全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

406 / 492
第191話と設定が違います。ご注意ください。



第336話「Afterglowと勉強会!」

 

 ある日のバンドリ学園。来週から定期テストが行われることとなった。

 

飛鳥(まあ、心配ないと思うけど、ちゃんとやっとくか)

 

 飛鳥がそう考えていたが、

 

京「定期テストかよ…」

 

 飛鳥の親友である奈良川京が困惑した。というのも、あまり勉強は得意ではない。

 

飛鳥(一応京や日向もいるし、この2人にくっつけば角は立たないかな…)

 

 なんて考えていた飛鳥だったが、

 

「飛鳥く~ん」

飛鳥「?」

 

 飛鳥が声がした方を向くと、そこにはモカがいて、モカ以外にも蘭、巴、ひまり、つぐみもいた。

 

飛鳥「青葉さん」

モカ「来週のテストに向けて皆で勉強しようと思うんだけど、一緒にやらな~い?」

飛鳥「……」

 

 モカの言葉に飛鳥が考えると、

 

飛鳥「あ、すみません。実は京や日向を誘ってやるつもりなんだ…」

モカ「じゃあ奈良川くん達も来ていいよ~」

飛鳥「……」

 

 ちなみにモカは既に飛鳥の正体を知っているのだ…。

 

日向「本当にいいんですか?」

モカ「もっちろん~」

 

 こうして、飛鳥達はAfterglowと一緒に勉強会をすることになったわけだが…。

 

「一丈字と奈良川がAfterglowと勉強会するんだってよ!!?」

「マジか!!?」

「一丈字や奈良川がいいなら、オレ達も勉強会に参加したい!!」

「オレもオレも!!」

 

 と、男子生徒たちが騒ぎ始めたので、モカが飛鳥にアイコンタクトを送って超能力で大人しくさせた。

 

椿(…毎回大変ね。飛鳥も青葉さん達も)

 

 ちなみに椿は2組である。

 

*****************************

 

 そんなこんなで羽沢珈琲店で勉強会をすることになったのだが、男2人、女7人という状態に皆がガン見していた。

 

京「な、なんかすごく見られてるぞ…」

飛鳥「見当はつくけどね…」

 

 落ち着かない京に対し、飛鳥はすごく冷静だった。

 

「い、一丈字とあともう一人の奴…7人の美少女に囲まれて勉強大だとぉ…!?」

「良い匂いするんだろうなぁ…」

「畜生…! うらやましいぞぉ…!!」

「匂い嗅いでみたい…」

 

 遠巻きに男子生徒たちが遠くから見ていたが、匂いの話ばっかりしていた。すると椿が飛鳥の方を見て、アイコンタクトを送り、飛鳥がテレパシー回線を開いた。ちなみにこの回線を開くと飛鳥が意図した相手にテレパシーを送り、そのまま会話が出来る。ちなみに現在は椿のみである。

 

椿『何なのよこいつら…!!』

飛鳥『まあ…アレだな。ドラえもんでいうジャイアンとスネ夫のポジションだ。何もないならないでつまらないしな…』

椿『音楽アニメなんだから音楽で勝負しなさいよ!!』

飛鳥『いや、音楽関係ならこういう迷惑なファンもつきものだし、pixivは歌詞のせると怒られるから、色々難しいのよ…』

モカ「……」

 

 モカは飛鳥と椿がテレパシーで会話をしているのを悟り、飛鳥に対してアイコンタクトをした。

 

飛鳥『…どうしたの?』

モカ『いやー。本当に超能力って便利だな~と思って』

椿『あんたも大変よね…。こいつのトラブルに付き合わされて』

モカ『いやいや~。確かに大変なところもあるけど、原作では見られない蘭たちの可愛い一面が見られるから~』

飛鳥『原作とか言わない』

 

 そんなこんなで勉強会が進む中、ひまりが煮詰まっていた。

 

ひまり「う~ん…分からないなぁ」

飛鳥「どうされました?」

 

 ひまりの言葉に飛鳥が即座に反応した。

 

ひまり「あ、えっとね。ここ分かんないんだけど、分かる…?」

飛鳥「見してください」

 

 飛鳥はひまりから分からない問題を教えてもらった。

 

飛鳥「ああ、この問題はこの公式を使うんですよ…」

ひまり「ちょ、ちょっと待って!」

飛鳥「あ、はい」

 

 こうして飛鳥は淡々と問題の解説をしていったが、蘭・巴・つぐみは驚いたように見ていて、元から知っている京・日向・椿・モカの4人は安心したように見ていた。

 

飛鳥「といった感じですね」

ひまり「あ、分かった! ありがとう一丈字くん!」

飛鳥「いえいえ。もしかしたら出てくる可能性があるので、時間をおいて復習してみた方がいいかもしれませんね」

ひまり「うん!」

 

 そう言ってひまりは再び問題集に目を通すと、巴が不思議そうに飛鳥を見た。

 

巴「一丈字」

飛鳥「何です?」

巴「もしかして勉強得意なのか?」

飛鳥「普通ですね」

 

 飛鳥の言葉に椿は『嘘つけ』という顔をしたが、本当の事を話すと正体がバレるかもしれないので、あえて何も言わなかった。

 

飛鳥「頭いいのはこっちの2人ですよ」

日向「そ、そんな事は…」

椿「アンタ、あたしより成績良かったじゃない!! しかも学年トップだし!」

飛鳥「えー…」

 

 椿があっさりばらしたので、飛鳥は困惑すると、蘭たちは『やっぱりな』という顔をした。

 

モカ「で、ちなみに奈良川くんは~?」

京「話の流れからして聞かなくても分かるだろう。中の下だよ」

椿「いや、下の上ね」

京「いや、そこまで悪くねーよ!!」

 

 とまあ、男2人女7人がわちゃわちゃしているので、これがより男子生徒たちの劣情を誘った…。

 

「ゆ、ゆるさーん!!」

 

 男子生徒たちが騒ごうしたその時、モカと椿が飛鳥にアイコンタクトを送ると、飛鳥は困惑した様子で超能力を使い、男子生徒たちを大人しくさせた。

 

飛鳥『最近よく超能力使ってるなぁ…』

椿『いいのよ。これで』

モカ『まあ、ケーキとか食べてるときに、下ネタ聞きたくないしね~』

椿『…は?』

飛鳥『…そうだな』

 

 飛鳥がため息をつくと、椿が困惑していた。

 

椿『し、下ネタってどういう事よ?』

モカ『じゃあ明日聞いてみる~?』

椿『やっぱいい…』

 

 しかし、オチをつける為に聞くことにした。

 

********************

 

 翌日、バンドリ学園にて。

 

「一丈字! 奈良川! お前らAfterglowと可愛い姉妹と勉強したんだってな!」

「正直に吐けよ…。お前ら勉強会の後、あんな事やこんな事したんだろ!」

「座長権限とかで一緒に風呂入って、匂い嗅ぎまくったり、裸を見まくったんだろ!?」

「素っ裸でムカデ競争とかしたんだろ!? 体密着させて!! どうだった!! どうだたんだぁ!?」

 

 とまあ、公衆の面前だというのに男子生徒たちがそう騒ぎだして、椿はげんなりしていた。椿だけじゃなくて蘭、ひまり、巴、京も完全にドン引きしてたし、穏健な日向やつぐみですら、ちょっと引いていた。

 

モカ「いっつもこんな調子なんだよ…」

 

 モカも流石に気持ち悪くて、ドン引きした様子で椿に話しかけると、椿はもう何も言わなかった。

 

椿(これ…音楽アニメよね?)

 

 

おしまい

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。