全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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 今回の設定

・ バンドリ学園に来るまでにバンドガールズを色々助けまくっていた飛鳥のお話。


第262話「飛鳥にアプローチしたいが男子生徒たちに邪魔されるバンドガールズ」

 

 

***************************

 

 一丈字飛鳥です。私は今、大変なことになっております。

 

日菜「飛鳥くん。今日の放課後暇?」

飛鳥「用事があります」

日菜「うちの事務所に来てほしいんだけど!」

飛鳥「用事があります」

日菜「そこでゆっくりお話とかしたいなー」

飛鳥「ごめんなさい。用事があります」

日菜「積もる話もあるし」

飛鳥「行かないと話が進みませんもんね。分かります」

 

 Pastel*Palettesというアイドルグループの方々から、事務所に来るように言われてます。

 

千聖「そんなこといって逃げようとしても無駄よ? 大体何の用事なの?」

飛鳥「郵便局まで荷物取りにいかないといけないんですよ」

千聖「じゃあそれが済んでからでいいわ」

飛鳥「あ、はい。分か…」

 

 その時だった。

 

「ダメだぁー!!!」

 

 するとファンの男子生徒たちがやってきて、飛鳥を突き飛ばした。

 

「千聖ちゃん!! 何を考えてるんだ!!」

「日菜ちゃん!! 早まらないで!!」

「オラァ!! さっさと郵便局行けこのゴミ虫が!!」

「お前ごときが千聖ちゃんたちと話をするなど、10000光年早いんだよ!!」

 

 男子生徒たちにブロックされて、飛鳥はその場を去った。

 

飛鳥(逆に…ありがとうございます)

 

 飛鳥は困惑しながらも、男子生徒にお礼を言ったが、

 

「……」

 

 邪魔されたPastel*Palettesは激怒していた。

 

「な、何をそんなに怒ってるの…?」

「怒ってる顔も可愛い!!」

「ぶたれたい!!」

「オレをもっと睨みつけてぇ~♡」

 

 そして、ファンの男子生徒たちはドMだったので全く効果がなく、不毛な時間が流れていた。

 

千聖(私の専属マネージャーにしたいのに…!!!)

彩(千聖ちゃん。パスパレのマネージャーでしょ!!)

日菜「るんってしないし、イライラする…!!」

麻弥「日菜さん。声に出てます。気持ちは分かりますが」

イヴ「切腹してください」

麻弥「イヴさんは落ち着いてください!!」

 

飛鳥「郵便局行くか…」

 

 飛鳥は郵便局に行って、荷物を受け取った。

 

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 そしてまたある日の事。飛鳥は昼食を取ろうとしたが、思ったほか腹が減っていなかったので、そのまま歩き回っていた。

 

飛鳥(そういやこの学校屋上が解放されてるけど…考えることは皆同じだなぁ)

 

 飛鳥が屋上の様子を見に行くと、そこにはたくさんの生徒でにぎわっていた。アニメとかで屋上がよく解放されていた為、それにあこがれたのか、皆ここにきている。ちなみに自殺対策も万全であり、柵は鉄格子になっている。

 

 そして飛鳥が立ち入ろうとすると、何か気配を感じて飛びのいた。

 

飛鳥「…何してるんです?」

「折角後ろからぎゅーってしてあげようと思ったのに~」

 

 そこにはAfterglowがいて、モカが話しかけてきた。

 

飛鳥「Afterglowのスキャンダルになりますよ」

モカ「モカちゃんたちはアイドルじゃないので大丈夫~」

ひまり「それはそうとモカだけずるいよ~」

モカ「早いもの勝ちでーす」

 

 ひまりとモカのやり取りを見て、飛鳥は頭をかいた。その時だった。

 

「あっ!! あんな所にAfterglowがいるぞ!!」

「本当だ!!」

「そして一丈字もいる!!」

「一丈字からAfterglowを守れぇえええええええええええええ!!!」

 

 そう言って男子生徒たちがAfterglowを囲み、飛鳥を下の階まで運んで放り投げた。

 

「アフグロに近づくなカス!!」

「生んでくれた親に謝れ!!」

 

 しかし、結果的に人助けをしてるようにしか思えなかった飛鳥は、また男子生徒たちにお礼を言って…。

 

「……」

 

 Afterglowは激怒していた。しかも温厚のはずの羽沢つぐみや、のんびりとしている青葉モカも例外ではなく、本気で切れてた。この後どうなったかはご想像にお任せします。

 

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 放課後、

 

飛鳥「帰ろう」

 

 飛鳥が帰ろうとしたその時だった。

 

「探したわよ。一丈字くん」

飛鳥「!!?」

 

 飛鳥の目の前に千聖が現れた。

 

飛鳥「あ、白鷺先輩。お疲れ様です」

千聖「お疲れ様。今から帰りかしら」

飛鳥「そんなところですね」

千聖「ちょっと時間取れるかしら」

飛鳥「えーと…」

 

 飛鳥が困惑していると、

 

千聖「なに? 私じゃ不満だというの?」

飛鳥「いえ、あなたのファンがスタンバってます」

千聖「!?」

 

 千聖が周りを見渡すと、そこには千聖ファンの男子生徒たちが取り囲んでいた。

 

「突撃―!!!」

 

 すると一斉に取り囲み、飛鳥が一瞬にして正門の外まで放り投げだされた。

 

「本当に懲りねぇ野郎だな!!」

「千聖ちゃんのおっぱいはオレのもんだ!!」

「いや、オレのものだ!!」

「僕のだよぉ!!」

 

飛鳥(な、なんかよくわからないけど…、アイドルってやっぱり大変なんだなぁ…)

 

 そして飛鳥が帰った後、彩たちがやってきた。

 

彩「どうしたの!?」

千聖「それが…」

 

 千聖が事情を説明した。

 

彩「それは千聖ちゃんが悪い」

日菜「あたし達には厳しいくせに、いつもせこい事ばっかりしてるよねー」

麻弥「反省してください」

 

 同情してもらえるかと思ったら、くそみそに怒られて千聖は沈んだ。

 

イヴ「切腹してください」

麻弥「それはやりすぎです」

日菜「そうだ。今度やったら、千聖ちゃんの絵、公開しようよ」

千聖「や、やめてぇ!! あんなの見られたら私の女優人生終わっちゃう!!」

彩「あと、薫さんなんていうかなー」

千聖「薫にまで馬鹿にされたら、末代まで恥よ!!」

麻弥「いや、千聖さんの中の薫さんってどんな感じなんですか」

 

 あまりにも薫の扱いがひどいため、麻弥が突っ込みを入れた。

 

日菜「ところで何の相談があったの?」

千聖「今度のドラマでキスシーンがあるんだけど、そこだけは一丈字くんにお願いできないかと…」

彩「千聖ちゃん。お仕事だよ」

日菜「そうそう。女優が廃るよ」

麻弥「そういうのはよくないと思います…」

イヴ「切腹してください」

麻弥「あの、イヴさん?」

 

「千聖ちゃんのキスシーン!!」

「うぁあああああああああああああああ!!! 悪魔の時間だぁああああああああああ!!」

「僕以外の男とキッスするなんてぇえええええええ!!」

「のぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

 今日もバンドリ学園は平和…ではなかった。

 

 

飛鳥「オレいらなくね?」

 

 そう言いながら、飛鳥はつけ麺屋で、つけ麺を食べていた。

 

 

おしまい

 

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