飛鳥「遂に恐れていたことが現実に」
飛鳥は羽丘女子高校に転入することになった。理由としては、羽丘女子高校も男女共学の話が出ていて、ちょーっとお試しで男子を入学させたいので、手伝ってくれませんか? という依頼だった。ちなみにこころとはこの時顔なじみではないが、いずれ知る事になる。
ちなみに羽丘の生徒
2年A組:リサ、日菜、薫
2年B組:友希那、麻弥
1年A組:蘭
1年B組:モカ、ひまり、巴、つぐみ
中等部:あこ
はて、どうなります事やら…。
飛鳥(オレが一番思ってるよ)
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ちなみに転校してくるのは飛鳥だけではなく、転入してくるのは飛鳥を含めて6人の生徒だった。他の男子生徒達はバンドガールズがいるクラスに配属されたが、飛鳥は1年C組に転入させられていた。
飛鳥(C組なんて原作にあったかな…?)
元々羽丘の女子生徒はレベルが高いという事で、バンドガールと同じクラスになった男子生徒達はウハウハのムホムホだった。まあ、そんなこんなでいつかはハーレムを作ろうとしていて、他の男子生徒は皆ライバルで、いかに蹴落とそうか考えていた。
飛鳥(死亡フラグ立てまくり)
ちなみに配属先
2年A組:男子生徒A
2年B組:男子生徒B
1年A組:男子生徒C
1年B組:男子生徒D
中等部:男子生徒E
A(オレはこの学校でハーレムを作ってみせる!)
B(まず手始めに両手に華だ…)
C(一人しかいねぇが、親密度を上げれば他の4人も釣れる!!)
D(4人とこっちが多めだ!)
E(中等部の生徒はオレが全部頂いた!!)
などと、下心丸出しで股間が何か反応していたのは言うまでもない。もちろんバンドガールがいない飛鳥の事は眼中に…
A(あいつには気を付けなければ!!)
B(油断してたらこいつがハーレムを奪ってしまう!!)
C(もう引き立て役は嫌だ!!)
D(確かモカちゃんと仲が良かったから、モカちゃんを引き留めないと!)
E(中等部の生徒はオレが全部頂く!!)
めっちゃ目の敵にされていた。
飛鳥(完全に女性をものとして見てやがるな…。強制わいせつをしようとしてる時以外は、スルーで行こうかな…)
と、飛鳥はノータッチで行く事にした。
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そんなこんなで学校生活が始まり、飛鳥以外の男子生徒は予定通り友希那達にアプローチをかけることにして、飛鳥はノータッチだった(クラスメイトとはある程度交流を取っている)。
飛鳥(まあ、自分たちの事で忙しいだろうし、湊先輩たちが良いならそれで良いんだ。ていうか、それを見守るのがオレの役割だしな…)
と、飛鳥が静かに目を閉じて、黙々と本を読んでいた。
1週間後。
A「そういう事があったんだよー」
リサ「へー」
と、A達はリサたちと仲良くなり始めたが、飛鳥はそれでもまだ動く様子はなかった。
飛鳥「何もしてないからね」
飛鳥はいつも通り、黙々と本を読んでいた。クラスメイト達との関係は悪くはないのだが、飛鳥は自分からは喋らない為、ある程度の距離は保っていた。
だが、やっぱり事件は起きるのだった…。
「ちょっとやめてってば!」
「そんな事言わないで。ね?」
蘭と男子生徒Cが揉めていた。
C「今度の休み、どこかに行こうっていっただけじゃん」
蘭「だからアンタとは行かないって言ってるでしょ!」
事の顛末はこうだ。転入してからCは蘭にアプローチをかけてきたのだが、あまりにもしつこく迫っていた為、蘭は鬱陶しがっていたのだ。ただアプローチをかけてくるならまだしも、Afterglowの事よりも自分の事を優先するように言ってきたのだ。バンド活動をしたい蘭にとっては出来ない案件で、自分の事は諦めるようにCに言い聞かせたのだが、粘着してきたのだ。
