今回の設定
・ 飛鳥 ← バンドガールズ
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ある日の事、飛鳥が一人でカフェテリアにいた時の事だった。
「飛鳥くーん!!」
「?」
Poppin’Partyがやってきた。
飛鳥「戸山さん。それに皆さんも」
香澄「今度の休み暇?」
飛鳥「暇ですけど、どうされました?」
香澄「海行かない?」
飛鳥「え?」
香澄の発言に飛鳥と食堂にいた男子生徒たちが反応した。
飛鳥「何人で行くんですか?」
香澄「私たちと飛鳥くんの6人だよ」
飛鳥「お、おー…」
香澄の言葉に飛鳥が驚くと、有咲が表情を曇らせた。
有咲「なんだよ。嫌なのか?」
飛鳥「嫌じゃないですけど、このまま無事に週末を迎えられるかなーって」
飛鳥の言葉に男子生徒たちが発狂した。
「ふざけんな!!」
「そんなの絶対に許さない!!」
「主役の権限悪用してんじゃねーぞ!!」
「オリ主風情が香澄ちゃん達と海水浴なんて1万光年早いんだよ!!」
どうあっても飛鳥と香澄達との海水浴を防ぎたいのでメタ発言などお構いなしだ。
飛鳥(でも気持ちもわかるんだよな…。確かにそりゃあ面白くないわ)
飛鳥は男子生徒たちの気持ちを理解していた為、なんとも言えない気持ちだった。
有咲「とにかくこっち来い!」
有咲が飛鳥の腕を掴んで移動すると、他の4人も続いた。去っていく中でも発狂が収まらなかった。
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香澄「…で、ちょっと大騒ぎになったけど、一緒に来てくれる?」
飛鳥「週末まで何もなかったらね…」
その時だった。
「飛鳥」
友希那、リサ、紗夜、燐子の4人が現れた。
「あこもいるよ!」
あこが遅れてやってきた。
飛鳥「Roseliaの皆さん」
友希那「今度の休み空いてるかしら?」
飛鳥「すみません。Poppin’Partyと海水浴に行くことになりまして…」
友希那「…そう」
飛鳥の言葉に友希那が苛立った表情を見せると、
紗夜「認めません」
飛鳥「え?」
紗夜「風紀委員として、男女で海水浴に行くことを認めません!!」
香澄「ええええええええええええ!!?」
たえ「そんな事言って、Roseliaも誘うつもりだったんじゃないですか?」
たえの言葉に紗夜が困惑した。
リサ「いやー…その、どうせなら皆で行かない?」
あこ「あこも飛鳥くん達と一緒に海水浴行きたいよー」
燐子「……」
飛鳥が困惑した。
飛鳥「…私の権限ではどうにも」
香澄「いいですよ?」
「!!?」
香澄が口を開いた。
有咲「香澄!?」
香澄「皆で行った方が楽しいですもんね!」
たえ「多分断っても、ついてきそうな気がするしね」
沙綾「おたえ!! シーッ!!」
友希那「よく分かってるじゃない」
「えぇぇぇぇ…」
友希那の正直さに飛鳥、沙綾、有咲が困惑した。
その時だった。
「飛鳥く~ん」
Afterglowがやってきた。
飛鳥「青葉さん」
モカ「今度の休み暇~? 暇だったらモカちゃんたちの練習に付き合ってほしいんだけど~」
友希那「悪いけど、飛鳥は週末私たちと海水浴に行くのよ」
蘭「…は?」
友希那の言葉に蘭が反応した。
友希那「練習頑張って」
(なんかマウント取ってるようにしか見えない!!)
言葉の足りなさと態度のせいで、完全に喧嘩を売ってるようにしか見えなかった。蘭はマジ切れだったが、他の4人もちょっとだけ蘭の気持ちが理解できた。
蘭「一丈字」
飛鳥「なんです?」
蘭「海水浴ってRoseliaと行くの?」
飛鳥「Roseliaとポピパですね」
蘭「行く」
飛鳥「え?」
飛鳥が反応した。
蘭「アタシたちも行く」
「!!?」
蘭の言葉に皆が驚いた。
友希那「練習があるんでしょ? 練習すべきよ」
蘭「大丈夫です。遅れた分は集中してやりますので」
ギスギスし始めた。
香澄「な、なんか大変なことになっちゃった…」
有咲「だから内緒にしろって言ったのに!」
リサ「それは抜け駆けじゃないの?」
あこ「そーだよ!」
飛鳥(抜け駆け…?)
