全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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第218話「DancE Dream!」

 ある日のこと、香澄たちは体育館に呼び出された。体育館に行くとそこには飛鳥とダンス部のリサ、巴、あこ、はぐみが待っていた。

 

香澄「飛鳥くん!? それにダンス部の皆も…」

千聖「私たちを呼んでどうするつもり? しかもRASやモルフォニカの子たちまで…」

飛鳥「突然お招きして申し訳ございません。実は、今回はダンス部の持ち込み企画で皆さんにあることをしてもらいます」

「あること?」

千聖「ま、まさかとは思うけど…このメンバーでダンスをしようっていうわけじゃないでしょうね…」

 

 千聖は思わず嫌な顔をした。というのも、千聖は運動が得意ではなく、あまりかっこ悪いところは人に見られたくなかったのだ。

 

飛鳥「口で説明するよりも、映像を見てもらったほうがよさそうですね。北沢さん、映像の再生をお願いします」

はぐみ「はーい!」

 

 そういってはぐみは嬉々としてDVDを再生した。すると、アニメ「忍たま乱太郎」のエンディングテーマである「今だ!」の映像が映し出された。そして全部見終わると…。

 

飛鳥「映像の後半に出てきた学年別ダンスをこの7グループでやってもらいます」

「!!?」

 

 飛鳥の言葉に飛鳥とダンス部以外のメンバーが驚いた。

 

飛鳥「ちなみに1番最初の水色の人たちが一番簡単で、最後の緑色の人たちが1番難しいダンスです」

紗夜「ちょっと待ってください。こんなことをしていったい何になるというのです」

はぐみ「えっと。せっかくだから皆で踊ったほうが楽しいかなって…」

 

 紗夜の言葉にはぐみが困った顔をしながら言い放つと、こころも嬉々とした。

 

こころ「いいわね! とっても楽しそう」

花音「ふ、ふぇえええ…!?」

美咲「あたしはどっちで出たらいいんだろう…。着ぐるみでダンスとか暑すぎて嫌なんだけど…」

 

 こころの言葉にそれほどダンスが得意じゃない美咲と、バンドの時は着ぐるみのミッシェルで出ている美咲は困惑した。

 

瑠唯「……」

 

 モルフォニカのバイオリン担当の八潮瑠唯は露骨に嫌そうにした。

 

つくし「る、瑠唯さん…」

七深「いいじゃーん。面白そうだし~」

ましろ「い、一番最初のやつだったら…」

 

チュチュ「まあ、当然ワタシ達は一番最後のパートよね!」

ロック「え、ええ…!!?」

 

 チュチュの言葉にロックが驚いていたが、友希那と蘭が反応した。

 

友希那「…興味ないけど、Roseliaは頂点を目指すの。一番最後のパートは私たちがやるわ」

蘭「待ってください。それだったらうちもやりたいです」

モカ「あー・・・」

リサ「こうなると思った…」

飛鳥「グループの代表者がじゃんけんして、勝った人から順番を自由に決めるというのはどうですか?」

リサ「そのほうがいいかもね…」

 

 その結果、こうなりました。

 

1年生:Afterglow

2年生:モルフォニカ

3年生:Pastel*Palletes

くノ一:RAS

4年生:Roselia

5年生:Poppin*Party

6年生:ハロー、ハッピーワールド!

 

花音「ふ、ふぇえええええええええええええええええええ!!!?」

美咲「無理無理無理無理!!! 死ぬ!!! 絶対死ぬぅ!!!」

 

 よりにもよって、一番難しいパートをやることになってしまい、美咲と花音が絶叫した。

 

香澄「一番最後やりたかったなー」

有咲「いや、結構難しいパート来たぞ!! どうすんだこれぇ!!」

 

 悔しがる香澄だったが、有咲はそんなに運動に自信があるというわけではなかったので、困惑していた。沙綾は苦笑いし、りみが困惑し、たえは普通だった。

 

友希那「……」

リサ「ドンマイドンマイ」

燐子(け、結構簡単そうなので良かった…)

あこ「これだったらりんりんも出来るね!」

 

 一番最後のパートでなくて悔しがる友希那だったが、リサとしては身体能力的に難しいだろうなと感じていた。その点、燐子は簡単そうなパートだったので、安心していた。

 

チュチュ「くっ…!」

ロック(よ、よかった…振付簡単そう…)

マスキング「まあまあ。小松田さんのパートやらせてやるから」

 

 そういってマスキングはチュチュを励ました。

 

千聖「結構難しいじゃない…」

彩「千聖ちゃん。気持ちはわかるけど、私たちアイドルだから」

麻弥「ジャンプしてタイミングよく決めポーズをするだけですよ?」

 

 動作が1年生や2年生よりも若干難しいため、千聖は困惑していたが、ほかの4人の説得により、やることになった。

 

ましろ「左右に揺れるだけだね」

瑠唯「映像は4人だけだったから、1人抜けたほうがいいと思うの」

つくし「駄目だよ瑠唯さん。こういうのもちゃんとやらないと」

 

蘭「……」

つくし「ら、蘭ちゃん…」

モカ「一人だけ負けちゃったもんね~」

 

 と、各々の思惑を胸にダンスの練習が行われることになったが…。

 

こころ「せっかくだから飛鳥も一緒に踊りましょ!」

飛鳥「え?」

はぐみ「そうだね! あっ、でもうちはミッシェルがいるよこころん!」

こころ「そうだったわ!」

美咲「ごめん。ミッシェル来れないみたいよ」

こころ「それじゃ美咲と飛鳥が代わりに入って!」

美咲「あー…そうなりますよね」

花音「そうだよ。美咲ちゃん」

 

 自分だけ逃げないで。と花音が目で訴えた。

 

こころ「それじゃあたし達と飛鳥は6年生のパートをやるわよ!」

はぐみ「おー!!!」

 

 

 と、ダンスの練習を行った。どういうダンスになったかは皆さんのご想像にお任せします。

 

 

おしまい

 

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