時はガールズバンド戦国時代。あまたのガールズバンドがしのぎを削って日々奮闘していた。
そしてこのバンドリ学園にも、5つのバンドが存在していた!
王道的ガールズバンド・Afterglow!
芸能アイドルバンド・Pastel*Palettes!
本格派ガールズバンド・Roselia!
異色派ガールズバンド・ハロー、ハッピーワールド!
清楚的ガールズバンド・Poppin’Party!
彼女たちもまた、自分たちが目指す『夢』に向かって奮闘していた!
この物語は、夢に向かって頑張る少女たちが愛と勇気と誇りをもって戦う物語である!
有咲「いや、FIELD OF VIEW!!?」
たえ「確かドラゴンボールGTだよね…」
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「香澄ちゃーん!!」
「おたえちゃーん!!」
「りみりーん!!」
「さーやちゃ~ん!!」
「有咲~!!!」
「美竹さ~ん!!」
「モカちゃ~ん!!」
「ひまりちゃ~ん!!!」
「巴ねえさ~ん!!」
「つぐみちゃ~ん!!」
「ヒナちゃ~ん!!」
「千聖さーん!!」
「マヤちゃ~ん!!」
「イヴちゃ~ん!!」
「友希那様~!!!」
「紗夜様~!!」
「リサちゃ~ん!!」
「燐子ちゃ~ん!!」
「あこちゃ~ん!!」
「こころちゃ~ん!!」
「薫さまぁあああああああああ!!!」
「はぐみちゃ~ん!!」
「花音ちゃ~ん!!」
「美咲ちゃ~ん!!!」
香澄たちは男子生徒たちに猛アタックを受けていた。
有咲「いや、多い多い!!!」
美咲(あれ!? アタシバレてる!!?)
彩「あの、ごめん!! なんか私呼ばれてない気がするんだけど!!?」
ここはバンドリ学園のカフェテリア。女子24人と男子が24人以上というまさに暑苦しい状態だった。
あこ「あこもいるよ!!?」
友希那「いや、あなた中等部に戻るの大変でしょ」
リサ「結構距離あるよ?」
有咲「ええい!! お前ら本当に懲りねーな!!」
「いやあ、ガールズバンドやってる運命だよ有咲ちゃん」
「うんうん」
有咲の言葉に男子生徒たちがそう答えた。
「ていうか有咲ちゃんが可愛いのがいけないんだ!」
「そうだ! しかもセクシーボディだし!」
「褒められるとすぐ照れる!」
「これで声をかけない方がおかしい!」
男子生徒たちが有咲をほめちぎるので、有咲が顔を真っ赤にした。
香澄「そうだよね! 有咲可愛いよね!!」
有咲「お、お前も余計な事言うなぁ!!」
「ほら! そういう所!!」
「はあん!! もう可愛いッ!!」
有咲「可愛いって言うなぁ~!!!!///////」
有咲がむきになって叫ぶと、他のメンバーも可愛いと思い始めた。
有咲「そ、それはそうと一丈字はどこだよ!!」
香澄「あれ? そういや今日見てないね」
あこ「あっ!! あれ!!」
するとテレビに飛鳥が映っていたが、飛鳥は広島にいて、何やら演奏しようとしていた。
こころ「あら? 広島にいるわね」
たえ「今日はバンドリ学園の生徒じゃないんだね…」
たえがそう言ったその時だった。
『一丈字飛鳥さんは、バンドリ学園の生徒だったはずですが…』
というインタビュアーの質問に対し、
飛鳥「あー…。実は急遽降板になっちゃったんですよ」
飛鳥から告げられた言葉に皆が絶叫した。
有咲「はぁああああああああああああ!!?」
香澄「降板ってなに?」
沙綾「…まあ、分かりやすく言うと飛鳥くん、もう広島に帰って私たちと共演しないって事」
香澄「ええっ!!? なんで!!? そんなの聞いてないよ!!」
飛鳥が急遽降板になったという事で、男子生徒たちはチャンスだと思った。
有咲「ちょ、ちょっと待てよ!! どうしてこんな事に…」
美咲「市ヶ谷さん。市ヶ谷さん」
有咲も困惑していたが、美咲が後ろから話しかけて…。
有咲「な、なに…」
美咲「…もしかしてアタシと市ヶ谷さんにこいつらを押し付けようとしてるんじゃ」
