全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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第485話「おでんを選んだ者達(前編)」

第560話

 

 今回の設定

 

・ 飛鳥は上級生

・ 千聖、薫とは幼馴染

・ それ以外のメンバーとも大半面識あり。

・ ほぼ飛鳥総受け

 

1組:彩、千聖、燐子、紗夜、花音

2組:麻弥、日菜、友希那、リサ、薫

3組:飛鳥

 

 

それではゴー。

 

**********************

 

 林間学校がやってきたが、野外炊飯が例年と違ったものになっていた。

 

「今回の野外炊飯は3つのコースに分かれるので、よく考えるように!」

 

 3つのコースは下記の通りだった。

 

高級ディナーコース:涼しいレストランで食事マナーを学びながら高級ディナーが楽しめる。

 

カレーコース:林間学校では定番のカレーを普通に作るコース。

 

おでんコース:とある先生の趣味。暑い中おでんを食べたいという変わり者におくるコース。

 

(おでんだけは絶対ないな…)

 

 1組

 

彩「どうしよっか…」

千聖「とにかくおでんだけはないわ」

花音「どうしておでんなんだろう…」

燐子「……」

紗夜「白金さんが真剣に考えてる…」

 

 2組

 

日菜「えー。暑いのイヤー」

麻弥「まあ、そうですよね…」

薫「まあ、私は高級ディナーと行こうか…」

リサ「友希那はどうする?」

友希那「……」

「!」

 

 3組

 

飛鳥「……」

 

 飛鳥は希望票をじっと見つめた。

 

「一丈字くんはどこにするの?」

飛鳥「まあ、一番少ない所がいいですかね…」

 

 とある休憩時間

 

日菜「えーっ!!! 飛鳥くん、おでんコース選んじゃったの!?」

 

 バンドガールたちが飛鳥の所に来ていたが、飛鳥はおでんコースを選んだ事を話した。

 

飛鳥「人数少なそうだったので…」

千聖「こういう時クラスが違うと厄介なのよ…!!」

 

 ちなみに彼女達が選んだコースは下記のとおりである。

 

高級コース:彩、千聖、日菜、麻弥、花音、薫、紗夜、リサ

カレーコース:なし

おでんコース:友希那、燐子

 

麻弥「ジ、ジブンも皆と同じコースにしましたけど…」

彩「他の皆は?」

紗夜「私も高級コース…」

リサ「アタシも…。ゆ、友希那と燐子は?」

友希那「おでんコースよ」

燐子「私もです」

「!!?」

 

 友希那と燐子がおでんコースを選択していて、更に彩達が驚いた。

 

飛鳥「え?」

リサ「ど、どうして!?」

友希那「飛鳥の性格を考えたら、一番少ない所を選ぶと思ったからよ」

燐子「…同じく」

 

 飛鳥の行きそうな所を完全に当てていて、他のメンバーは唖然としていた。

 

飛鳥「本当によろしいんですか?」

燐子「はい」

友希那「構わないわ。あなたと一緒なら」

 

 この時燐子は2人きりじゃないのが、残念だと思っていた。そして残りのメンバーはとてつもなく後悔していた。

 

麻弥「あ~~!!! ジブンもおでんコースにすれば良かったです!!」

リサ「友希那!! そういう事は教えてよぉ!!」

友希那「相談するのはダメだって言われたじゃない」

日菜「おねーちゃんと一緒なのは嬉しいけど、飛鳥くんがいないのはるんってしないよぉ~」

 

 飛鳥は困惑していた。

 

千聖「まだ諦めるのは早いわ」

「え?」

 

 千聖が顔を上げた。

 

千聖「あまりにも人数が多かったら抽選になって調節される可能性があるわ!」

紗夜「…確かに高級コースの希望者が多かったですものね」

千聖「私達目当ての男子が多かったものね。まあ、あいつらは色々問題行動を起こしてばかりだし、先生達も考慮してくれるわよ」

 

 しかし、希望したとおりに通ってしまった…。

 

彩・日菜・千聖・麻弥・紗夜・リサ・薫・花音「」

 

 しかも高級ディナーコースはやたら男子が多かったのだ…。それに対するおでんコースはたったの7人で、飛鳥、燐子、友希那と飛鳥のクラスメイトの男子4人だった。

 

「少ないな…」

「まあ、一丈字くんと一緒にいた方が安全な気がしてきた…」

「ていうか高級コース絶対うるさくなりそう…」

「カレーは…なんか本当に普通な感じがしてきた」

 

 おでんコースを選んだ男子4人が困惑しながらそう言っていた。

 

飛鳥「7人しかいなかったのか…」

友希那「まあ、その方が挑み甲斐があるわね」

燐子「そうですね…」

 

 と、3人が掲示板を見ながらそう呟いたが、

 

彩「そ、そんなぁ…」

日菜「千聖ちゃんが言うとフラグになるんだね」

千聖「そ、そんな事ないわよ!! とにかく納得できない!!!」

麻弥「ジブン達、どうなっちゃうんでしょう…」

 

 この時、飛鳥はもう余計な事は言わない方がいいと考えていた。

 

リサ「まあ、まだ皆が一緒なだけマシだけど…」

紗夜「…頭が痛くなりそうだわ」

花音「…私も一緒が良かった」

薫「花音。気持ちは皆同じだよ」

 

 そして…。

 

「まあ、友希那ちゃんと燐子ちゃんが一緒なのは残念だが…」

「こちらにはまだ8人いる! ざまーみろ一丈字!」

「ていうか、クソ暑い作業に友希那ちゃんと燐子ちゃんを巻き込んでんじゃねーよ!」

「それでも男か!!」

 

 と、ヤラカシ軍団が騒いでいるのを飛鳥は何とも言えない顔をしながら見ていた。

 

飛鳥「…まあ、千聖がいるから大丈夫か」

千聖「全然大丈夫じゃないわよ!! 今すぐコース変えてきなさい!! 出来るでしょ!?」

飛鳥「無茶言うな」

「あ、ちなみにもう予約通したから…ね?」

 

 そんなこんなで野外炊飯はこのメンバーでやる事となりました。

 

 

 つづく

 

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