旅行当日。とあるバス停の駅前で集合していた。
飛鳥「あ、おはようございます」
「おはよー」
飛鳥が集合場所に行くと、既に何人か到着し、そしてあっという間に全員揃った。
こころ「こっちよ!」
こころが先導すると、何という事でしょう。弦巻家専用のバスがあるではございませんか。
(さ、流石大金持ち…!!)
あまりのスケールのでかさに他のメンバーは言葉を失っていた。
香澄「うわー!! すごーい!!」
はぐみ「流石こころんのおうちだね!」
有咲「いや、もうちょっと遠慮しろ…」
美咲「何も起きないよね? 何も起きないよね?」
こころ「このバスに乗って空港に行くわよ! そこからジェット機で福岡まで行くわ!!」
(いや、もうマジでスケールでかすぎ…)
弦巻家のスケールのでかさに驚いていると、
こころ「さあ、行きましょ飛鳥!」
飛鳥「うおっ」
と、こころが飛鳥の手を引っ張ると、他の少女たちが反応した。
はぐみ「あー! はぐみもはぐみもー!!」
彩「待って~!!」
と、皆が乗り込んでいった。
有咲「…なんか、大変な旅になりそう」
美咲「うん…」
有咲と美咲がそんな話をしていた。
バスの中では早速どんちゃん騒ぎが行われていたが…。
紗夜「皆さん! ちゃんとシートベルトは締めるんですよ!」
日菜「もー。おねーちゃんったら固いんだからー」
麻弥「いや、義務化ですから…」
ちなみに高速バスでもシートベルトの着用は義務化されているので、皆さんも高速バスに乗る時はしっかりシートベルトを着用しましょう。
で、飛鳥はこころと隣同士だった。
こころ「とっても楽しみだわ!!」
飛鳥「そ、そうですね…」
飛鳥が困惑した。周りをどう見渡しても女の子なのである。
モカ「うふふー。飛鳥くんハーレムだね~」
飛鳥「そのようですね」
モカが楽しそうに笑うと、飛鳥が困惑した。ちなみにバスは4列となっており、一番前が飛鳥とこころ、隣に座ってるのが香澄と有咲。そして飛鳥とこころの後ろにモカと蘭が座っていた。
ちなみにペア
1. 香澄・有咲
2. たえ・沙綾
3. 蘭・モカ
4. ひまり・つぐみ
5. 巴・あこ
6. 彩・千聖
7. 麻弥・イヴ
8. 日菜・紗夜
9. 友希那・リサ
10. 燐子・りみ
11. 薫・花音
12. はぐみ・美咲
13. 飛鳥・こころ
はぐみ「いやー。はぐみ楽しみ過ぎてあまり眠れなかったなー」
美咲「どれくらい寝てないの?」
はぐみ「うーん…6時間くらいしか寝てないよー」
美咲「十分寝てる方ね」
と、美咲が困惑した。
こころ「それにしても、ミッシェルも来られれば良かったわね」
美咲「あー…。ミッシェルはミッシェルでほら、忙しいんだよ」
飛鳥「……」
飛鳥はミッシェルの正体について知っていたが、気づかないこころ達に関しても凄いなと思っていた。
そんなこんなで空港にたどり着いた。
こころ「早速空港に乗り込みたい所だけど、ちょっと疲れただろうから休憩にするわ! 30分後にまたここに集合ね!」
「はーい」
と、こころの先導の元、飛鳥達は休憩する事になった。
飛鳥(そういや弦巻家のプライベートジェットって言ってたな…。どんな感じだろう)
その時だった。
「あ、あのう…」
飛鳥「?」
りみがやってきた。
飛鳥「牛込さん。如何されましたか?」
りみ「も、もしよかったらこれ…一緒に食べませんか…?」
飛鳥「…チョココロネ?」
りみが飛鳥にチョココロネを渡した。
りみ「沙綾ちゃんのおうちのパンなの。美味しいよ?」
飛鳥「頂いていいんですか?」
りみ「う、うん…////」
飛鳥「ありがとうございます。それでは頂きますね」
飛鳥がりみからチョココロネを受け取り、そのまま一緒に食べた。
「飛鳥くん」
紗夜がやってきた。
飛鳥「紗夜先輩…」
りみ「?」
紗夜「何を食べてるのですか?」
飛鳥「チョココロネです」
紗夜「そ、そうですか…」
紗夜が少し困った様子だった。
飛鳥「どうされました?」
紗夜「い、いえ。何でもありません。失礼します…」
と、紗夜が去っていき、飛鳥とりみが首をかしげると、入れ違いで日菜がやって来た。
日菜「おーい! 飛鳥くーん」
紗夜「!?」
日菜の声がしたので、紗夜が思わず振り向いた。
飛鳥「日菜先輩…どうされました?」
日菜「じゃーん! この空港限定のお菓子を見つけたんだけど、一緒に食べよ!」
飛鳥「…チョコ菓子ですか」
日菜「あ、よかったらりみちゃんもどーぞ!」
りみ「あ、ありがとうございます…」
と、3人で和気藹々とチョコ菓子を食べると、紗夜が歯を食いしばった。
友希那「素直になりなさいよ」
紗夜「!!!///////」
そして30分後、ジェット機に乗り込んだが…。
(やっぱ弦巻家パネェ…)
豪華すぎる内装を見て、香澄たちが驚いていた。
有咲「これ…料金でないよな?」
美咲「分かるわよ…。お金を取らない方がどうかしてるって、いつも思うもの…」
と、有咲と美咲が震えていた。
日菜「席は自由に座っていいの?」
こころ「いいわよ!」
日菜「それじゃ行こっ! 飛鳥くん!」
飛鳥「……」
日菜が飛鳥を連れていった。
こころ「あら? 今回は日菜と一緒なの?」
日菜「そーだよ! あたしが一番最初に誘ったから!」
こころ「そうなの。それじゃ楽しんでらっしゃい」
こころの言葉に皆が驚いた。
美咲「え、ど、どういう事…?」
こころ「どういう事って?」
有咲「てっきり一丈字の事、独占するかと思った…」
こころ「そんな事しないわよ! だって皆飛鳥の事が大好きでしょ?」
こころの言葉に大半が頬を染めた。
飛鳥(本当に怖いもの知らずだな…)
紗夜「つ、弦巻さんっ!! な、何を言っているのですかっ!!//////」
こころ「それなら、あたしだけ一人占めするのは良くないわ」
美咲「いや、確かにそうだけどさ…」
こころ「それに…」
こころが正面を向いた。
こころ「飛鳥は皆のヒーローだし、そういう子が嫌いだって知ってるから」
「!」
こころが笑みを浮かべた。
こころ「だからあたしだけじゃなくて、皆と仲良くして欲しいわ!」
こころの言葉に大半のバンドガールが崩れ落ちた。
(か、勝てる気しねぇ…!!)
(ただの金持ちじゃなかった…!!)
(流石弦巻家…)
(ちゃんと教育されてらっしゃる…!!)
こころ「でも近くの席ならいいわよね?」
飛鳥「あ、うん…」
日菜「いやー。流石こころちゃん! 太っ腹!!」
こころ「あたしそんなにお腹出てないわよ?」
飛鳥「……」
どうなる。26人旅!!!
つづく