待て!!!」
蘭・巴・つぐみ・モカが現れた。
ひまり「なーに?」
蘭「いや、何でよりによって一丈字なんだよ!」
モカ「一人で行けばいいじゃーん」
ひまり「一人で行っても楽しくないわよ!」
飛鳥「…何があったんです?」
ひまりが事情を説明した。
ひまり「という訳なの。一緒に行ってくれる人がいなくて…」
飛鳥「他のバンドグループの方とかは…」
ひまり「それもあるけど…ダメかな」
飛鳥「ダメっていうか美竹さん達の圧が凄いんですけど…」
モカ「ダメだよー。飛鳥くんはモカちゃんとデートしたいって言ってたんだからー(※第31話)浮気しちゃダメー」
ひまり「ヤキモチ?」
モカ「ち、違うもーん」
ひまり「じゃあいいじゃない。デートしたいって言っただけだし」
蘭「他の奴誘いなよ」
飛鳥「上原さん。美竹さん達の言う通りにした方が良いと思いますよ。スキャンダルにもなりますし」
ひまり「いや、私達アイドルじゃないから」
「アイドルみたいなもんだぁああああああああ!!!」
と、ファンの男子生徒達がエンカウントした。
「ひまりちゃん!! 海に行くならオレが!!」
「いやオレだ!!」
「オレだ!!!」
「オレ!!」
そう言ってせがんだ。
ひまり「い、嫌よ!! 知ってる人と行きたいの!!」
飛鳥「仕方ない…。ちょっと弦巻さんに相談しましょう」
蘭「え? こころ?」
飛鳥「ええ」
1組の教室
こころ「それならあたしとも行きましょ!」
はぐみ「はぐみも行きたーい!!」
美咲「……」
と、皆が話し合った。
ひまり「これで文句ないでしょ?」
蘭・巴・つぐみ「……」
そう言うと、
モカ「じゃあモカも行くー」
と、モカが言い放った。
ひまり「む、無理しなくていいわよ」
モカ「だってひーちゃんずっと飛鳥くん独占しそうなんだもーん」
飛鳥「それ…本人の前で言って大丈夫?」
香澄「え!? 何々!? 皆で海に行くの!?」
こころ「それじゃ南の島に行きましょ!」
美咲「いや、ちょっと流石にそれは遠くない…?」
美咲もなんやかんやで行く気満々だった。そして1年生だけで海に行く話になり、蘭・巴・つぐみが取り残されてしまった。
ひまり「そう言う事だから蘭たちはバイト頑張ってね」
蘭「私も行く」
ひまり「え?」
蘭が睨みつけた。
蘭「私も行く」
巴「…しょうがない。私もちょっと調整する」
つぐみ「じゃ、じゃあ私も…」
ひまり「もー!! 皆飛鳥くんが行くって分かった途端に」
蘭「わーわー!!!//////」
巴「余計な事言うな!!//////」
つぐみ「……//////」
1組の空気が殺伐とした。
飛鳥(あ、オレ完全に死んだわ)
1組男子からの視線が突き刺さっていた。
香澄「そうだ! 友希那先輩達も…」
有咲「バカ! 2年生はテストがあるだろ!」
「行くわ」
友希那が現れた。
有咲「ゆ、友希那先輩…」
友希那「私も海、行くわ」
有咲「いや、テストがあるでしょうが!!」
飛鳥「そうですよ」
友希那「…私と一緒にいるの嫌?」
飛鳥「嫌ではありませんが、テスト勉強してください」
友希那「1年生だけ不公平よ」
と、睨みつけると、皆がひまりを見た。
蘭「ひまりが海に行きたいなんて言うから…」
ひまり「うう…ゆ、友希那さんが一人占めしなきゃいいけど…」
蘭「テスト勉強してください。一丈字の事は私に任せて」
友希那「…は?」
飛鳥「分かりました。間を取って私が湊先輩の勉強を見ます」
「間!!?」
ひまり「ええええ!! 一丈字くんいなくなったら蘭たち来ないんだけど!!」
蘭「大丈夫よ。悪いんだけどひまりをお願いできる?」
香澄「あ、う、うん…」
巴「これはひまり以外の全員と飛鳥で湊さんと勉強会だな」
ひまり「ちょ、ちょっと待ってよ!! 何で私だけ仲間外れにするの!!?」
つぐみ「あ、あはははは…」
と、収拾がつかなくなった。
こころ「うーん。それじゃこうしましょ! テストが終わったら皆で海に行きましょう!」
飛鳥「いや、予定が合わないから…」
飛鳥が考えた。
飛鳥「そうだ。上原さん、湊さん」
ひまり「なに?」
友希那「何か考えたのかしら?」
飛鳥「それから弦巻さん。この3人は今度の休み空いてますか?」
こころ「空いてるわ!」
ひまり「勿論!」
友希那「ええ。紗夜が練習禁止にしたから空いてるわ」
(相当勉強しないんだなぁ…)
と、1年生たちは思った。
飛鳥「で、弦巻さんはこの学校の近くに別荘ってある?」
こころ「あるわよ!」
飛鳥「じゃあそこで湊さんはテスト勉強してください」
友希那「あなたが勉強見てくれるの?」
飛鳥「私で宜しいんですか?」
友希那「寧ろあなたじゃないとしないわ」
飛鳥「…まあいいでしょう。で、海で遊びたい方は海で遊んでください」
ひまり「あ、ありがとう…ここまでしてくれて」
飛鳥「まあ、提案を出してみただけなので。これで上原さんのリクエストはクリアできましたね」
ひまり「で、結局蘭たちは来るの?」
蘭「行く」
モカ「行くよ~」
巴「仕方ない…」
つぐみ「わ、私も課題そこで終わらせようかな…」
結局1年生+友希那で行く事になりました。で、巴から聞きつけたあこも行く事になった。
巴「ごめん。あこも行きたいって…」
こころ「大歓迎よ!!」
友希那「飛鳥は私と勉強会やるから」
あこ「えっ」
ちなみにこの後、友希那を除く2年生たちから怒られるのは言うまでもなかった…。
おしまい