ある日の事だった。
「Hey! ネス!! いい加減にして頂戴」
飛鳥「あ、珠手さん」
「チュチュよ!!」
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飛鳥の家のマンションのエントランスホールに「RAISE A SUIREN」のDJ、珠手ちゆがやってきた。そしてほかのRASのメンバーやモルフォニカもやってきた。
チュチュ「ワタシ達全然出番ないじゃないのよ!!」
マスキング「まあ、既に25人もいるしな…」
ロック「私は一応中等部の生徒にいましたけど…」
飛鳥「そんな皆様に朗報です」
チュチュ「何よ」
飛鳥「皆さんがメインで出ている2NDシリーズが独立します」
飛鳥の言葉に空気が止まった。
チュチュ「ど、どういう意味よ」
飛鳥「早い話が、別チャンネルになりますが、皆さんのレギュラー出演が決定しました」
空気が止まった。
パレオ「そ、それじゃパレオもパスパレの皆さんとあんなことやこんなことやそんなことも!?」
飛鳥「常識の範囲なら可能です」
パレオ「やったあ!!」
チュチュ「Wait! それは本当なの!?」
飛鳥「実はPVが送られてきたんですよ。私もまだ見てないので、どんなのかは知らないんですけど」
すると飛鳥がビデオを再生した。
七深「なんですかそれ?」
飛鳥「ビデオテープです。あ、やっぱりご存じないんですね…」
七深「し、知ってます知ってます!! 広町普通の子なので!!」
ましろ「…全然普通じゃないよ」
七深「あー! しろちゃんすぐそういう事言うー!!」
つくし「コラー! ケンカしないの!」
七深の言葉にましろがボソッと突っ込むと、七深が反応した。
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『ガールズバンド戦国時代は更に加熱する!!』
というまりなのナレーションで始まった。
『バンドリ学園に吹き荒れる2つの嵐!!』
チュチュ「ついにワタシ達の時代がやってきたわ!!」
『RAISE A SUIREN!!』
『Morfonica』
『総勢35名によるガールズバンドパーティ!!』
「あれ!? うちの学校にあんなかわいい子いたか!?」
「ヒャッホイ! この学校にいて良かった!!」
レイヤとマスキングに男子生徒たちが見とれていた。
『そして既にいる5つのガールズバンド(とあの男)は次のステージへ!!』
香澄「皆同じクラスだね!!」
有咲「一丈字。このクラスを選んだ男子…お前だけだぞ」
飛鳥「!!!?」
『そんな彼らに、試練が立ちはだかる!!』
「一丈字てめぇえええええ!!!」
「3年生はオレたちが貰うかんな!! オレたちが貰うかんな!!」
「1年生は絶対に渡さーん!!」
「やっぱあれか!? 女子っていい匂…」
『変態達(ヤラカシ)との終わりなき戦い!!』
紗夜「ピーマンを残さず食べなさい!!」
あこ「人参りんりんに食べさせた癖に!!」
ファミレスでしょうもない喧嘩をする紗夜とあこ。
『仲間との対立!』
ましろ「瑠唯さん。どうして…!!」
瑠唯「ごめんなさい。あなた達4人でやって頂戴」
瑠唯がましろ達を見下していた。
『仲間の裏切り!!』
『でも…』
『やっぱり友情!!』
巴「ズルルルルルル…!!」
マスキング「ズルルルルルル…!!」
ラーメンの大食い対決をする巴とマスキング。
レイヤ「やっぱり変わらないね。花ちゃん」
たえ「うん…」
河川敷で談笑するレイヤとたえ。
パレオ「そ、そんな麻弥さんの膝枕なんて神々しすぎて…」
チュチュ「パレオ。落ち着きなさい」
パスパレに興奮するパレオにあきれるチュチュ。
『これは、バンドに青春をかけた少女たちと自称ごく普通の男子高校生の物語!!』
香澄「バンドさいこー!!!」
『ダシマ式BanG Dream エンドレス! 2nd season!』