C「そんな事言わないでさあ。1回だけでいいから! ね?」
蘭「……」
全く諦めないどころか、誘ってくる様子に狂気を感じ、蘭は泣きそうになっていた。そしてそれを飛鳥が通りかかった。
飛鳥「!?」
蘭「!!」
飛鳥が異変に気付いて、蘭とCに近づいた。
飛鳥「何されてるんですか?」
蘭「!」
C「てめぇ! 邪魔すんじゃねーよ!! こいつはオレのもんだ!! てめぇはその辺の女の相手してろ!!」
と、Cが吠えた。
飛鳥「いや、まだ何も言ってないじゃないですか…」
飛鳥が困惑した。
C「いっつもいっつも蘭達といちゃこらしやがって…」
飛鳥「ただ世間話してるだけなんですけどねぇ…。それよりも美竹さん、嫌がってませんか?」
C「うるせぇ! お前は黙ってろ!!!」
Cが叫んだ次の瞬間、蘭が走り出した。
C「あっ!!」
そして蘭は飛鳥の手を引っ張ってそのまま逃げだした。
C「待てぇコラ!!」
Cが追いかけてきた。
蘭「しつこい…!!!」
飛鳥「……」
蘭と飛鳥がCを横目で見ると、飛鳥は真剣な顔つきになった。
そして校舎を出たが、Cは相変わらず追いかけてきていた。
蘭「追いつかれる…!!」
飛鳥「美竹さん」
蘭「?」
すると、飛鳥が強く引っ張って蘭を持ち上げるとそのままお姫様抱っこをした。
蘭「!!?//////」
飛鳥「しっかり捕まっててください」
と、飛鳥が猛スピードで走った。
「!!?」
C「ま、まてぇ…」
Cも流石に追いつけなくなったのか、苦しそうにしていた。
そして曲がり角で曲がると、蘭を降した。
飛鳥「すみませんね」
すると飛鳥がスマホを操作した。
蘭「……」
飛鳥「このまま走って逃げてください。私があいつを足止めしておきますので。頼みましたよ」
蘭「ちょっ…!!」
飛鳥がそのまま去っていき、Cの前に姿を現した。
C「て、てめぇ…!!」
飛鳥「強引なやり方はよくありませんよ」
C「うるせぇ!!! またそうやって蘭達の好感度を上げていちゃこらすんのか!!」
飛鳥「ご冗談を。もうあれは男性が苦手になってもおかしくありません」
飛鳥が首を横に振った。
飛鳥「色々言ってくれますけど、世の中そんなに甘くありませんよ」
C「うるせぇ…うるせぇうるせぇうるせぇ!!!」
と、Cが叫んだ。
飛鳥「それに、私があなたと同じように美竹さんを誘っても、結果は同じですよ」
C「そんな筈はねぇ!!」
飛鳥「いいえ。そんな筈はあるんです。美竹さんは友達を大切にする人ですから」
「!!」
飛鳥「そして同じように、Afterglowとして頂点に立つという夢も持っている。それを邪魔しちゃいけませんよ」
C「そ、そんなきれいごとを…!!」
飛鳥「口で言っても聞きそうにないのでこれ以上は言いませんけど、また同じ事をするようであれば、全てを失いますよ」
飛鳥が周りを見渡すと、女子生徒達が見ていたが、そのまなざしはCを軽蔑したり、失望したりする眼差しだった。
飛鳥「これ以上は何もいう事はございません。それでは」
そう言って飛鳥は去っていくと、Cは崩れ落ちた。
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モカ「聞いたよ~。蘭を助けてくれたんだって~?」
飛鳥「……」
蘭だけではなく、モカ、ひまり、巴、つぐみとも仲良くなっていた。
モカ「ちなみにDくんなんだけどね~。モカちゃん達のグループにやたら入ってこようとして、皆から顰蹙買ってたよ~」
飛鳥「…そうですか」
ひまり「それに…私の胸、嫌らしい目で見てたし」
飛鳥「……」
巴「まあ、女子校だから仕方がないとしても…な」
つぐみ「うーん…」
飛鳥が額を抑えた。というのも、教室の外でCとDが悔し涙を流していた。
C「一丈字の奴~!!!」
D「結局こういうオチかよ~!!!!」
蘭「ほっとけばいいのよ。あんな奴ら」
飛鳥「……」
蘭がばっさり言い放つと、飛鳥は静かに目を閉じた。
おしまい