今回の設定
・ ストーリーは310話の続きだが、バンドガールズは皆飛鳥に好意を持っている。
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一丈字飛鳥です。私は今、今井先輩、白金先輩、あこさんと共に正座させられています。湊先輩と紗夜先輩に…。しかも公衆の面前で…。
友希那「あなた達…。何故正座させられてるのか分かってるわね?」
飛鳥「はい、先日4人でライブをしたことです」
紗夜「いきさつを説明してもらえるかしら?」
リサ「あ、えっと。ここはアタシが説明するね」
飛鳥「今井先輩…」
リサ「まあ、アタシが年上な所もあるから…。えっとね…」
リサが事情を説明した。当初男子生徒たちのセクハラに対して燐子、あこと3人で話していた所、飛鳥が通りかかったのだ。だが、飛鳥も男子生徒たちからの嫌がらせに悩んでおり、4人で話した結果、突然バンドをやっている所を見せて友希那と紗夜を怒らせて、怒られている所を男子達に見て貰って、憂さ晴らしをさせてやろうという作戦を思いついたのだ。
まあ、リサ・燐子・あことしては飛鳥とバンドが出来る上に一緒にいる時間が長くなるので、メリットしかなかったのだが…。
リサ「という感じです」
友希那「なるほど。確かに私と紗夜はとても怒ってるわよ」
あこ「うぅぅぅ…」
友希那と紗夜が鬼のような顔をしていたので、あこが怯えていた。ちなみに男子生徒たちはというと、飛鳥の事を盛大に笑ってやりたかったが、友希那や紗夜が本気で怒っていたので何も言えなかったが、友希那たちのいないところで盛大に笑ってやろうと思っていたのだった。
友希那「私も飛鳥とライブしたかった!!(泣)」
飛鳥(泣いていう事かなぁ!?)
友希那が目に涙を浮かべて叫ぶと、飛鳥が困惑したが紗夜も涙目になった。
紗夜「ひどいじゃないですか…! 私と湊さんは男子の変態トークを遠くから聞かされて嫌な思いをしたのに、今井さんと宇田川さんと白金さんは一丈字さんとライブをするなんて…。Roseliaってこんな格差があるバンドではなかったじゃないですか!!」
リサ「紗夜。それに関しては本当にごめんなさい」
紗夜の切実な言葉に飛鳥たちは本当に申し訳なさそうにしていた。後からクラスメイトとかに聞いたが、本当に聞いてられなく、ライブできてた事が本当に幸せだと感じていた。
友希那「とにかく不公平よ! 私と紗夜ともライブする権利を要求するわ!」
飛鳥「私でよろしいんですか? プロとかじゃないんですが…」
友希那「愚問よ。もう少し自分に自信を持ちなさい」
紗夜「確かにプロとは言えないかもしれませんが…、ちゃんと個性が出ていました。凄く大事な事だと思います。さあ、やりましょう!」
飛鳥(めちゃくちゃやる気だな…)
飛鳥がそう思っていたその時、
「ちょっと待ってください」
そう言い放ったのは、Afterglowの美竹蘭だったが、友希那が間に入った。
友希那「今回は私たちのターンよ!! 絶対に邪魔をさせないわ!!」
「必死か!!」
リサ「友希那落ち着いて! キャラ崩壊しかけてる!」
飛鳥「いや、もうキャラ崩壊してますけどね!!」
蘭「Roseliaは1回ライブをしたんですから、次はうちに譲るべきです」
友希那「私と紗夜は1度もしてないわ。だからRoseliaではないの」
蘭「屁理屈はやめてください。アタシ達は出番すらなかったんですから」
飛鳥「メタ発言はよしてください」
飛鳥が冷静にツッコミを入れた。
友希那「それはそうと何なの。急に割り込んできて」
蘭「こうでもしないと、出番が回ってこないんです。とにかく飛鳥と次にライブするのはうちですから」
飛鳥「ライブする前提なんですね…」
すると蘭が飛鳥を睨みつけた。
蘭「何、不満なの?」
飛鳥「私は不満じゃないけど…」
飛鳥が男子生徒たちの方を見た。
「ちょ、オレたちのせいにするなよ!」
「男らしくないぞ!!」
「お前そういうとこだぞ!!」
「はぁ!? 人のせいにするとかお前本当に人間終わってんな!!」
蘭「無視していいから。大体ひまり達にセクハラしてる癖によくそんな事言えるね」
(キッツー!!!)
