全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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第104話「もしもバンドリ学園にとてつもないイケメン達がいたら」

 

 

『VS イケメン軍団』

 

 ここはバンドリ学園。花咲川女子学園と羽丘女子学園が統合し、男女共学になった学校である。決して原作通りにやると、片方の学校を選ぶと偏りがちになるから統合させちまおうと考えたわけではない。

 

 そしてこの学園にはイケメンが5人いた。いずれも絵にかいた王子様という感じだった。

 

「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

「ちょ、長い長い!!!」

「どこで息継ぎしてんの!!?」

 

 食堂で、女子の黄色い歓声が鳴り響いていた。そしてその中心人物には…。

 

「オレらモッテモテだな!」

「調子に乗んな」

「……」

 

 5人の男子生徒達がいた。

 

「おい、あいつら…」

「ああ。オレらと同じで一般公募で来た奴らだろ…」

「あんな顔がいい奴が来るなんて聞いてねーよ…」

「他所行けや他所…」

 

 と、一般男子生徒達は僻んでいた。

 

 ちなみに登場人物紹介

 

年土 麒麟(としづち きりん) … 無口。

春木 青龍(はるき せいりゅう) … ストイックで厳格な性格。

夏火 朱雀(なつび すざく)  … 長髪でクールタイプ。青龍の側近的存在。

秋金 白虎(あきがね びゃっこ) … ムードメーカーでお調子者。

冬水 玄武(ふゆみ げんぶ) … ツッコミ体質。

 

 麒麟が3年生、それ以外が2年生。

 

「…あの人たち、すごく人気ですね」

「そうね!」

 

 飛鳥とこころが人だかりを見ていた。

 

こころ「きっとすごい人たちなのでしょうね!」

飛鳥「…そうじゃなきゃ、ああやって集まったりしませんもんね」

 

 と、特に話しかけたりもせずに去ろうとした。

 

飛鳥「まあ、今回はいちゃこらしてるとか言われそうにもないね」

「いや、いちゃこらしてるだろーが!!」

「こころちゃん!!!」

飛鳥「……」

こころ「いちゃこらって何かしら?」

飛鳥「イチャイチャは分かります?」

こころ「イチャイチャって恋人同士がする事でしょ? あたしと飛鳥は付き合ってないわ?」

飛鳥「ほら、こう言ってるので心配する必要は何一つございませんよ」

「いや、お前はお前でそれでいいの!?」

飛鳥「え? なんか問題でも?」

 と、飛鳥が首を傾げた。

 

こころ「でもイチャイチャってとっても楽しい事なのよね!」

飛鳥「楽しいかもだけど、そんな理由で人とお付き合いしちゃダメですよ。さあ行きましょ」

 と、飛鳥が強制的に話を終わらせた。

 

「……」

 

 黄龍達は飛鳥とこころを見つめていて、飛鳥も察知していた。

 

飛鳥(……?)

 

 放課後。飛鳥は即座に教室を出た。ちなみに校舎は4階建てであり、4階が1年生の教室、3階が2年生の教室、2階が3年生の教室になっている。

 

飛鳥(嫌な予感がする。早く帰ろう)

 と、飛鳥が存在感を消して、階段を下りて行ったその時だった。

 

「てめぇふざけんなよ!!」

 

 という男子生徒の怒声が聞こえた。

 

飛鳥(あんたがふざけんなって話だな)

 飛鳥は超能力で何が起きているか感知した。どうやら男子生徒達が青龍達にいちゃもんをつけていたのだが、女子生徒達にボコボコにされていた。

 

「あんたがふざけんじゃないわよ!!」

「顔だけじゃなくて中身も不細工なら救いようがないわ!!」

「この学校で彼女が出来ると思わない事ね!!」

「うわーん!! こんなのありかよ~~~~~!!!!」

 

 飛鳥は静かに目を閉じた。

 

飛鳥(完全に女の人が強い時代となったな…)

 

 そう思いながら飛鳥は去っていった。

 

 この後もイケメン軍団の無双は続いていき、飛鳥は完全に片隅に追いやられていた。

 

飛鳥(仕事が増えた)

 イケメン軍団の登場により、友希那達に彼氏が出来たんじゃないかという外部のヤラカシが色々やらかしたのもそうだが、イケメン軍団目当てに他校から出待ちの女子生徒達が来るようになった。

 

モカ「男の子も女の子も考える事が一緒だってよく分かったね~」

飛鳥「そうだね。弦巻さん」

こころ「なにかしら?」

飛鳥「悪いんだけど、ちょっと弦巻家の人に何とかしてもらえるように頼んでくれない?」

こころ「任せて!!」

 

 と、ある程度何とかなった。

 

モカ「えー。それでいいのー?」

飛鳥「いいよ。もし仮にオレの立場だったらどうする?」

モカ「同じことしてる~」

飛鳥「だよね」

 

 モカの言葉に飛鳥は静かに目を閉じた。

 

飛鳥「それはそうと、モカたちはああいうイケメンに興味ないの?」

モカ「興味ないし、蘭がライバル意識燃やしちゃって…」

飛鳥「ああ…」

 

 何となく想像できた飛鳥は苦笑いした。

 

おしまい

 

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