全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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 前回までのあらすじ

 一丈字飛鳥。モカにオイルを塗る。

モカ「飛鳥くんのエッチ~」
飛鳥「皆さん。これが昨今の男女関係です」
モカ「ごめんて」

******************


第113話「飛鳥と何かがあったAfterglow ~プール編~・3」

 

 

 オイルを塗り終えたモカたち。ちなみにモカ以外は自分たちでやった。

 

飛鳥「どこから行きます?」

ひまり「あ、ごめん。ちょっとショッピングコーナーみたいんだけど…いいかな?」

飛鳥「あ、どうぞどうぞ。お構いなく」

 飛鳥があっけらかんと言い放つと、蘭と目が合った。

 

飛鳥「どうされました?」

蘭「いや、あんたって女子の言う事ホイホイ聞くタイプなのかなって…」

飛鳥「いけない事をしようとする時は止めますよ?」

蘭「そ、そう…」

 飛鳥がそう返事をすると、蘭はこれ以上聞かない事にした。

モカ「じわじわ主導権握るタイプだよね~。頭いいし」

飛鳥「ご冗談を…行きましょう」

 

 と、6人がショッピングコーナーに向かった。

 

モカ「いやー。何でも取り揃えられてるね~」

飛鳥「そうですね。水着にタオルに水鉄砲にビーチボールがありますね」

 モカと飛鳥が会話をしていると、巴が何かを見つけ出した。

 

巴「この水鉄砲中々かっこいいな!」

蘭「男子小学生みたいだね…相変わらず…」

巴「そうか? 女子でもこういうの好きでもいいと思うんだ」

 と、巴が蘭に絡み、つぐみはひまりと話をしていた。

 

つぐみ「ひまりちゃんは何か買いたいものでもあった?」

ひまり「えーとね…あった!」

 と、ひまりが取り出したのはサングラスだった。

つぐみ「…サングラス? 確かに日差し強いもんね!」

ひまり「それもそうだけど、さっき背の高い女の人がサングラスしてたの! どう? 似合うかな!」

 そう言って、ひまりが頭にサングラスをのっけた。

つぐみ「うん。とっても似合ってるよ!」

 と、つぐみが相槌を打つとそのままキャピキャピ買い物をつづけた。

飛鳥「……」

 そんな中飛鳥は感知していた。負の念を…。

 

「うぉぉぉぉぉぉ!! どうしてあんな美女5人の中にオレはいないんじゃあ!!」

「憎い…!! 一丈字が憎い…!!」

「座長権限使いやがって…!!」

「また読者に飽きたってコメント送られろ…!!!」

 

 と、とにかく雑念が凄かった。

 

飛鳥(もう美竹さん達だけでいい気がするんだよなぁ…)

 

 そんなこんなで元の場所に戻ってきた6人。

 

モカ「いいよいいよ~」

 と、モカがカメラでひまりを撮影していた。ビーチチェアに座り、ドリンクを持ちながらひまりはポーズをとっていた。身長こそは少し足りないものの、彼女のバストがカバーしていた。

 

蘭「モカ。やらしい」

つぐみ「あははははは…」

飛鳥「……」

巴「一丈字。空を見上げなくて良いぞ」

飛鳥「いや、何か上原さん見てると、美竹さんに怒られそうなので」

蘭「見るなとは言ってないよ…」

 蘭が視線を逸らした。

 

飛鳥「まあ、それはそうと…」

モカ「ひーちゃんおっぱいでかい?」

飛鳥「ではなくて、やはり見られてますね…」

 飛鳥が周りを見渡すと、ひまりを凝視する輩と、飛鳥に殺意を抱いている輩がいた。

 

ひまり「もー。そうなのよ。中学の時からずっとこんな風に見られてて…。やっぱりおっぱいが大きいのがいけないのかなぁ」

飛鳥「……」

 飛鳥は何も答えなかった。

モカ「そうだよ~。ひーちゃんまた育ってな~い?」

ひまり「えーそうかなぁ」

モカ「そうだよ~。あんだけ沢山食べてたら…」

ひまり「やっぱりそうなのかな~」

蘭「二人とも。男子がいるからそういう話はしない!!/////」

 蘭が突っ込んだが、飛鳥は紙飛行機を飛ばすポーズをしていた。

 

蘭「…で、一丈字は何してるの?」

飛鳥「冤罪防止」

巴「か、考えすぎだよ…」

 

 ちなみにモカやひまりが「おっぱい」を連呼していた為、男子生徒達や男性客の大半がひまり達をガン見だった。

 

 そしてトークもたけなわにして、サーフィンコーナーへとやってきて、サーフィンに挑戦する事にしたのだが…。

 

巴「いやっほー!!」

モカ「いえーい」

飛鳥「……」

 

 なんという事でしょう。巴、モカ、飛鳥が3人並んで高い波を乗りこなしてるではありませんか。

 

