お風呂から上がった26人。
香澄「いいお湯だったねー!」
蘭「そ、そうだね…/////」
モカ「もー。蘭ってば見栄貼り過ぎー」
日菜「るんって来ちゃった! またはいろーね!」
友希那「いいお湯だったわ」
こころ「そうね!」
飛鳥「……」
香澄達と一緒に出てきた飛鳥は真顔だった。
香澄「どうしたの?」
飛鳥「最近の女子高生は怖いもの知らずだなーと…」
友希那「あなたも大概よ」
ちなみに入らなかった他の19人はというと…
彩「いや、普通に恥ずかしい…/////」
たえ「そういやボーカル組でいなかったの、彩先輩だけでしたね」
彩「や、やっぱり行った方が良かった…?」
千聖「大丈夫よ。日菜ちゃんが頑張ってくれたから…」
千聖が視線を逸らした。
そして寝室。和室である。
飛鳥「というか何でこんなに横長いんです?」
こころ「こうやって一度皆で雑魚寝っていうのをやってみたかったの!」
「お前の願望かい!!」
と、突っ込んだ。
飛鳥「異物が混入してるけど、大丈夫ですか?」
友希那「大丈夫よ。その異物は私が面倒を見るわ」
蘭「湊先輩。一丈字はAfterglowが面倒を見ると言った筈ですよ」
友希那「そんなの無効よ。大体あなたじゃなくて青葉さんが頑張ったんじゃない」
と、小競り合いが始まった。
モカ「こうなったら、宿の定番。卓球で勝負だね!!」
友希那と蘭が卓球で勝負する事になったが、友希那が体力無い為、蘭の勝利で終わった。
蘭「湊さん。約束ですよ」
友希那「ぐっ…」
モカ「わー。蘭めっちゃ嬉しそう」
ひまり「黙ってなさい!!」
確かにモカの言っていた通り、蘭はとてつもなく嬉しそうな顔をしていた。
友希那「まさかとは思うけど…飛鳥と同じ布団で寝るのは」
蘭「寝ませんよ!!//////」
友希那「流石のあなたもそこまでは無理なようね…」
リサ「友希那。それ負け惜しみのつもりならやめて。色々笑えないから」
蘭「……/////」
リサ「蘭も落ち着いて。ホント落ち着いて」
と、リサが慌てて止めたが、飛鳥は腕を組んで困惑していた。
モカ「いやー。モテモテだね~」
飛鳥「そうですね。恐怖しか感じなくなりましたね」
飛鳥も結構投げやりになっていた。
そんなこんなで夕食。和室で懐石料理が出されていた。
「うわーっ!!」
「おいしそー!!」
と、完全に女子高生たちには場違いの料理の数々が出ていて、有咲と美咲、飛鳥は絶句した。
有咲「…もう何も突っ込まねぇ」
美咲「うん…」
飛鳥「楽しみましょう」
その時だった。
あこ「ねーセンパーイ。あこ達と一緒に食べようよー」
と、あこに誘われてRoseliaと一緒に食事をする事になった。そこで友希那達Roseliaがナイスと思っていたのは言うまでもなかった。
そして食事を一緒にしていると…。
飛鳥「あ、お酌しないと」
飛鳥が何か思いだしたかのようにお酌をしようとすると、
「あ、あのう…」
燐子がすでに瓶を持っていて、飛鳥にお酌しようとしていた。
燐子「お、お酌します…/////」
飛鳥「え!? あ、私がしないといけないのに…」
燐子「い、いえ…/////」
友希那「させてあげなさい」
飛鳥「は、はい…」
と、燐子にお酌をして貰った飛鳥。
あこ「あー! 次はあこがやるー!」
友希那「その次は私よ」
飛鳥(グラス空けづらい…)
と、困惑しながらも、飛鳥は食事を楽しんだ。
日菜「そういやカラオケとかもあるんだねー」
と、日菜達がカラオケを見た。
日菜「ここにギターとかもあれば…」
麻弥「流石にバンド演奏はうるさいっすよ…」
