それはある日の事だった。
「あぁ…やっぱりパスパレはええのう…」
バンドリ学園のとある教室で男子生徒たちがパスパレの雑誌を見ていた。
「パスパレもいいけど、ロゼリアもいい」
「せやな」
「この学校の女子可愛い子はとことん可愛いからな…」
「よその学校の男子共がうらやましがってたぜ…」
とまあ、そんなことを言うものだから、クラスの女子たちは冷ややかな目で見ていた。
「どうせイケメンがいたらしっぽを振りまくから気にしません」
女子一同「また一丈字くんにやられてしまえ!!」
女子たちが飛鳥の名前を出したとたんに男子生徒たちははっとなった。
「そういえば一丈字の奴…!」
「ど、どうしたんだ?」
男子生徒・Aがわなわなと震えると、ほかの男子生徒たちが困惑した。
A「思えばリサちゃんと仲が良かったような気がする…!」
「!」
B「そういえば何気に日菜ちゃんとも仲が良い!!」
「!!」
C「そういえば千聖ちゃんも…オレ達に比べたら普通に話をしてる気がする」
「!!!」
この会話で男子生徒たちの頭の中で一つの仮説が出来上がった。
「もしかして一丈字…千聖ちゃん達とあんなことやこんなことを!!?」
※ ここからは男子生徒たちの妄想です。ご覧ください。
*********************:
私の名前は一丈字飛鳥。バンドリ学園に通う高校1年生です。今日も今日とて学校に向かって登校しています。
「あっ、飛鳥くーん!」
飛鳥「!」
声がしたので振り返ると、今井先輩がいた。
飛鳥「今井先輩」
リサ「もー。リサって呼んでって言ってるでしょ?」
飛鳥「いやあ、そんな事言われましても…」
リサ「してくれないと…こうだっ!!」
そう言って今井先輩は私に抱き着いてきました。なんていうか昔母さんがこういう事をしてきたのを思い出す。
********************
A「リサちゃんのおっぱいを感じてるのか…ゆるせーん!!!」
許されないのはどっちだと女子たちは思っていた。
*********************
ここで飛鳥の語りも終わりにして、リサが飛鳥に抱き着いたので周りの視線が突き刺さった。
飛鳥「Roseliaの活動に悪影響与えますよ」
リサ「大丈夫だよー。パスパレと違ってアイドルとかじゃないから」
飛鳥「アイドルみたいなもんですけどねぇ…」
飛鳥がそう言うと、
「あっ! おーい! 飛鳥くーん! リサちー!」
今度は日菜がやってきた。
リサ「ヒナ!」
飛鳥「おはようございます」
日菜「おはよー。それじゃ学校行こっ!」
こうして日菜とリサに挟まれるように飛鳥は登校したが、やっぱり視線が突き刺さった。飛鳥は困惑するしかなかった。
日菜「どうしたの?」
飛鳥「やっぱり見られてますね…」
リサ「ヒナ。アイドル的には大丈夫なの?」
日菜「だいじょーぶだよー。二人きりとかじゃないし、飛鳥くんとならるんってするし」
飛鳥(私はゾワっとしてますよ。ファンや事務所に刺されそう)
そんなこんなで3人は一緒に登校していた。
****************
B「余裕ぶりやがって一丈字がぁああああ…」
日菜とリサと一緒に登校している図を思い浮かべて、男子生徒たちは勝手に嫉妬していた。飛鳥からしてみれば『どないせぇ言うんや』と突っ込むだろう。そして女子たちは飛鳥に心の底から同情した。
****************
日菜「あ、そういえばちらっと見たけど、さっきリサちー。飛鳥くんに抱き着いてたよね?」
リサ「あ、バレてた?」
すると、日菜も飛鳥に抱き着くと、飛鳥は今までの人生が走馬灯のように駆け巡った。
リサ「ヒ、ヒナ!?」
日菜「あたしも結構大きい方なんだよ?」
