前回までのあらすじ
Pastel*Palletesが出演するショートドラマに相手役として出演する羽目になった飛鳥。一応飛鳥の希望通り、顔出しはしない方向で行く事になった(ちなみにパスパレ側もライバルを増やさない意味でこれを承諾)。
嫌がらせをくくりぬけて、撮影当日。飛鳥は彩と共にミーティングルームに向かった。ちなみに飛鳥の出迎え役はじゃんけんで決めており、彩が勝った。
日菜「もー!! 何でこんな時に限って負けるのー!! いつもは勝つのにー!!」
千聖「やっぱり彩ちゃんだけじゃ心配だわ。私もついていきます。ていうか、私が行きます」
麻弥「千聖さん。流石にそれはダメっすよ…」
イヴ「そうです! ブシドーじゃありません!!」
けど、麻弥とイヴも本当は超行きたくて、飛鳥と二人きりになった。
飛鳥『苦情は受け付けます』
さて、どうなる事やら…。
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ミーティングルーム前
飛鳥「丸山先輩。ここからは離れてください」
彩「あ、分かった…」
と、彩が飛鳥から離れると二人ともミーティングルームに入った。
飛鳥「こんにちは」
「こんにちはー」
そこには確かにパスパレのメンバーとマネージャーらしき人物がいたが、飛鳥と彩の距離があまりにも近いので、日菜たちはそっちの方に目が行っていた。
飛鳥「私の顔に何かついてます?」
麻弥「あ、いいえ何も…」
彩「それじゃこっちに座ってね」
飛鳥「あ、はい…」
日菜「あーっ!!!」
千聖「彩ちゃん?」
と、飛鳥が座らせた所は確実に彩だけが隣になれる席だった。
麻弥「ちょ、彩さん…」
イヴ「ブシドーではありません!!」
彩「ちょっと皆落ち着いて。飛鳥くんが困ってるでしょ!」
飛鳥「…あの、お話を進めて頂いてもよろしいでしょうか」
飛鳥は困惑しながら、彩の無事を祈った。
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事務所の社員からドラマの流れを聞いた飛鳥。聞いているしぐさや相槌はいかにも「出来る人」の風格を醸し出しており、彩たちは飛鳥を見ていた。すると飛鳥もその視線に気づいたのか、彩を見た。
飛鳥「丸山さん。どうかしましたか?」
彩「あ、ううん!? 何でもないよ!?/////」
飛鳥「何か私の方ばっかり見てたので…」
彩「え、えっと…//////」
飛鳥がそう言うと彩が顔を真っ赤にした。そして飛鳥は察した。
飛鳥(このお話をご覧頂いている皆さん。もうこのシリーズの評価、0にして頂いて結構です。シリーズの削除は無理ですが、もうゲージは青色にして頂いて構いません)
日菜「飛鳥くーん。なんで彩ちゃんばっかり見てるのかなー?」
飛鳥「気のせいですよ」
千聖「気のせいじゃないわ。彩ちゃんに何されたの?」
飛鳥「白鷺さんならお気づきになられるかと。すみません、お話を続けてください」
飛鳥が真顔で言い放った。
「…それで、一丈字さんにはこの子たちに甘い台詞を囁いてくれたら」
飛鳥「甘い台詞?」
飛鳥の言葉に彩達は頬を染めた。
「何かキュンとするような言葉をお願いします」
飛鳥「えー…結構難しいですねそれ…」
飛鳥が困惑した。
日菜「そんなに難しく考えなくていいよー。いくらでもテイクは撮れるから」
飛鳥「スタッフの方々が困りますよねそれ…」
千聖「そうよ。それにそんなの見せられて、スタッフはどういう気持ちで撮影すればいいか分からなくなるわ」
千聖が咳払いした。
千聖「まあ、飛鳥くんは素人だから…時間をかけてもいいのだけど…//////」チラッ
飛鳥「…シチュエーションによりますよね。それ」
イヴ「あの、アスカさん!」
飛鳥「はい?」
キーボード担当の若宮イヴが話しかけた。
イヴ「あの、ワタシの場合はブシドーをお願いします!」
飛鳥「ブシドー?」
飛鳥が困惑した。
日菜「ああ、イヴちゃんね。フィンランドの人で剣道とか、習ってるんだよ」
飛鳥「そうなんですか…。もしかして留学とかされてるんですか?」
