全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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 前回までのあらすじ

 ひまり達Afterglowはプールに行く計画を立て、飛鳥を誘おうとしたが2組の陽キャ男子がこれでもかという程邪魔をしてきた。最終的に飛鳥に喧嘩を売って返り討ちにされた。

 そして飛鳥はその陽キャの身柄を先生に引き渡した。

飛鳥「宜しくお願いします」
「ふざけんじゃねぇぞ一丈字! このままアフグロとプールに行ったら殺すからな!」
飛鳥「普通に犯罪だからね」

 引き渡されても尚見苦しくわめく陽キャに飛鳥はあきれ果てた。まあ、この後陽キャは『喧嘩を売った挙句返り討ちに遭ったクソダサい男』として、学校中の笑われ者になるのだが、また別の話…。

****************


第112話「飛鳥と何かがあったAfterglow ~プール編~・2」

 

 

 2週間後

 

飛鳥「いやーありがとうございますー。2週間も空けてくださって」

 

 トコナッツパーク前に飛鳥とAfterglowが現れた。

 

つぐみ「ううん。誘ったのはこっちだから…」

モカ「2週間も待ってたから思い切り楽しむよ~」

巴「そうだな!」

 と、巴とモカは既にはしゃいでいた。

 

飛鳥「ですが、私の事は気にしなくても良かったんですよ?」

ひまり「皆、一丈字くんと一緒に遊びたいから」

蘭「…そういう事。だから細かいこと気にしないで」

飛鳥「そうですか?」

モカ「それじゃ中に入ろう~」

 

 と、6人が中に入っていった。当然ファンや男子生徒達もいるわけで…。

 

「一丈字とアフグロが本当に中に入ったぞ…」

「そりゃそうだろうな…」

「く~!! なんであいつばっか!」

「オレ、Roseliaに頼んだけど断られたぞ!!」

 

 そういう会話がちらほら聞こえて、飛鳥は困惑した。

 

モカ「気にしない気にしない」

飛鳥「……」

 

 そしてそれぞれ更衣室で着替えて、集合場所で合流した。

 

モカ「飛鳥くん…ダイビングスーツなんだね~」

飛鳥「ええ。諸般の事情で…」

 と、飛鳥は首から下まで全部黒のダイビングスーツだった。

 

つぐみ「それにしても開園したばかりなのに、こんなに人が多いんだね…」

飛鳥「そうですね。今日は30度超えるらしいので、プール日和ですね」

巴「それにしても、一丈字がチケット持っててよかったよ。あのままカウンターに並んでたら、熱中症になりかねなかったからな!」

 

 先週のアルバイトで予想以上の仕事を果した為、責任者からトコナッツパークの無料チケットを6人分も貰ったのだった。

 

飛鳥(なんてご都合主義)

 

モカ「やっぱり持ってるんだね~。飛鳥くんって」

飛鳥「……」

 飛鳥は何とも言えない感じになっていた。

 

蘭「それにしてもすごい人…。気を抜いたらすぐにはぐれちゃうかも」

モカ「ひーちゃん。迷子になったら迷子センターに行くんだよ?

ひまり「もー!! 私の事なんだと思ってるの~!?」

 

 と、ひまりが叫ぶと笑いが生まれた。

 

飛鳥「…移動しますか?」

モカ「そうだね~。あ、その前に飛鳥くん」

飛鳥「何です?」

モカ「どう? この水着」

飛鳥「ああ。似合ってますよ」

モカ「え~普通~」

飛鳥「…すみませんね。あまり気の利いたコメントできなくて」

 モカの言葉に飛鳥が苦笑いした。

モカ「じゃあ具体的にどういう所が似合ってるか言ってみて~」

 と、更に困らせる。

飛鳥「そうですね…」

 飛鳥は具体的に説明した。

 

飛鳥「…という感じで、青葉さんの個性が出てると思います」

モカ「お、おお…随分理系的だね…」

飛鳥「どういう意味です?」

 飛鳥が困惑した。

 

つぐみ「あ、そういえば蘭ちゃんの水着も新作なの? 凄く可愛いよ!」

蘭「あ、ありがとう…」

ひまり「私が選んだんだよ!」

 と、水着の話で盛り上がった。

飛鳥(どこの地域に行っても、こういう話が好きなんだねぇ。若い女の子って)

 

 しばらくして…

つぐみ「あっ! いけないもうこんな時間だ! ごめんね一丈字くん!」

飛鳥「いえ、楽しそうで何よりです」

 話がすっかり長くなり、飛鳥を待たせてしまったことに対し、謝るつぐみ。

 

