全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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・ 飛鳥は神様によってつくられた仮の存在(第75話参照)
・ 飛鳥 ← バンドガールズ。



飛鳥総受け編
第84話「北九州編・1」


 

 天界・羅城丸の部屋

 

羅城丸「はー…暇じゃわい」

 

 転生の神・羅城丸は自室のソファーにもたれかかっていた。

 

羅城丸「ダシマ式ラブライブの更新はしないのかのう。すっかり暇じゃ…」

 と、羅城丸がぼやいでいると、ある事を考えた。

 

羅城丸「あ、そうじゃ。いい事思いついた」

 羅城丸は水晶玉を取り出した。

 

羅城丸「此間「バンドリ」の世界に飛鳥くんを作り出して住人にしてみたんじゃが、あれどうなったんじゃろ」

 

※ 詳しくは第45話を参照。

 

羅城丸「ちょっと水晶玉で覗いてみようかの」

 

 と、羅城丸が水晶玉から様子を見る事にした。

 

 

『もしも自分に好意を抱いている少女たちと旅行に行く事になったら』

 

 

 こんにちは。私の名前は一丈字飛鳥です。マナーの悪いファン、通称ヤラカシを懲らしめる為に、バンドリ学園に転校してきましたが、あまりにもヤラカシが多すぎてそろそろ疲れてきました。で、そういう事を依頼人の弦巻さんに話したら…。

 

こころ「それじゃ旅行に行きましょう!!」

 

 と、言ったんですね。さて、ここからは語りじゃなくてナレーションでお願いします。

 

 

飛鳥「旅行?」

こころ「そうよ。あたしと飛鳥の二人で旅行に行くの!」

飛鳥「ハロハピの活動大丈夫?」

こころ「問題ないわ!」

「いや、大ありだから」

 と、ハロハピのメンバーが現れて、美咲が話しかけてきた。

 

こころ「美咲! それに皆も!」

はぐみ「はぐみも飛鳥くんと旅行にいきたーい!!」

薫「こころ。私達に気を遣ってくれたんだね。だけど、遠慮する程の仲じゃないだろう?」

花音「そ、そうですよ!」

美咲「いつもは妙な事に巻き込む癖に…」

 美咲が首を横に振った。

 

こころ「そうね! 皆と一緒の方が楽しいわ! それじゃ…」

 

「それなら私達も混ぜてくれるかしら?」

 と、友希那が現れたが、それ以外のバンドガールも全員現れた。

 

美咲「いや、多い多い多い!!!」

香澄「私達だって飛鳥くんと旅行に行きたいよー!!」

飛鳥「……」

 

 飛鳥は困り顔だった。

 

有咲「な、なんだよその顔…」

飛鳥「いや、戸山さんの顔で思い出した事が…」

香澄「なあに?」

 

 飛鳥がこころを見た。

 

飛鳥「そういやもうすぐテストでしたよね?」

 

 飛鳥の言葉に空気が止まった。

 

美咲「あー。そういやそうだったね」

有咲「よし、赤点取った奴留守番な」

「異議なし」

 

香澄「えーっ!!」

はぐみ「ひど~い!!!」

 香澄とはぐみが叫んだ。

 

あこ「センパイ。勉強教えて?」

飛鳥「え」

香澄「あ!! それだったら私だって!」

はぐみ「はぐみもー!!」

有咲「コラコラ。それじゃ留守番にする意味ないだろー」

美咲「私達が教えるから!」

巴「あこ。迷惑かけるんじゃないぞ」

香澄・はぐみ・あこ「あああああああああああああああああああ」

 

 と、そんなこんなで勉強をする事になった。

 

リサ「そういや、パスパレは仕事大丈夫なの?」

日菜「大丈夫だよー。うん、大丈夫」

紗夜「どこに向かって話をしてるの」

千聖「まさかうちだけ仲間外れなんて…ねぇ?」

リサ「カメラに向かって話さない!!」

 

 どうしてカメラに向かって話をしていたかはお察しください。

 

 

飛鳥(どうなるかなぁ…)

 

 こうなった。

 

有咲「は? え、ちょ…」

香澄「いえーい! 有咲に勝ったー!!」

 

 何という事でしょう。香澄は赤点回避したどころか、有咲に勝っていた。

 

有咲「ここで主人公補正使うなぁー!!!」

香澄「えー。ちゃんと私努力したしー。ねえ? おたえ、さーや」

沙綾「う、うん…」

たえ「ちゃんと私達にも聞きに来てたよー」

有咲「何か腑に落ちねぇ~!!!」

 有咲が涙目になって叫んでいたが、りみが苦笑いしてなだめた。

 

はぐみ「はぐみもクリアできた~」

こころ「よく頑張ったわ!」

 

あこ「何とか赤点免れた~」

リサ「お疲れさん」

 

 そしてパスパレはというと…。

 

彩「オフにして貰ったよ~」

千聖「本当に飛鳥くんのお陰ね。今まで飛鳥くんへの貸しを盾にしたらすんなり言う事聞いてくれたわ」

飛鳥「いや、何してんすか」

 

 千聖の力技に対して、飛鳥が突っ込んだ。

 

香澄「これで皆行けるね!!」

 

 こうして、26人は旅行に行く事になった。行先は九州である。

 

 だが、ここでも問題が起きた。

 

「一丈字飛鳥!!」

 

 ファン軍団が現れた。

 

飛鳥「まあ、そうなりますよね…」

「貴様…25人全員と旅行なんてどういう了見だ!!」

「お前みたいなオリ主がいるから迷惑してるんだよ!!」

 

 と、いちゃもんをつけてきたが…。

 

千聖「あら、それじゃああなた達は女の子に話しかけられなくても良いという事になるけれど?」

「!!」

友希那「そうね。女子と話をする価値がないって聞こえるわね」

蘭「湊先輩に同意です。悔しいですけど…」

「ち、ちがう…」

「そう言ってるんじゃない…」

 と、ファン軍団はしどろもどろになっていると、飛鳥が助け舟を出した。

 

飛鳥「そういえばクラスの人たちで出かけたりとかしないんですか?」

友希那「しないわ。したとしても下心丸出しにするのが見えてるもの」

千聖「そうね」

 と、千聖と友希那が辛らつに言い返した。

 

「と、とにかく旅行なんて許しません!!」

「行ったらお前らの評判下げてやるからな!」

蘭「何とでもいいなよ。音楽で振り向かせてみせるから」

 と、蘭が強気な態度を見せた。

モカ「少なくともあたし達そんなに有名じゃないから大丈夫~」

ひまり「いや、それフォローになってない気が…」

モカ「だから行こう飛鳥く~ん」

 モカが飛鳥にくっつくと、ファン達が叫んだが、それ以上にバンドガールが叫んでいた。

 

ひまり「ちょ、ちょっとモカ!!」

巴「人前でくっつくなってあれほど言っただろ!!」

つぐみ「そ、そうだよ!!」

モカ「えーだってー」

 と、モカが言うと蘭がモカを睨みつけていた。

 

モカ「蘭も羨ましいなら素直にくっつけばいいのに~」

蘭「い、いや…そう言う事じゃ…」

 すると、友希那がくっついた。

 

飛鳥「あの、湊先輩?」

友希那「行きましょ。あの人たち女子に興味がないみたいだし、これでもう誘ってくることもないわね」

モカ「そうだね~。けど、モカちゃんと湊さんのおっぱいが当たってるから、羨ましがってるんじゃないかな~」

 

 実際、めっちゃ羨ましそうにしてるし、ガン見していたが、友希那とモカはお構いなしに飛鳥を連行していった。

 

 

 

つづく?

 

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