全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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第309話「飛鳥と何かがあったポピパとアフグロ」

 

 

 ある日のバンドリ学園…。

 

香澄・たえ・沙綾・有咲「」

 

 香澄、たえ、沙綾、有咲が絶句していた。というのも…。

 

りみ「此間偶然飛鳥くんと会って、お昼一緒に食べたんだ~。めっちゃ楽しかった~」

 

 昨日、りみが飛鳥と遭遇して一緒に食事をしていたのだが、とても楽しそうに語っていた。地元が同じ関西だったという事もあり、話も盛り上がったという。

 

香澄「えー!!? 何それずるい!!」

たえ「そんなの初耳なんだけど…」

沙綾「抜け駆けじゃん!」

有咲「べ、別に羨ましくねーし…/////」

 

 何かどうなっているのか、Poppin’partyは全員飛鳥の事を好いていたのだ。勿論バンドリ関係者には申し訳ないと思っています。まあ、ポピパがもし好きな男が全員一緒だったらというコントとしてお楽しみください。

 

香澄「そうだ! 私も飛鳥くんと何かしなきゃ…」

有咲「いや、何かってなんだよ! そういや盆栽とか興味あるかな…」

沙綾「…サナ達にちょっと協力してもらおうかな」

たえ「あ、オッちゃん達にまだ逢わせてないや」

 

 ポピパが飛鳥とのデートの計画をしていたが、それを近くで聞いていた男子生徒たちは血の涙を流していた。

 

*********************

 

「一丈字飛鳥をバンドリ学園から抹消する会を結成…」

教師「はーい。変な事しないで、ちゃんと正々堂々と女の子を振り向かせましょうねー」

「神様は不公平だあああああああああああああああああああああ!!!」

 

************************

 

 そんなある日の事だった。

 

飛鳥「最近は平和になりつつあるなぁ…」

 

 昼休憩、飛鳥がカフェテリアの近くを一人歩きながらそう呟いていた。たまにはカフェテリアのランチを食べようと思ったが、視線を感じたのでやめた。

 

飛鳥(なんか足ひっかけられそう)

 

 その時だった。

 

「あ、一丈字くん!」

 

 沙綾がやってきた。

 

飛鳥「山吹さん」

沙綾「丁度良かった。まだお昼食べてない?」

飛鳥「えーと…」

 

 飛鳥が『食べてない』と言おうとしたが、更に圧が凄くなった。

 

飛鳥「食べてないんですけど、食欲ないんですよ…」

沙綾「食べないのは良くないよ?」

飛鳥「まあ、そうなんですけどね…」

沙綾「そうだ。良かったらちょっと一緒に来てくれない? 話したいことがあるの」

飛鳥「まあ、それなら…」

 

 飛鳥の言葉に沙綾と陰から隠れていた香澄、りみ、有咲、たえがガッツポーズをしたが、

 

「あー。ごめんねー」

「!?」

 

 男子生徒たちが割り込んできて、飛鳥をそのまま連れ去った。

 

「一丈字くんちょっと予定があるんだよー」

「また今度ねー」

沙綾「……」

 

 飛鳥が複数の男子生徒たちに運ばれ、沙綾は無表情になった。それを見た一般生徒たちは『知らんぞー』という顔をしていた。

 

「あ、もし良かったら僕たちと一緒に食べようよ」

「その方がいいよ」

「うんうん」

 

 一般生徒たちは思った。『死んだな、あいつら』と。

 

**************************

 

「オラァ!!」

 

 男子生徒たちが飛鳥を乱暴に投げ飛ばすが、飛鳥は受け身を取った。

 

「昼休憩はカフェテリアに近づくんじゃない!!」

「教室かトイレで飯食ってろ陰キャが!!」

飛鳥「えー…」

 

 あまりにも理不尽すぎる発言に、飛鳥は頭をかいて呆れていた。

 

「主人公だからって、可愛い女の子とキャッキャウフフ出来ると思ったら大間違いだぞ!」

「そうだそうだ!!」

飛鳥「あのー。それなら一つ宜しいでしょうか」

「話は聞かん!」

「ハーレム小説の主人公の言う事は大体意見が通らない!! 諦めろ!!」

飛鳥「ホント嫌なシステムですよね。それに至っては」

「これ以上オレたちを逆なでしないでもらえますかねぇー?」

 

 このままじゃらちが明かないと思った飛鳥は超能力を使って暗示をかけ、その場を離れた。

 

「こうなったら仕方ない。お前には消えて貰う!」

「うふふふふ…」

 

 複数の女子生徒たちがやってきた。この女子生徒たちは男子生徒たちに金で雇われて、飛鳥に冤罪を仕掛けようとしていた。だが、肝心の飛鳥がいない為、どうする事できなかった。

 

飛鳥(そんな作戦思いつくなら、もうちょっと人の役に立つ事に使えよ…)

 

**********************

 

 昼休憩、結局飛鳥は昼ご飯を食べる事が出来ず、午後の授業に臨むことにした。

 

飛鳥(腹減ったぜ…)

 

**********************:

 

 そして放課後、

 

飛鳥「今日はがっつりラーメンでも食べようかなぁ」

 

 飛鳥がそういうと、2組からAfterglowの宇田川巴が現れた。

 

巴「今ラーメンって言った?」

飛鳥「言いましたけど…」

巴「そうかそうか! 丁度良かった! アタシもこれからラーメン食べに行こうかと思ってたんだ! 一緒に食べに行こうぜ!」

飛鳥「何も起こらなければいいのですが…」

巴「だいじょーぶだって!」

 

 巴が飛鳥の手を引っ張って、教室の外に連れ出すと、

 

『巴!!』

 

 さっそく何かが起きた。巴以外の4人が怒っていた。

 

ひまり「もー! 何一人だけ抜け駆けしてんの!?」

飛鳥(本人の前で言う事じゃないよ…)

モカ「皆で行こうよ~」

巴「あ、あー。そうだったそうだった。あはははは…」

蘭「全く…」

 

 蘭が憤慨していたが、内心は蘭も飛鳥とラーメンに食べに行きたがっていた。

 

巴「よーし! それじゃ行こう!」

 

 巴がそう言い放ったその時、

 

「あー!!!」

 

 ポピパがやってきた。

 

蘭「ポピパ…」

香澄「もしかして蘭ちゃん達も飛鳥くんを誘いに来たの!?」

巴「ごめん。アタシがもう誘った」

香澄「そんなぁ~!!」

沙綾「あのさ、私達昼に約束してたんだけど、男子達に邪魔されて…」

モカ「知ってるよ~。災難だったね~」

 

 実は結構噂はすぐに広まって、実行犯はめちゃくちゃ叩かれた。

 

有咲「ど、どこに行くんだよ」

巴「何ってラーメン屋だよ。一丈字も食べたがってたし」

飛鳥「ああ、また食欲がなくなってきました…」

沙綾「お昼食べてないんでしょ?」

飛鳥「食べてませんけど、また来るんじゃないですかね…」

巴「そうなる前にさっさと突っ切るぞ! じゃーな!!」

 

 巴が飛鳥の手を引っ張って去っていった。

 

香澄「まってー!! どうせなら11人で行こうよー!!」

 

 そう言って2組と飛鳥は去っていった。

 

「モォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!」

「主人公補正やめろよぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

 主人公じゃなくても下心がある奴は相手にされない。女子たちはそう言いたかったが、関わりたくないのでやめた。

 

おしまい

 

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