日菜がそう言って飛鳥を見つめるが、飛鳥は困惑した表情を見せていた。
飛鳥「アイドル…ですよね?」
日菜「アイドルだよ」
飛鳥「アイドルですよね!?」
アイドルとしてあるまじき行為を堂々としただけでなく、わかっていてやったことに飛鳥が驚いていた。
日菜「あっはははは!! 飛鳥くんおもしろーい!」
飛鳥「日菜先輩の方がもっと面白いですけどね…」
日菜「いやー。やっぱり普通の男の子と違うね」
飛鳥「それはよく言われます」
日菜の言葉に飛鳥が困惑した。
日菜「だって普通だったら顔真っ赤にすると思うよ? それもアイドルのおっぱいを当てられたら」
飛鳥「普通ならそうなる所ですが、ファンや事務所の方々が脳裏に浮かんでプラマイゼロですね」
完全に飛鳥と日菜が2人きりで話をして、蚊帳の外にされたリサは焼きもちを焼いた。
リサ「飛鳥くん」
飛鳥「あ、はい。なんでしょ…」
飛鳥が反応すると、リサも飛鳥に抱き着いた。
飛鳥「あの、TPOって言葉をご存じでしょうか…」
日菜「まあまあ」
リサ「それは十分に理解してるけど、アタシのおっぱいと日菜のおっぱい。どっちが気持ちいい?」
飛鳥「ノーコメントで」
日菜「えー。はっきり決めてよー」
リサ「そうだねー。どっち?」
と、ぐいぐい攻めるリサと日菜に飛鳥が困惑した。
**********************:
「ああああああああああああああああああああああああああああああ」
そしてそんな妄想した男子生徒たちは発狂した。
「一丈字めぇえええええええええええええええええ!!!」
「リサちゃんのおっぱいと日菜ちゃんのおっぱいを堪能しておいて、何透かしてんだコラァアアアアアああああ!!」
「もうちょっと嬉しそうにしろやオラァ!!」
「どうせ一人になった時に…」
と、騒ぎ立てていたのを廊下から本人たちが見ていた。
飛鳥「どないせぇ言うんや…」
日菜「あ、本当に言った」
リサ「いくら飛鳥くんと喋るからって、そこまでしないよ…」
リサもいつもなら苦笑いするが、男子生徒たちに引いていた。
日菜「いやー。リサちーは皆に優しいからさー」
リサ「そういう日菜だって人懐っこいじゃん」
飛鳥(超能力使って有耶無耶にしたろ)
そして飛鳥が超能力を使って、リサと日菜から自分の認識を遠ざけて、ただひたすらに男子生徒たちに対して引くように誘導した。
おしまい
おまけ ~ もしもAが飛鳥の立場だったら ~
リサ「ぎゅっ♡」
リサがAに抱き着いた。
A(ふぉおおおおおおおおおおお!!! リサちゃんが抱き着いてきた!! おっぱいも当たってるし、とっても良い匂いだし、女子が抱き着くなんて…わしゃあ今死んでも構わん!!)
可愛い女子のぬくもりと感触にAは完全にオスの顔丸出しになっていた。股間も偉い事になっている。
そんな状態で日菜も抱き着いた。
日菜「ぎゅーっ♡」
A(ああ…♡ もうこれで耳ふーされたら…♡」
両方から女子の感触とぬくもりを感じて、Aはヘブン状態だった。
B「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
C「悪夢の時間やぁ!!}
「一丈字~!!! 戻ってきてくれぇ~!!!!」
ほかの男子生徒たちはもだえ苦しんでいた。
A(もうダメ…リサちゃんと日菜ちゃんといろんなことしてぇえええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!)
*****************
その頃飛鳥はというと…。
飛鳥「今井先輩と日菜先輩は今のところ相手がいるみたいなので心配ないと思いますが…。はい、引き続き任務を続行します」
飛鳥は自分の部屋で仕事を続けていた。
おしまい