蘭・ひまり・つぐみ「……!!!!」

 

 蘭、ひまり、つぐみの3人は疲れて休憩したが、巴やモカが高い波でサーフィンをしていた事に驚いていたが、飛鳥の身体能力の高さに絶句していた。

 

つぐみ「す、すごい…!!」

ひまり「前々から思ってたけど、一丈字くんって結構運動神経高いよね…!?」

蘭「う、うん…」

 

 飛鳥はボートに乗りながらある事を考えていた。

 

飛鳥(…中学の時、超能力をコントロールするためにサーフィンやったっけなぁ)

 

 おかげで足腰が鍛えられ、足で超能力を使うときにある程度コントロールできるようになったのだ。

 

飛鳥(超能力で作った竜巻に乗ったり、水上を走ったり…。ためになったねぇ)

 

 巴とモカも飛鳥を見ていた。

 

巴(一丈字すご…!!)

モカ(超能力なくてもやるじゃ~ん)

 

 そしてフードコードで食事をしていた。

 

ひまり「一丈字くん凄いじゃん!! まさかあそこまで乗りこなせるなんて…」

飛鳥「いえ、青葉さんや宇田川さんに比べたら…」

巴「…いや、アタシら以上だったと思うんだけど」

モカ「むむむー…。ちょっと妬けちゃうなぁ」

飛鳥「ご冗談を」

 

 飛鳥が苦笑いしながらアフグロと話をしていたが、当然嫉妬の念が凄かった。

 

飛鳥(あー…どこ行っても嫉妬だぜ。そりゃ仕方ないんだけどさ。まあ、手を出してこないだけましか)

 

 そう言って飛鳥はフライドチキンを食べていた。

 

ひまり「そういえばウォータースライダーが載れるようになるんだよね!?」

モカ「そうだね~。そういや6人まで乗れるって言ってたし~」

蘭「…え? 6人?」

 と、蘭が驚きの声を上げていた。

飛鳥「何言ってるんですか。私1人であなた方5人に決まって…」

モカ「飛鳥くんこそ何言ってるの~? 6人で乗るんだよ~?」

飛鳥「あ、それでは多数決取ります。私が一緒でもいい人―」

モカ「はーい」

 と、蘭以外の4人が手を上げた。

 

飛鳥「Oops」

蘭「マ、マジで…!!?」

モカ「という訳だからけってーい」

 

 そんなこんなで飛鳥はAfterglowとウォータースライダーに乗る事になった。

 

 ちなみに賛成した理由

モカ「そんなの飛鳥くんがいた方が面白いからに決まってるじゃ~ん」

ひまり「いやー…流石に一人だけ仲間はずれなのは可哀そうかなって…」

つぐみ「そうだよね…」

巴「アタシは構わないぞ!」

 

飛鳥「約一名のぞいて、めっちゃいい人たち」

モカ「分かってないな~。飛鳥くんの事嫌いだったら手を上げなかったよ~?」

 

 そんなこんなでウォータースライダーに乗る事になったが、何かが違っていた。

 

ひまり「あれ? ウォータースライダーってこんな感じだったかな?」

巴「アタシが前に見たときはもっと普通だったんだけど…」

モカ「普通の奴と期間限定のウォータースライダーがあるみたいだから、期間限定のが載れる分のファストパス買ったよ~」

飛鳥「ちなみにどんな感じの…?」

 

 すると看板にはこう書いてあった。

 

『お化け屋敷 × ウォータースライダー ゴーストMADMAX ~ ウォータースライダーをお化け屋敷風にしてみました~』

 

 パイプが2つあり、片方はどうみても物騒なもので、蘭と巴が固まった。

 

モカ「さあ、行こー」

蘭「ちょ、ちょっと待ってぇええええええええええええええ!!!」

巴「アタシら普通の乗りたいんだけど!!!」

モカ「そんな大したことないと思うよー。精々お化け屋敷風に塗装したとかそんなんでしょー」

蘭・巴「あああああああああああああああああああああああああああ!!!」

 

 蘭と巴の悲鳴が響き渡った。

 

 そんなこんなで6人はウォータースライダーに乗る事になったが、いかにも嫌な予感がしなかった。飛鳥たち以外誰もいない。

 

「おい…あっちめちゃくちゃ怖いって評判なのに…」

「女の子たちだけで凄いね…」

「ああっ!! これ一丈字いい思いする奴やんけ!!!」

「チビって嫌われろ!!!」

 

 と、普通のウォータースライダーに並んでいたギャラリーが話をしていた。

 

蘭「……」

巴「……」

 本当は駄々をこねたいが、ここで駄々をこねたらAfterglowと自分のイメージを下げるため、何も言えなかった。

モカ「それじゃ、しゅっぱーつ」

 

 この時、モカに対して殺意が沸いたとの事だった…。

 

 順番

<前>

モカ・蘭・飛鳥

つぐみ・ひまり・巴

 

