全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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今回は別作品の小型ロボットが出てきます。


第334話「勢いで書いたLBX小説」

 

 

 ある日の事だった…。

 

「飛鳥くん!」

「?

 

 バンドリ学園のカフェテリアで日菜が飛鳥に話しかけた。飛鳥はウロウロしていただけだが…。

 

飛鳥「日菜先輩。どうされました?」

日菜「今日はアタシ達パスパレの事務所に来てくれない?」

飛鳥「あ、あー…」

 

 日菜の言葉に飛鳥が困惑した。

 

飛鳥「ごめんなさい。今日は用事があるんですよ」

日菜「何の用事?」

飛鳥「アルバイトです」

日菜「…いつ終わるの?」

 

 日菜がジト目で飛鳥を見つめると、飛鳥は困惑しつつも毅然な態度をとった。

 

飛鳥「夜までかかりますね。学校が終わったら即刻移動しなければなりませんので」

 

 そう言って飛鳥は日菜を見つめて口角を上げたが、日菜はまだ疑っていた。

 

飛鳥「失礼します」

日菜「あっ!」

 

 飛鳥が去っていった。日菜は一瞬あっけにとられたが、日菜も笑みを浮かべた。

 

日菜「あたしは諦めないもんね…」

 

 日菜がぼそっと呟くと、男子生徒たちがやってきた。

 

「あの、日菜ちゃん。オレでよかったら…」

「いや、僕が!!」

 

 男子生徒達が寄ってきたが、日菜は無視をした。

 

********************

 

 その日の夜

 

イヴ「はぁ…」

彩「イヴちゃん。気にする事ないよ」

日菜「でも飛鳥くんにも来て欲しかったなー」

 

 Pastel*Palletesはとあるゲーム大会の公式サポーターとしての仕事があり、応援席にいた。

 

千聖「事務所が勝手に仕事を取ってきたけど、全く知らないのよね…」

日菜「何か楽しそうでるんってするけどね!」

 

 5人がわちゃわちゃと喋っていたその時、大歓声が上がった。MCの挨拶、ゲームの主題歌を担当しているバンドの演奏が始まった。そしてパスパレの紹介もあり、パスパレがある程度挨拶をする。

 

 そして大会が始まった。

 

日菜「そういやおねーちゃんも用事なんだよねー」

 

*************************

 

「それでは1回戦第1試合! 出場ペアの入場です!!」

 

 アナウンサーがそう言うと、両チームが出てきたのだが、片方のチームはなんと飛鳥と紗夜だった。

 

日菜「お、おねーちゃん!!? それに飛鳥くんも!!」

「ええええええええええ!!!?」

 

 日菜だけではなく、パスパレメンバーが驚きを隠せなかった。

 

飛鳥「ついに本選まで来てしまいましたね…」

紗夜「ええ。ですが目指すは優勝のみです」

飛鳥「勿論です」

 

 優勝を目指してはりきる飛鳥と紗夜をよそに、パスパレは唖然としていた。

 

「果たしてこのLBX大会を優勝するのは誰だー!!!」

 

 LBXとはゲーム『ダンボール戦機』に出てくる手のひらサイズの小型ロボットであり、それを戦わせたりすることが出来る。飛鳥と紗夜はそのLBX大会に出場していたのだ。え? なんでLBXかって? まあ、色々あったんですわ…。詳しく知りたい方はwikipediaで調べてください。

 

 そして1回戦を順調に勝ち進んだ。

 

飛鳥「やりましたね」

紗夜「この調子でいきましょう」

 

 そう言って飛鳥と紗夜はとてもいい感じになっていた。

 

彩「さ、紗夜ちゃんも一丈字くんもLBXできたんだ…」

 

 彩が唖然としていると、

 

麻弥「どーしてパートナーが自分じゃなかったんスか!! 自分LBX触れますのにぃ!!」

 

 これでもLBXのメカニックとしても活躍していた麻弥は涙目で突っ込んでいた。

 

千聖「こんな話一言も聞いてなかったわね…」

 

 千聖やイヴも嫉妬する中、日菜は震えていた。

 

日菜「もー!! おねーちゃんとペアを組むのもずるいし、飛鳥くんとペアを組むのもずるいよー!!」

彩「ちょ、ちょっとみんな! 今仕事中だから!!!」

 

 と、彩が慌て始めた。

 

 そしてその後も飛鳥と紗夜ペアは順調に勝ち進み、決勝戦も勝って優勝した。

 

飛鳥「いや、展開雑っ!!」

 

 そう思うだろう。だが、本題はここからなのである…。

 

*******************

 

 優勝して飛鳥と紗夜が見つめあう。

 

紗夜「やりましたね。飛鳥くん」

飛鳥「え、ええ…」

 

 なんだかんだ言って決勝戦の相手も強敵で、何とか勝つことが出来て安堵する飛鳥。そして2人一緒に表彰式でトロフィーやら賞状を受け取るのだが、パスパレが睨んでいた。

 

飛鳥(めっちゃ怒ってるよ…)

紗夜「……」

 

 飛鳥が困惑する中、紗夜はわざと視線をそらした。

 

*******************

 

 そしてどうなったかというと…。

 

千聖「飛鳥くん、紗夜ちゃん。優勝おめでとう。そしてどういう事かしら?」

 

 閉会式が終わるや否や、パスパレは飛鳥に対して会場に残るようにくぎを残した。

 

飛鳥「はじめは私がソロで出る予定だったんですが…」

紗夜「ええ。私がダブルスで出てみないかと言ったんです」

日菜「えー!! そんなのずるいよー!!」

紗夜「あなたたちはアイドルでしょう?」

 

 日菜の言葉に紗夜が首を傾げた。

 

麻弥「ま、まさか飛鳥さんもLBXをしていたとは…」

飛鳥「ま、まあそうですね…」

 

 麻弥の言葉に飛鳥が苦笑いした。

 

千聖「あなた今まで有名なプレイヤーを倒してきてるでしょう。アメリカでも」

飛鳥「……」

 

 千聖の言葉に飛鳥が視線をそらした。

 

日菜「おねーちゃんがLBXをやるなんて全然聞いたことないんだけど…」

紗夜「少し勉強してみたかったのよ」

麻弥「け、けどそれは自分のポジションでは…」

イヴ「ワタシもLBXしてみたいです!」

日菜「あ、そうだね。飛鳥くんが教えるべきだと思うんだ」

紗夜「あなたがいるから必要ないでしょう?」

日菜「それもそうだけど、今度は3人で出ようよ!」

彩「ちょ、ちょっと日菜ちゃん!!」

 

 と、このまま取り合いになっていて、飛鳥は困惑していた。

 

 

飛鳥(ナニコレ)

 

 

おしまい

 

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