イヴ「いいえ! 父が日本人で母がフィンランドのハーフです!」
飛鳥「あ、そうなんですか。もし留学とかだったら、元気づける言葉でもかけようかなと思ったんですけどね…って、脚本あるんでした」
イヴ「それでお願いします!!」
飛鳥「えっ」
飛鳥がイヴを見ると、イヴが鼻息を荒くしてそう言った。
そんなこんなで撮影が始まった。イヴからである。設定としてはフィンランドから留学してきたという設定で、飛鳥が彼女の世話役をする事になったという設定。奥様は魔女的ならぬ、彼女はフィンランド人といった感じだ。本当はハーフだけど。
そしてその様子をイヴ以外の4人が見つめている。
飛鳥「日本に来てどれくらい経ったっけ」
飛鳥も演技をしていた。ちなみにイヴの希望で敬語ではなくため口だった。
イヴ「三か月です!」
飛鳥「そっか。それじゃ結構経ってるんだな」
と、飛鳥が空を見上げた。カメラは飛鳥の後姿を取っていた。
飛鳥「もう日本には慣れた…って言っても、慣れてるよな」
イヴ「はい! ブシドーです!」
飛鳥「…相変わらずそのブシドーはよく分からないけど、イヴが楽しそうでよかった」
飛鳥が笑ってみせた。
彩「…飛鳥くん。演技上手」
麻弥「そうっすね…」
飛鳥「…そうか。もう数か月も経ったんだな」
イヴ「はい」
飛鳥「初めてイヴと出会った日が昨日のようだ」
イヴ「私もです」
と、いい感じになっていた。4人は演技だと分っていても嫉妬していた。
イヴ「…本当にアスカさんと出会って良かったです」
飛鳥「……」
イヴの言葉に飛鳥は何も言わなかった。
飛鳥「イヴ」
イヴ「?」
イヴが飛鳥の方を向いた。
飛鳥「本当にそう思ってる?」
イヴ「も、勿論です」
飛鳥が俯く。彩たちは何事か何事かとドギマギしていた。ちなみにほぼ即興だった。
飛鳥「そう」
イヴ「ど、どうしたんですか…?」
飛鳥「ちょっと言っておきたいことがあって」
飛鳥が真剣な顔をした。
飛鳥「今日までイヴの事をずっと見てきてね。これからもずっと一緒にいたいって思ったんだ」
イヴ「え…//////」
すると飛鳥はイヴの顔を見てこう言った。
飛鳥「要はね、イヴの事が好きなんだ」
飛鳥が堂々と言い放つと、イヴが顔を真っ赤にした。他のメンバーも顔を真っ赤にした。
彩・日菜・麻弥「えええええええええええええええええええええええ!!!?」
「カットカット!!!」
彩たちの声が入ってしまった為、なしになってしまった。
「折角良い所だったのにー」
千聖(ナイスよ! これ以上は見てられなかったわ…嫉妬で)
千聖が握りこぶしを握った。
イヴ「あ…う…//////」
イヴが顔を真っ赤にして言葉が発せずにいた。
飛鳥「若宮さん。落ち着いて」
イヴ「え、えっと…ふ、不束者ですが…!/////」
飛鳥「本当に落ち着いて」
「それじゃ告白する所からもう一度!!」
「無理っすよ。だってあんなリアクション演技でどうにもなる訳が…」
「ギャグ路線にします?」
イヴ「あ、あの!! 頑張るので続きからさせてください!!!///////」
と、こうして何とかやり切った…。
イヴ「ウー…//////」
イヴは顔がほてったままだった。飛鳥は困惑した様子でイヴを見つめていた。
飛鳥「…そんなに恥ずかしがらなくても」
イヴ「ご、ごめんなさい…//////」
千聖「さて、飛鳥くん。次は私よ」
飛鳥「えっ、次は大和先輩じゃ…」
千聖「あの3人は最初のテイクを邪魔した罰として、相手役が他の俳優に変わったから」
飛鳥「あ、そうなんですか…」
千聖「さて、あなたの演技力を私にも感じさせて頂戴」
飛鳥「あの、先輩。手を引っ張らないでください」
イヴ「あっ…」
と、千聖が飛鳥を強制的に連れて行った。
イヴ「…私だって負けません//////」プクー
飛鳥(バンドリ関係者の皆さん。本当にゴメンなさい)
そして彩たちはというと…。
日菜「るんってしなーい!!!」
日菜、彩、麻弥の3人はイケメンADが相手役だったが、終始不満そうだった。
飛鳥(か、かわいそう…)
おしまい