千聖「そうそう」
日菜「あ、そうだ!」
日菜がある事を考えて、飛鳥が移動した。
日菜「ねえねえ飛鳥くん!」
飛鳥「あ、はい。何ですか?」
日菜「デュエットしようよ!」
空気が止まった。
飛鳥「デュエットですか?」
日菜「そう! あのカラオケボックスで!」
飛鳥「はあ…」
すると他のメンバーも目を光らせた。
飛鳥(あ、これは超能力使った方がええわね)
と、飛鳥は超能力を使おうとしたが、黒服達に見張られていた。
飛鳥「いいですけど、何歌うんですか?」
日菜「えっとー…」
日菜が考えた。
紗夜「考えてから誘いなさい」
日菜「飛鳥くん。何歌いたい?」
飛鳥「そう言われましても…」
飛鳥が考えると、
日菜「やっぱポケモン!?」
飛鳥「声似てるから言うと思いましたよ」
すると、黒服が三味線を取り出した。
友希那「三味線?」
飛鳥「……」
飛鳥が気まずそうにした。
日菜「もしかして三味線弾けるの!?」
飛鳥「いや、もう昔の話ですね…」
日菜「すごーい! ちょっとやってみせてよ!」
飛鳥「いや、ゆっくり飯食べたい人もい…」
日菜「ねー! みんなー! 飛鳥くんが三味線弾いてくれるってー!!」
「えー!!?」
飛鳥(失敗したら好感度爆下がりするやーつ!!!)
飛鳥が驚くと、紗夜が額を抑えた。
そしてステージの上に立って、飛鳥が演奏する事になった。目の前には25人の少女たち。
飛鳥(本職の方々にライブ演奏するってどういうこっちゃ…)
まさかの展開に飛鳥は思わずメタ発言をした。
飛鳥「えー、それでは引語りメドレーでお送りいたします。鬼滅の刃より「紅蓮華」、おジャ魔女どれみ「おジャ魔女カーニバル」、他1曲。
と、飛鳥がそう言うと、皆が拍手をして1コーラスずつ披露した。2曲目の「おジャ魔女カーニバル」が終わると、
彩「あっ!!」
千聖「この曲…」
飛鳥「~♪」
三味線にアレンジしたPastel*Palletesの曲「しゅわりん☆どり~みん」だった。
日菜「すごーい!!」
紗夜「……!!」
日菜が素直に感心しているが、紗夜は絶句していた。
千聖(歌ってる人が違うだけでこんなに違うの…!!?)
彩(か、かっこいい…//////)
そしてライブが終わると、正大な拍手が送られた。
飛鳥「ありがとうございました。ちなみに最後の曲はリクエストをくれた氷川日菜さんへのサプライズです」
飛鳥が堂々とした笑みでMCを行った。
日菜「あたしの為にだって!! ねえねえねえ!!」
すると友希那が飛鳥の所に向かった。
リサ「ちょ、ちょっと友希那!」
蘭「!」
飛鳥「どうされました?」
友希那「私とデュエットしましょう。いいわよね?」
飛鳥「え? しゅわりん☆どり~みんをですか?」
友希那「違うわよ/////」
日菜「えー!! 聞きたーい!!」
と、日菜が変に煽ったせいで、歌わざるを得ない空気に。
飛鳥「ちなみに歌は知ってます?」
友希那「し、知らないわ/////」
友希那はプイッと横を向いたが、絶対知っている。
日菜「えー。それじゃ蘭ちゃんが歌う事になるけどいいのー?」
蘭「え゛っ」
モカ「この際だから2人で歌ったら~?」
友希那・蘭「絶対嫌!!!///////」
2人がハモると笑いが生まれて、飛鳥はニコニコしていた。
そして食事が終わって…。
「それー!!」
「わー!!」
と、香澄達が枕投げをしていたが、飛鳥は超能力を使って存在感を消して、眠りについていた。
飛鳥(長い間ご清聴ありがとうございました)
翌日、ちょっと観光して帰りましたとさ。
おしまい