巴「本当か?」

飛鳥「これくらいでしたら、苦ではございませんよ。それよりも、どこに行かれます?」

 飛鳥が蘭達に問いただした。

 

巴「やっぱりウォータースライダーにはいきたいな!」

飛鳥「それでしたら、先に優先パスを取りに行きましょうか」

ひまり「よ、良く知ってるね…」

飛鳥「いや、このゲートに取る前に、ウォータースライダーは優先パスを取った方が得だっていう張り紙を見ましてね」

 

 ひまりの言葉に飛鳥が苦笑いした。

 

飛鳥「他に行かれたい所ってございますか?」

モカ「あたしは温泉プールがいいな~。あそこ人あんまりいなさそうだし、のんびりできるから~」

蘭「…モカってそういうの本当に好きだよね」

飛鳥「それでは、優先パスだけ取得して、その後は随時決めていきましょうか…」

 

 と、飛鳥達は優先パスを取得して、元の場所に戻ってきた。

 

モカ「あ、そういえばオイル塗ってなかった~」

蘭「本当だ」

ひまり「ごめん一丈字くん。ちょっと待って貰っていい?」

飛鳥「あ、構いませんよ」

 飛鳥が反応した。

 

巴「悪いな。待たせてばっかで…」

飛鳥「待つのにはもう慣れてますよ。ごゆっくり」

モカ「じゃあこうしよう~」

「?」

 

モカ「飛鳥くん。この中から1人だけオイルを塗ってもいいよ~」

飛鳥「わあ、一気に窮地に立たされました」

 飛鳥が驚いた。

 

蘭「ちょ、ちょっとモカ!!/////」

ひまり「お、男の子にオイルを塗ってもらうなんて…/////」

つぐみ「その…/////」

飛鳥「まあ、他の皆さん嫌がってますし、青葉さん一択になりますよ?」

巴「べ、別に嫌がってはないぞ!?」

ひまり「ただ、恥ずかしいだけで…/////」

モカ「じゃあ、アタシの背中塗って~」

飛鳥「…最初からそう言えば良かったんちゃいますかねぇ」

 蘭達をからかうモカに対して、飛鳥が困惑した。

 

 で、本当にモカにオイルを塗る事になった飛鳥。

 

飛鳥「本当によろしいんですね?」

モカ「宜しく~」

 

 モカがうつぶせになって、ブラを外して背中が丸見えになっていた。飛鳥は無表情でオイルを手で慣らしていた。そんなモカと飛鳥に対して、4人が顔を赤くしていた。

 

飛鳥「それでは行きますね」

モカ「はーい」

 と、飛鳥がモカの背中に触れた。

 

モカ「あんっ♪」

飛鳥「声出さないでください」

モカ「は~い♪」

 飛鳥は慣れた手つきでモカの背中にオイルを塗った。そんな様子を他の4人の少女たちは顔を真っ赤にして信じられなさそうな顔で見ていた。

 

飛鳥(気持ちは分かる)

 

 完全に飛鳥はクビ覚悟だった。モカに対して同意は得ており、もしいちゃもんをつけてきても、読者が証人になってくれるとはいえ、他所の作品の女の子に対してこんな事をしているのだから。

 

飛鳥「どうですか?」

モカ「えへへ~。気持ちいいよ~」

 と、モカは蕩けていた。

 

ひまり「あ、あの…一丈字さん?//////」

飛鳥「何でしょう」

ひまり「その…触り方といい、オイルの塗り方といい、心得てらっしゃるようですが…////」

飛鳥「昔そういうバイトをしてたんですよ」

「どんなバイトだよ!!!」

 

 飛鳥の言葉に蘭達が突っ込んだ。

 

モカ「蘭達もやってもらったら~? すごく気持ちいいよ~?」

ひまり「い、いやよ!! 恥ずかしい!!//////」

つぐみ「わ、私もちょっと恥ずかしい…/////」

巴「その前に男子に背中を見せれるモカを素直に尊敬するよ…////」

蘭「ていうか一丈字…。堂々と女子の背中触るとかどうなの?/////」

モカ「そういう事言っちゃだめだよ蘭~。そんな事言ったら蘭は狙えるって、周りにいる男子たちがロックオンしちゃうから~」

 

 と、周りに男子たちがロックオンしていた。

 

蘭「そ、それとこれとは別!!」

飛鳥「あ、我々の事は気にしないでオイル塗ってください」

 

 ちなみに周りにいた男子たちは心の底から飛鳥を羨ましがっていたという。

 

 

つづく

 

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