全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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第196話「もしもバンドリ学園が部活強制だったら」

 

 

※ 今回の設定。

 

・ 飛鳥は最初からバンドリ学園の生徒として登場。

・ 孫たちとは出会わなかった世界線。

・ でも超能力者。

 

 それではゴー。

 

**********************

 

 私の名前は一丈字飛鳥。この春から高校生になります。新しい場所で頑張ってみたかったので、広島から東京の学校に進学する事にしました。親は反対しなかったのかというと、快く引き受けてくれました。ちなみに貧乏か裕福かっていえば、お金はある方です。私も稼いでいるので…。

 

 で、入学して問題が発生しました。

 

『えー。突然ですが、全校生徒の皆さんには部活動をやって貰います!』

 

 入学して早々、先生から部活動をやるようにと言われた。当然生徒達は突然過ぎると言ってブーイングをしたが、結果は覆らず、どこかの部活に入部する事になったのですが…。

 

『勿論1人で創部をしても可能です。部費は出ませんが、申請さえすればOKですよ?』

 

 一体この学校は何がしたいんだろうと、私は少しだけ後悔しましたが、1人だけでも良いというのなら、適当に創部をする事にしました。

 

 ていうかよくよく考えたら、先生達も顧問の仕事大変だろうなぁ…。

 

飛鳥「これでお願いします」

 

 私は『超能力研究会』という部活をすることにしました。先生達はオカルトチックだと苦笑いしていましたが、一応申請書に関する必要事項をびっしり書いたので、何とか申請が通りました。まあ、顧問がいなきゃいけないんだったら、すでにある部活に入ろうか迷ったけど、いなくていいならね。

 

 こうして、超能力研究会の会長(部長)となった私。こんなマイナーで妖しい研究会なんて誰も来ないと思ってました。だけど…。

 

「超能力研究会って面白そうね! 入部したいわ!」

「るんってした!!」

 

 入部希望者が来ました。しかも何かとても男子にモテそうな女子生徒が2名…。私の教室に来るや否や、入部を希望してきて皆さんが驚いていました。私も来るとは思ってなかったのでびっくりしたし、特に入部希望のポスターも作って掲示したわけではないので、知っていたこと自体に驚いていた。

 

飛鳥「え、え~と…」

日菜「あなた、部長の一丈字飛鳥くんでしょ? あたし、氷川日菜! あなたの1個先輩だよ!?」

飛鳥「は、はあ…」

 

 そう話しかけてきたのは氷川日菜さん。2年生で芸能人らしいが、テレビは料理番組やニュースしか見ないから、あまり良く知らないんです。ただ、見た感じやっぱり芸能人というだけあって明るい。

 

「あたしは弦巻こころよ! 宜しく頼むわね!」

 

 この人は弦巻こころさん。違うクラスの子で全く面識がない。

 

こころ「あ、そうだ! あなた、日向と椿のお友達でしょう!」

飛鳥「え?」

 

 何と言う事だろう、弦巻さんは私が中学時代の同級生の事を知っていたようだった。

 

飛鳥「え? あの二人をご存じなんですか?

こころ「ええ! 日向と椿は小さい頃からのお友達なのよ!」

飛鳥「…そういえばパーティーの時に一緒に遊んだ子がいるっていう話は聞いたことがあったけど」

こころ「多分あたしよ!」

日菜「で、入部させてくれるの!?」

 

 氷川先輩に詰め寄られて、私は困惑した。人数が増えると色々面倒な事になる。そもそも1人で自由に動くために創部したのに、これじゃ全く意味がないし…ましてや芸能人に本当に能力者だってバレたら大変な事になりかねない。

 

飛鳥「あー…質問なんですが、うちの研究会って何をするかご存じでしょうか」

日菜「超能力を極めるのもそうだけど、何か賞金稼ぎみたいなことするんでしょ!?」

飛鳥「そうですね。人の限界を極めるというのをテーマに部活動を行う、ある意味ハードな部活です」

 

 もう説明すること自体がハードだ。一般の人からしてみたら何を言ってるのか理解は出来ないだろう。だが、そうすることで人が来ないからそれでいい。そう思ってたのに…。

 

日菜「それが面白そう! ぜひ入れて!」

こころ「楽しい事を極めてみたいわ!」

飛鳥「」

 

 そんなこんなで3人で部活を行う事になったが、そりゃあもう有名になった。弦巻財団の令嬢と、大人気アイドル「Pastel*Palletes」のメンバーを部員に引き入れたのだから。しかも顔が良いもんだから、新しく部員が来る可能性がある。

 

飛鳥(超能力部に改名したろ)

 

 超能力部に改名したら、そのダサさに皆が私から距離を置くようにあった。そりゃそうだ。完全におかしな奴だからである。ましてや弦巻さんも中学時代は「異空間」と呼ばれていて、日菜さんも才能マンで色々浮いた発言をしていたから…。

 

 あれ、何だろう。似たような人が集まってない?

 

*******************

 

 そんなこんなで部活動が行われる事になった。どうせすぐに飽きるだろうと私もたかをくくり、何も言わずにいた。そして私は部活動らしく、手始めにゲームの大会に出る事にしたが…。

 

日菜「おもしろそー!! やろうやろう!!」

こころ「皆で参加した方が楽しいわ!!」

 

 と、3人で参加しました。その結果…。

 

「優勝!! バンドリ学園超能力研究会!!!」

 

 優勝しました。そのゲームは格闘ゲームで360度自由に移動できるもので、チームバトルを行いました。氷川先輩と弦巻さんが縦横無尽に動いて貰い、私がサポートをするという姿勢を取る事で無双しました。

 

 氷川さんだけじゃなくて、弦巻さんもなかなかの才能マンぶりでした。

 

 後日、3人揃って全校朝会で表彰されました。ああもう、全校生徒からの視線が痛い…。まあ、弦巻さんと氷川先輩は美少女だしなぁ。

 

日菜「やったね飛鳥くん!」

こころ「飛鳥のお陰よ!!」

飛鳥「あ、あはははは…」

 

 3人で廊下を歩いていると、男子生徒達の嫉妬の視線が凄かった。だろうねとしかいいようがないのですが、

 

 そして、学校の知名度を上げたので、部室が与えられました。弦巻財閥が何かしたとしか思えない程、部室が広かった…。

 

飛鳥「はぁ…」

 

 私がソファーに腰かけてため息をついていると、一人の女子生徒が入ってきました。

 

飛鳥「どうされました?」

こころ「あら、燐子じゃない!」

日菜「燐子ちゃんだ! どーしたの!?」

燐子「あ、あの…」

 

 すると燐子さんという方は、あるものを取り出した。入部届である。

 

燐子「わ、私もこの部活に入部させてくださいっ!!」

 

 …どうですか? こんなバンドリ。

 

 

おしまい

 

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