「流石に中学生に手を出すのは…」
「あこちゃんだって中学生だったんだ。問題ない!!」
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飛鳥「とまあ、突っ込みどころ満載のPVだった訳だけど…なんかごめんなさいね」
マスキング「ついにハーレム完成だな」
飛鳥「あ、直談判していただければほかの方に変えていただくことも出来ますよ」
レイヤ「いや、そこまでは…」
飛鳥の言葉にレイヤが苦笑いした。
七深「それはそうと、るいるいの裏切りが気になるんだけど…」
つくし「ねえ、どういう事なの!?」
瑠唯「教えられないわ。でも安心して、ほかのバンドに行くわけじゃないから」
透子「シロは何か知らねーのか?」
ましろ「し、知らない…」
透子「知らないって…」
飛鳥「ああ。八潮さんには事前に何するか伝えてるんですよ」
飛鳥がしゃべると、皆が驚いた。
飛鳥「さて、それはそうと250回に到達いたしました」
マスキング「よく続いたな…」
飛鳥「ええ。ブシロードや関係者の皆様にいつ怒られるんだろうと怯えながら」
「そうだったの!!?」
飛鳥の言葉に皆が困惑した。
マスキング「そういや、今までやってきたシリーズはどうするんだよ」
飛鳥「これまで通り継続します。その時は準レギュラー扱いになりますが…」
チュチュ「このワタシを準レギュラーなんて、いい度胸してるじゃないのよ!」
マスキング「けど、あっちが25人でこっちが10人だから、目立ててたじゃないか」
レイヤ「しかもなんか生き生きしてた…」
チュチュ「…そ、そんな事ないわよ!」
マスキングとレイヤの言葉にチュチュはむきになって反論した。
七深「それはそうと、ハーレムっていう割にはなかなか恋愛に発展しませんよね」
飛鳥「ああ。恋愛的な意味ではなく、普通に女子と一緒にいるっていう感じなので」
つくし「ふ、風紀的によくないと思います!!」
飛鳥「おっしゃる通りです」
七深「だめだよつーちゃん。そんなこと言ったら~。男子たちが自分にもチャンスがあるって思っちゃうよ~?」
モニターが映った。
「なんかあの二葉つくしって子、一丈字を嫌ってそうだから狙えそうじゃね?」
「でも小学生に手を出すのはなぁ…」
「オレ、むしろ好みなんだけど…赤いランドセル背負わせてそれから…」
「おまわりさーん!!!」
その光景に、ほぼ全員がドン引きした。
飛鳥「…私は私でこの変態ぶりに内臓とかやられまくってんですよ」
透子「だったらやめればいいじゃねーか…」
七深「それじゃ面白くないよ。いちごがないスポンジケーキみたいなもんだよ~」
飛鳥「あ、倉田さん…」
ましろ「は、はい…」
飛鳥がましろを見た。
飛鳥「あなた、結構気が弱いってお伺いしてますが、大丈夫ですよ」
ましろ「!」
飛鳥「あなたよりも更にひどい環境にいるやつがここにいますので、こいつに比べれば自分は全然大したことないって思えますから」
透子「それもそうだし、一丈字先輩が守ってくれるから大丈夫だよ~」
皆が透子を見た。
透子「…え、普通そう思うでしょ?」
飛鳥「桐ヶ谷さん…」
飛鳥はスーッと気持ちが晴れた。
チュチュ「それはいいとして、バンドする機会はあるんでしょうね!?」
飛鳥「あることはありますけど」
マスキング「ガルパピコ的なノリじゃね?」
マスキングの言葉に空気が止まった。
飛鳥「それはそうと時間ですね。それでは皆さん、第5シリーズもありがとうございました。このチャンネルは引き続き継続しますが、新チャンネルもよろしくお願いします」
チュチュ「Bye!」
飛鳥がチュチュを見つめた。
パレオ「あ! それだったらパレオ、パスパレの皆さんを守る忠犬やります!」
チュチュ「ちょ、パレオ抜け駆けするんじゃないわよ!!」
透子「あたしはえーと…」
おしまい