ある日のバンドリ学園。食堂で男子生徒達は嘆いていた。
「ちくしょう!! どうしてあいつばっかり!!」
憧れのバンドガールズが飛鳥ばかりに懐く為、男子生徒達は面白くなかった。彼らは飛鳥がくる以前から彼女たちのファンでライブにも足を運んでいた。
学校も同じという事もあり、何度もお近づきになろうとしたが、一部のバンドガールがしっかりガードしていた為、上手くいかなかった。
しかし、ある日突然転校してきた一丈字飛鳥はそれを難なくクリアするどころか、バンドガールから声をかけられていた。勿論嫉妬するものの、不思議でしょうがなかった。
だが、度重なるバンドリ学園のトラブルを解決したのも事実であり、実力は認めているものの…。
「やっぱり不公平だ!!」
「チャンスがあるって言ってるけど、上手くいかないじゃないか!!」
「こんな事があっていいのか!!?」
「どうしてあいつばかり!! 主人公だからか!!? 主人公だからか!!?」
なんて言い出す始末。
「もう我慢ならぬぅ!!」
と、一人の男子生徒・毛宗太郎(もうそうたろう)が立ち上がった。
「毛!?」
宗太郎「主人公の座は自分でつかみ取る!! 妄想するのだ…Afterglowがオレを奪い合う姿を!! うぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
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モカ「モカちゃん達、宗太郎くんと一緒に寝たいで~す」
と、5人が一斉にそろって宗太郎に言うと、
宗太郎「それは嬉しい限りだね。でも6人もベッドに入らないよ」
と、宗太郎がカッコつけていた。
モカ「そうだね~。それじゃ勝った2人が宗太郎くんと一緒のベッドで寝るっていうのはど~お?」
蘭「いいよ。それで」
ひまり「う、うん!」
巴「恨みっこなしだからな!」
つぐみ「わ、私だって負けないよ!」
妄想通り、宗太郎を巡ってAfterglowが取り合っていた。それを宗太郎にとっては眼福そのものだった。その証拠に股間が元気になっていた。詳しくは言わない。
モカ「…あ~。宗太郎くん。アソコが元気になってるよ~」
「!!?」
モカが宗太郎のあそこを見てニヤニヤしていた。アソコがどこなのかは言わない。それを見て他の4人も宗太郎のあそこを見た。アソコがどこなのかご想像にお任せします。
蘭「…ふ、ふ~ん。あたし達でそんな気持ちになってるんだ…/////」
ひまり「も~。宗太郎くんったら////」
巴「まあ、年頃の男子だから仕方ないな」
つぐみ「あ、あははは…////」
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「な、なかなかいい妄想じゃね?」
「やべ、オレも元気になってきた」
宗太郎の妄想が思ったほか良かったのか、聞いていた男子生徒達が前かがみになって股間を抑えた。どうして抑えるかは言わない。
「つ、続き続き!」
宗太郎「ああ…」
宗太郎もなかなかやばい顔つきになっていた。
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モカ「それじゃじゃんけんね~」
蘭「うん」
ひまり「シンプルだけど、それがいいよね!」
巴「負けても恨みっこなしだからな!」
つぐみ「う、うん…」
と、幼馴染5人が宗太郎と一緒に寝る権利を巡ってじゃんけんをしようとしていた。宗太郎はその光景を見守っていた。
「ジャンケン…ポン!!」
5人が一斉にじゃんけんをすると、モカとひまりが勝った。
ひまり「やったあ!! 勝った勝ったー!!」
モカ「ふっふっふ~」
じゃんけんに勝ったモカとひまりが喜んでいたが、
蘭「ちょっとまって。ひまり後出ししてなかった?」
巴「そうだな。ひまり後出ししてたな」
つぐみ「……」
ひまり「せめてモカにもいちゃもんつけてくれない!!?」
一斉に自分だけ言いがかりをつけられたことに対して、ひまりが激怒した。
ひまり「ふ、ふーんだ。そんな意地悪を言うと宗太郎くんに嫌われるよーだ」
蘭・巴・つぐみ「うっ…」
ひまり「宗太郎くん。これで決まりだよね!?」
宗太郎「そうだなー…」
ひまりに話しかけられて宗太郎は返事をしたが、宗太郎はひまりの胸をガン見していた。最低以外何物でもない。
ひまり「…あっ!! もー! やっぱりおっぱい見てる!!//////」
宗太郎「いやー。だって大きいんだもん」
ひまりが照れながら胸元を手で隠して喋ると、宗太郎が開き直った。するとモカも胸を強調しだした。
モカ「モカちゃんだって結構おっぱい大きいほうだよ~?」
宗太郎「そうだなぁー」
すると蘭、巴、つぐみが険しい表情をした。
ひまり「はいはい。3人は負けたんだから別の部屋で寝なさい」
モカ「そーそー」
と、ひまりとモカが3人を部屋から追い出した。
ひまり「それじゃ一緒に寝ましょ♪」
宗太郎「そうだな」
と、ひまりとモカの間に挟まれて宗太郎は眠ったが、胸が当たっていた。
宗太郎「あー…気持ちいい」
モカ「おっぱい?」
宗太郎「とっても柔らかいし、二人ともいいにおいする」
ひまり「シャンプーの匂いかな?」
モカ「違うよー。女の子特有のにおいだよ。宗太郎くんのへんた~い」
とか言うが、モカは嬉しそうだった。そして言葉を続ける。
モカ「やっぱりここも大きくなってるでしょ~」
宗太郎「あ、あんっ♥」
と、モカは宗太郎の大事な部分をツンっと触った。どういう部分かは言わない。
ひまり「男の人は大きくしたり小さくできたりできるんだよね~。いいなぁ~」
モカ「ねー。大きいなら大きいで肩凝るしぃー…」
ひまりとモカは耳元でささやいていて、それが更に宗太郎を興奮させていた。
モカ「そうだ」
「?」
モカが妖艶な笑みで宗太郎を見た。
モカ「見せて? 宗太郎くん…お・ち…」
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「ダメだぁ~~~!!!!!」
「これ以上はダメ!!!」
男子生徒達が興奮した。
「えーっ!!?」
「せめてモカちゃんが「×××××」って言うの聞きたかった!!」
「確かに女の子が「×××××」とか「×××」っていうの凄く興奮するけど、これ以上はダメだぁ!!?」
宗太郎「いい妄想だったでしょ?」
「それはもう!!」
「次回からコレで行こう!!」
と、男子生徒達が大興奮していたが、女子生徒は完全に殺意が沸いていた。
そして飛鳥はというと…。
飛鳥(だめだこりゃ…)
あまりの変態ぶりに石化し、その場を去ろうとしたその時…。
「飛鳥く~ん」
飛鳥「……」
モカの声がしたため、飛鳥が横を見るとAfterglowがいたが、蘭が激怒していて、モカはいつも通り、ひまりは蘭にビビっていて、巴が呆れていて、つぐみは苦笑いしていた。
飛鳥「心中お察しします」
モカ「今度の休み空いてる~?」
飛鳥「…どうされたんです?」
モカ「蘭がパジャマパーティーやろうって~」
飛鳥「えっ」
蘭「あいつらを悔しがらせるためだよ…!!!」
飛鳥「……」
蘭の気迫に飛鳥も何も言えずにいた。
おしまい