蘭の容赦ない言葉に男子生徒たちは撃沈していたが、
「それでも好きだ!!///////」
例外もいた。
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蘭「とにかく次はAfterglowがやるので」
友希那「そんなのダメよ」
その時だった。
香澄「うちも飛鳥くんとライブしたいんだけど…」
こころ「ハロハピもやりたいわ!」
ポピパとハロハピも名乗り出た。
蘭「うちが先だからね」
友希那「いや、私と紗夜が…」
日菜「はいはーい! パスパレもやりたいでーす!」
「パスパレはダメ!!!」
日菜「えーっ!?」
何故かパスパレだけはっきりとダメだと言われて、日菜が驚いた。ちなみに気が付いたら25人のバンドガールが集まっていた。
千聖「納得のいく説明をしてもらえるかしら?」
蘭「じゃあ納得のいく説明をしますね。アイドルだからです」
友希那「自分たちの立場を考えなさい」
日菜「それくらい大丈夫だよー」
紗夜「ファンが大丈夫じゃないの」
友希那「今度こそ終わりよ。パスパレ」
と、なかなか収拾がつかなくなった。
こころ「そうだわ! それじゃ飛鳥にはっきり決めて貰いましょうよ!」
飛鳥「え?」
皆が一斉に飛鳥を見た。ここで『自分たちを選ばなかったらどうなるか分かってるだろうな…』という顔はしなかった。
「しなかったのかよ!」
友希那「だって飛鳥そういう子嫌いだもの。口きいてもらえないなんて耐えられないわ…」
飛鳥(確かに嫌いだけど、そんなに怯えなくても…)
飛鳥ははっきり言う性格で、理不尽な事が大嫌いなので、自分に冷たい相手には冷たいのだった。だが、それが結果的に周りに流されず、まっすぐな男として評価されたのだ。
蘭「誰を選ぶの?」
飛鳥「そうですね…。一番最初としては湊先輩と紗夜先輩ですね」
「!」
友希那「ほら見なさい」
蘭「それじゃもし…あたし達が一番最初に約束してたらどうだった?」
飛鳥「Afterglowですね」
そう、基本的には約束した順に相手するのだった。
彩「って! 結果的にうち最後じゃん!!」
友希那「いや、あなた達はアイドルだから無理でしょう。まあ、これで決まりね」
蘭「……っ!」
モカ「まあ、飛鳥くんがそう言うんだったら仕方ないよね~」
と、このまま解決するかと思われたが…。
「湊さん。補習です」
友希那「興味ないわ」
「興味ないとかじゃないの!!」
なんと、友希那が補習になってしまったのだが、友希那は補習を受ける気がなかった。
紗夜「湊さん! ちゃんと補習を受けてください!」
飛鳥「……」
そんな時だった。
蘭「紗夜先輩」
紗夜「なんですか?」
蘭「補習受けないならライブの件…。うちが優先でもいいですよね?」
紗夜「はぁ!?」
友希那「5秒で終わらせるわ」
「5秒は無理でしょ…」
飛鳥は暫く忙しくなりそうだと感じたのだった。
「一丈字くん」
飛鳥「あ、はい。なんでしょう」
偉そうな中年男性教師が突然やってきた。
「君、今日限りで退学だから。荷物纏めて出てってね」
飛鳥「え」
こころ「あら、出ていくのはあなたよ?」
「」
飛鳥「何なのこれ!!」
ちなみに男性教諭は本当にクビになった。
おしまい