美咲の言葉に有咲が憤慨した。
有咲「ぜってー連れ戻す!!」
沙綾「まあまあ落ち着いて」
沙綾が困惑した。
沙綾「…その、一丈字くんだってもう300回もやってきて、こいつらの相手するの疲れたみたいだし」
有咲「いや、アタシらはどうなんの!!?」
たえ「ここは原作組の意地を見せるしかないよ」
有咲「原作組とか言わない!!」
そう話していると、千聖がため息をついた。
千聖「仕方ないわね。彼にも休養が必要だもの。あなた達!!」
「あ、それはそうと千聖ちゃん! 此間の生放送…」
千聖「……」
男子生徒の一人が生放送の話をすると、千聖がこわばった。
「とっても面白かったよ!!」
「絵が本当に独特的だった!」
「まるであの歌のお姉さんのようだった!!」
「神回!!」
千聖「こころちゃん。即刻飛鳥くんを連れ戻して頂戴」
「いやいやいやいやいや!!」
「一丈字だって忙しいんだから!!」
有咲「あーそういう事か。あえて一丈字が降板になったという事で、アタシや奥沢さんにツッコミをさせるという訳ですか。あーはいはい」
有咲が納得した。
「そうだよ!!」
「こういう時はもう帰ってこなくていいって言うんだ!!」
有咲「帰ってこない事には、アタシの負担がでかくなるって事だろうがァ!」
(けど、これで市ヶ谷さんからの好感度は爆下がりだ!!)
(こんなに嫌われてるなら帰ってきてもいいかも…)
(自分で蒔いた種だ! ざまーみろ一丈字!!)
『ところで一丈字さん。降板したらこれからどうするんですか?』
と、インタビュアーが飛鳥に聞いていた。
飛鳥『そうですね。降板したのは良いんですけど、特にやる事ないんでこれからは一読者としてバンドリ学園の様子を見させてもらおうかなと思います』
『そうですか。ところで後ろにいる方は…』
飛鳥『ああ、僕の事務所の後輩です。『SCHOOL FIGHTER』っていうんですけど…』
飛鳥が後ろを見ると、そこには楽器を演奏しようとしている4人の男女がいた。
日菜「あっ!! 鉄馬くんだ!!」
千聖「一緒にいる子は同級生かしら…」
飛鳥『…まあ、そろそろ私だけじゃなくて、事務所の後輩たちにもスポットライトを当てないといけませんしね』
事務所の後輩とは、ダシマ作品における先輩作品と後輩作品の事である。飛鳥の出身作である『WONDER BOY』と鉄馬が出ている「SCHOOL FIGHTER」は先輩後輩にあたるのだ。オリジナル作品はpixivで公開されている。
飛鳥「全く更新されてないんだけどね…」
「ちょ、一丈字くん…」
飛鳥がそう突っ込むと、皆が突っ込んだ。
「ほら、鉄馬も何か一言いいなさいよ」
「……」
ギターを演奏しようとしている縹鉄馬が話を振られてカメラを見た。
鉄馬「えー…今回は顔だけ見せに来ただけで、当面は一丈字メインですのでよろしくお願いします」
飛鳥「お前なぁ…」
鉄馬の様子に飛鳥が呆れていると、香澄たちが驚いていた。
香澄「…思ったけど、飛鳥くん結局敬語やめてくれなかったよね」
『それでは最後にバンドリ学園の皆さんに向かって、一言お願いします』
飛鳥「えー、300回という長い間お世話になりました。本当にありがとうございました」
飛鳥が一礼したが、
『それでは? 市ヶ谷さんと奥沢さんに向けて一言お願いします』
飛鳥「強く生きてください」
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後日、広島にて…。
美咲「ごめんね奈良川くん、日向さん、椿さん。ちょっとまた一丈字くん借りるね?」
京・日向・椿「あ、はい…」
飛鳥「行ってきまーす…」
飛鳥は弦巻家によって、強制的に東京に連れていかれた。
有咲「ふふふふふ…逃がさねーぞ一丈字ィ…」
飛鳥「私が帰ってきてもこなくても、もうあの扱いは変わりませ」
有咲「うるさい!!!///////」
ダシマ式バンドリ第7シリーズ、始まります。
おしまい