「それではいってらっしゃーい」

『フハハハハハハハハ』

 と、飛鳥達がウォータースライダーに入れられた瞬間、謎の声がした。

 

蘭・巴「ひぃいいっ!!!」

飛鳥「あー…そんなに大したことないと思いますよ」

ひまり「どこがよぉ!!! 何かパイプのイラストが凄く悪趣味なんですけどぉ!!」

 

 と、両サイドの絵は肌の白い女性が書かれていたが、めちゃくちゃ怖かった。

 

蘭・巴・ひまり「いやぁああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

 と、3人がパニックになっていた。

つぐみ「……!!」

 つぐみも絵の怖さに涙目になっていた。

 

巴「あああああああああああああ!!! ああああああああああああ!!!」

 巴が悲鳴を上げていて、蘭は目を閉じてブツブツつぶやいていた。

 

モカ「どうやって書いたんだろうねー」

飛鳥「印刷とかですかね」

ひまり「ちょっと何二人は冷静になって…」

 その時、スピードが速くなった。

 

「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!」

 と、6人を乗せたボートはそのまま左右に揺れていった。

 

巴「ひぃいいいいい!!! 顔が!! 顔が近づいてくるぅ!!!」

蘭「無理無理無理無理ぃ!!!」

ひまり「うわ~ん!!!」

 すると正面にEXITという赤文字が書かれていて、その直下は出口の急降下台だった。

 

飛鳥「皆さん! もうすぐ出口ですよ!!! しっかり捕まってください!!」

 飛鳥の号令で6人全員が必死にしがみつくと、急降下して、大きな水しぶきを上げた。

 

 そして6人は上がってきたが、飛鳥とモカ以外は放心状態だった。

 

飛鳥「…大丈夫ですか?」

蘭「大丈夫に見える…?」

飛鳥「見えないです…」

ひまり「もー怖かったぁ~!! あんなの趣味が悪すぎるよー!!!」

つぐみ「夜トイレに行けるかな…」

モカ「あ、そういえば写真撮ってくれてるんだって~。見てみようよ~」

 

 と、6人が写真の販売所を訪れた。写真は最初当たり、中間、そして最後の所の3か所を取ってくれているが…。

 

蘭・巴・ひまり「!!!///////」

 

 蘭、巴、ひまりに至っては終始驚いたり、怖がったり、情けない顔をしていた。つぐみに至っては3枚とも目をつぶっていた。それに対して飛鳥とモカはカメラ目線で親指立てたり、ピースしたりしていた。

 

つぐみ「私3枚とも目をつぶってる…」

モカ「いやー。どの写真を買って帰ろうかな~」

ひまり「買って帰る気!!? ダメ!!!////// もう1回乗ろう!」

モカ「駄目だよー。トモちんと蘭は絶対乗ってくれないよ~。ね~?」

 

 モカが巴と蘭を見ると、巴と蘭が顔を真っ赤にして俯いていた。というのも、ウォータースライダーに乗ってる時に、女の子らしい部分を飛鳥に見せてしまったからである。そして1回目の写真に蘭と巴が涙目で驚いているのに対し、飛鳥が苦笑いしている様子が映っていたからだった。

 

モカ「……」

 モカは2人の心情を察して、飛鳥を見た。

 

モカ「飛鳥く~ん」

飛鳥「何でしょう」

蘭・巴「!!!//////」

モカ「トモちんと蘭どうだった~?」

飛鳥「え? そうですね…」

蘭「喋らなくていい!!/////」

巴「そ、そうだ!!//////」

 と、蘭と巴が必死に止めた。

 

飛鳥「まあ、ご本人が嫌がってる様子なので」

モカ「まあ、大体わかるけどね~」

 モカがニヤニヤしていた。

ひまり「え? どんなふうに考えてたの?」

モカ「トモちんも蘭も、女の子らしくて可愛らしかっt」

蘭・巴「ああああああああああああああああああああああ!!!!////////」

 モカがそういうと、蘭と巴が悲鳴を上げた。

 

飛鳥「青葉さん。冷やかしが過ぎますよ」

モカ「いや、めっちゃ顔笑ってるじゃん。笑ってるね? その心笑ってるね?」

 すると、蘭と巴が飛鳥を睨みつけた。

 

飛鳥「落ち着きましょう。いったん落ち着きましょう」

蘭「これが落ち着いていられるか…!!!//////」

巴「いや、本当に違うからな。違うからな!?///////」

飛鳥「あ、はい」

蘭「もぉおおおおおおおおおおおおおお!!!!//////」

 

 こんな事もありましたが、なんだかんだ言って楽しい1日になりましたとさ。

 

 

モカ「めでたしめでたし」

蘭・巴「めでたくな―――――――――――――――――――い!!!!//////」

飛鳥・ひまり・つぐみ「……」

 

 

おしまい

 

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