抜け駆けという言葉を聞いて、飛鳥は嫌な予感がした。
その時だった。
「飛鳥!」
こころ達ハロハピがやってきた。
飛鳥「どうしたの?」
こころ「今度の休みは空いてるかしら?」
飛鳥「ううん。海水浴に行くことになってるんだ」
こころ「いいわね! 誰と行くの?」
友希那「私たちとよ」
はぐみ「いいなー。はぐみ達も海水浴に行きたいなー」
はぐみが目で訴えてきた。
飛鳥「ハロハピもバンドの練習ですか?」
こころ「その予定だったけど、あたし達も行きたいわ! 混ぜて頂戴!」
「!!?」
こころの言葉に皆が驚いた。友希那や蘭は反対しようとしたが、こころが相手なので相手に困っていた。
飛鳥「ポピパやアフグロも来るし、いいんじゃないですか?」
香澄「そうだね。皆で行こう!!」
香澄は内心取られるか心配だったが、ここで邪険にするのもかわいそうだと思ったので、認めた。
飛鳥「となると、あとはパスパレ…」
紗夜「パスパレは今週仕事が入ってますよ」
飛鳥「そ、そうなんですか?」
紗夜「ええ。という訳でこの21人で行きましょうか」
飛鳥「え、さっきまで反対してたのでは…」
紗夜「これだけ人数がいれば、心配いらないわ」
紗夜が何もなかったかのように言い放つと、飛鳥とポピパはなんか腑に落ちなさそうな顔をしていた。
たえ「なんだかんだ言って、一番行きたがってるの紗夜先輩ですよね」
紗夜「」
有咲「おたえ!!!!」
たえの正論に有咲が慌て、紗夜が困惑した。
香澄「それじゃこのメンバーで海水浴に行こう!!」
「おーっ!!」
「あのー…」
香澄たちが意気込んでいたその時、声をかけられて、そっちの方を見るとパスパレがいたが、日菜以外の4人が気まずそうにしていた。
彩「本当に行くの…?」
友希那「ええ。私たちも毎日暇じゃないから」
モカ「お土産買ってきますので~」
日菜「えーっ!! あたしも行きたい~!!!!」
日菜が駄々をこねだした。
紗夜「日菜、わがまま言わないの!」
日菜「だって週末の仕事とってもつまんないんだよ!? トライアスロンさせられるの!」
紗夜「健康的でいいじゃない」
蘭「頑張ってください」
千聖「どうしてうちのスタッフもこうも使えないのかしら…!!」
千聖が拳を握らせた。
日菜「あ、でもよく考えたら来週あたしたちが飛鳥くんを誘えばいいんだ」
友希那「は?」
蘭「それはダメですよ」
飛鳥「すみません。来週は空いてなくて…」
飛鳥が困惑した。
日菜「どうして?」
飛鳥「用事があるんですよ」
友希那「用事って何よ」
飛鳥「ゲームの大会に出るので」
「ゲームの大会?」
飛鳥の言葉に皆が驚いたが、友希那がにらみを利かせた。
友希那「まさかとは思うけど、燐子とあこが関係してないでしょうね?」
友希那の言葉に燐子とあこが滝のような汗を流していた。
飛鳥「…何か、問題ありました?」
友希那「どうして私を誘ってくれなかったのかしら?」
飛鳥「え、何も聞いていないんですか?」
リサ「ゲームの大会には出るって聞いてたけど…」
紗夜「飛鳥くんと出るとまでは聞いてないわ!」
皆が燐子とあこを見たが、友希那と紗夜が燐子とあこを睨みつけた。
あこ「ごめんなさ~い!!!」
燐子「レ、レアアイテムが欲しくて、それで飛鳥くんにお願いしたいんです…」
リサ「ていうか飛鳥くん。ゲームしてるの?」
飛鳥「ネットゲームはあまりやらないんですけど…」
あこ「飛鳥くん作戦立てるの凄く上手で、頭もいいから…」
あこが指をつんつんして言い放った。
飛鳥「まあ、そういう訳ですので海水浴楽しみにしてますね!」
友希那「今日ちょっと話があるわ。来なさい。拒否権はないわよ」
飛鳥「……」
その日の放課後、皆でファミレスに行った。
おしまい