全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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 飛鳥 ← バンドガールズ

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第154話「南の島編」

 

 

 

 一丈字飛鳥です。私は今、南の島にいます。そして目の前には水着姿のバンドガールズがいます。

 

 どうしてこんな事になったのかと言いますと…

 

 数日前

 

こころ「とっても寒いわ!」

飛鳥「寒波が来てるからね…」

 

 バンドリ学園でこころとこういう話をしてたんですね。

 

こころ「どうやったら寒くならないかしら…」

飛鳥「家の中で暖房付けるくらいしかないと思うよ」

こころ「そうだわ! 南の島に行きましょう!」

飛鳥「え?」

こころ「そうすればきっと寒くないわ!」

飛鳥「オレの話聞いてた?」

こころ「それに…」

 

 その時、こころは私を見ました。

 

こころ「飛鳥もよく頑張ったから、たまには休まないと!」

 

 …

 

 そういう訳で今、こころに連れられて南の島に来ています。皆さん楽しそうで何よりです。

さて、これをファンの人たちが知ったら私の命はないでしょうね。

 

 一応、合宿という名目で25人全員(ポピパ、アフグロ、パスパレ、ロゼリア、ハロハピ)を連れて来ました。あ、ここで一旦私の語りは終わります。

 

香澄「折角海に来たんだから遊びたーい!!」

はぐみ「そーだよ!!」

 と、元気っ子組が南の島に来て早々遊びたいと言い出した。

 

紗夜「ダメです。ここに何しに来たんですか?」

千聖「そうよ」

 真面目組の紗夜と千聖が反対した。

 

 ちなみにこんな感じ

 

<遊びたい>

香澄・モカ・ひまり(こっそり)・彩(こっそり)・日菜・友希那・あこ・こころ・はぐみ

 

<練習したい>

有咲・蘭・千聖・紗夜

 

<どっちでもいい>

たえ・りみ・沙綾・巴・つぐみ・麻弥・イヴ・リサ・燐子・薫・花音・美咲

 

友希那「飛鳥はどっちがいいと思う?」

飛鳥「練習しましょう」

「え~~~~~~~~!!!!?」

 香澄達が叫んだ。

 

紗夜「見なさい。飛鳥さんもこう言ってるでしょう」

 その時だった。

 

日菜「ねー飛鳥くーん。おねがーい」

 と、日菜が飛鳥に抱き着くと、飛鳥が困惑した。

 

紗夜「コ、コラ!!//////」

香澄「あ、それだったら私もー!!!」

有咲「やめろバカタレ!!!//////」

 

 香澄も飛鳥に抱き着こうとしたが、有咲に止められた。

 

飛鳥「あ、ちなみに練習したいって方はどれくらいいますか?」

 紗夜、千聖、蘭、有咲が手を上げた。

 

飛鳥「分かりました。それでは皆さんが遊んでる間に、その4名の方は私と練習しましょうか?」

「え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!?」

 皆が更に驚いた。

 

香澄「飛鳥くんも練習に参加するの!?」

飛鳥「ええ」

はぐみ「えー! 飛鳥くんとも遊びたいのにー!!」

飛鳥「ちゃんと遊びますよ。午後から」

こころ「それならあたしも練習するわ!」

 と、こころがそう言うと皆が便乗した。

 

千聖「あら、遊んでていいのよ?」

紗夜「そうです」

蘭「ちゃんとやらないの目に見えてる…」

友希那「どや顔止めてくれるかしら」

 

 と、千聖たちは飛鳥がこっち側について超強気な態度を取った。

 

有咲「5人で練習しようぜー」

香澄「ちょ、有咲ぁ~!!!!」

沙綾「まあまあ、皆やる気になったし練習しよう。で、海で遊ぶのは午後のお楽しみって事で」

 

 沙綾が上手い事を纏めて、何とか事なきを得た。千聖たちは飛鳥を独占できなくて残念そうにしていたが、一応グループで練習するという目的は果たせた為、それ以上は何も言わなかった。

 

 その間、飛鳥はメンバーを見て回った。ライブの経験も楽器に関する知識もそんなにある訳ではないが、技術は確かなものだったので、それなりに頼りにはされた。

 

 そして11時半、皆思ったほかちゃんと真面目に練習していた為、紗夜たちからOKサインが出てようやく海で遊ぶことが出来て…今に至る。

 

*********************

 

 飛鳥は海をじっと見ている。

 

美咲「ごめんねー。こころが連れまわして」

飛鳥「いえ…」

 

 隣には美咲がいて、こころの件について謝っていた。

 

美咲「そういやあなたが来てからこころ、あなたによく構うようになったのよね」

飛鳥「…そうですか?」

美咲「ええ。あなたが来る前はあたしにベッタリだったのに」

 美咲が寂しそうにした。

 

飛鳥「…寂しいんですか?」

美咲「いや、そういう事じゃないわよ。あたしの名前全然憶えなかったのに、あなたはあっさり覚えたから何か腑に落ちなくて…」

飛鳥「あー…」

 

 こころの性格上あり得そうだな…と飛鳥は思った。

 

 その時、

 

「飛鳥くーん!!」

 香澄達Poppin’partyがやってきた。当たり前だが皆水着姿である。

 

香澄「飛鳥くんも一緒に遊ぼうよ!」

飛鳥「……」

 香澄が飛鳥に顔を近づけると、飛鳥は困惑した。ちなみに香澄は前かがみになってる為、胸元から少し谷間が見えていた。

 

美咲「あ、あの…戸山さん?/////」

香澄「なに?」

 香澄が美咲の方を見ると、美咲が頬を染めた。

 

美咲「同じ年の男の子にいきなりそういう姿勢を見せるのは如何なものかなーと思います…/////」

香澄「え?」

 香澄は気づいていなかった。

飛鳥「顔が近いです」

香澄「あ、そういう事か! そんなに恥ずかしがる事ないのにー」

 と、香澄は笑った。

飛鳥「戸山さん。結構モテるでしょ」

香澄「そんな事ないよ。どうして?」

飛鳥「いやー。男女分け隔てなく接する人ってモテやすいらしいですよ」

香澄「そ、そうなんだー」

 飛鳥の言葉に香澄はやや苦笑いした。

 

香澄「でも、興味ないかなー」

飛鳥「そうですか」

 飛鳥と香澄が話しているのをたえ達は黙って聞いていた。

 

たえ「それはそうと飛鳥くん」

飛鳥「何です?」

たえ「興奮してる?」

飛鳥「ドストレートに聞きますね。少なくとも今興奮じゃなくて、身の危険を感じてますよ」

 

 たえの爆弾発言に飛鳥は思わず困惑した。りみ、沙綾、有咲、美咲が頬を染めた。

 

香澄「水着、夏に買ったんだけどどうかな!?」

飛鳥「似合ってると思いますよ」

香澄「そう? 興奮してもいいんだよ?」

飛鳥「心を開いてくれて何よりです」

 

 飛鳥が困惑しながらツッコミを入れた。

 

沙綾「あ、そうそう。お腹空いてない? お腹空いてたら丁度パン持ってきたから、お昼にしようと思うんだけど」

香澄「わー!! さーやの家のパンだー!!」

りみ「チョココロネある…?」

沙綾「あるよー」

 

 と、そのままランチタイムになったという。

 

香澄「良かったら美咲ちゃんもどーぞ!」

美咲「あ、ありがとう…」

 

 そして他のメンバーも集まってきたのは言うまでもなかった…。

 

 

おしまい

 

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