全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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『友達とプール』

設定

2組:椿
3組:飛鳥、京、日向

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第426話「Afterglowとプール!・1」

 

 

 とある夏の事だった。

 

「いやー。あっついなー」

 

 京が教室でそう呟くと、近くの席にいた飛鳥と日向が反応した。

 

飛鳥「東京も関西とあまり変わんないんだな…」

日向「そ、そうだね…」

京「こういう時はどっか泳ぎに行きたいけど…」

飛鳥「この辺プールあったっけ?」

日向「確かトコナッツパークっていうテーマパークがあったよ?」

飛鳥「そうなんだ…」

 

 日向の言葉に飛鳥がそう反応すると、沈黙が起きた。

 

京「じゃあ今度そこ行こうぜ!」

飛鳥「日向はどうする?」

日向「私も行っていいの?」

飛鳥「うん」

京「決まりだな! それじゃ椿も誘おうぜ!」

日向「あの子には私から声をかけとくね」

 

 と、飛鳥達はプールに行くことにした。

 

*******************

 

 日向は椿にメールでプールに誘おうとしたが…。

 

椿『ゴメン。Afterglowの皆から遊びに誘われちゃってて…』

 

 と、返事が返ってきた。

 

日向「椿。Afterglowの皆と遊びに出かけるって…」

飛鳥「へー」

京「あいつもクラスにちゃんと馴染めてるんだなぁ」

日向「うん。そう言う訳だから3人で楽しんできてって」

飛鳥「そっか」

 

 その時だった。

 

「おーい。飛鳥く~ん」

 

 モカを筆頭にAfterglowと椿がやってきた。

 

飛鳥「青葉さん。それから椿も…」

椿「……」

 

 椿はちょっと困惑した表情だった。

 

飛鳥「まさか…」

モカ「そのまさかだよ~。今度の休み一緒に遊ばない~?」

飛鳥・京・日向「えっ」

 

 モカの言葉に3人が驚いた。

 

巴「急に押しかけて悪いな。まあ、3人が良かったらなんだけど…」

ひまり「モカが一丈字くん達も誘ったらどうかな~なんて…」

飛鳥「どうする?」

日向「わ、私はいいけど…」

京「どこで遊ぶんだよ?」

モカ「え? プールに決まってるじゃ~ん」

飛鳥・京・日向「!?」

 

 モカの言葉に3人が驚いた。

 

蘭「…元々ショッピングに出かける予定だったんだけど」

飛鳥「美竹さん。嫌がってませんか…?」

蘭「い、嫌がってないから…」

モカ「まあ、椿ちゃんとちゃんと仲良くなりたいって言うのもあるけど、どうせなら飛鳥くん達も一緒にいた方がいいかな~って」

 

 モカの言葉に飛鳥はモカなりに仲良くさせようと考えているのが感じ取れた。

 

飛鳥「…椿はどうするんだ?」

椿「いや、アタシは別にいいわよ。美竹さんが…」

蘭「ア、アタシも構わないよ…?」

飛鳥・モカ(思ったけどこの2人、本当に似た者同士だなぁ…)

椿「飛鳥?」

蘭「モカ…」

飛鳥・モカ(ホントそっくり)

椿「やめなさいよ!!」

蘭「何考えてるか分かってるんだよ!?」

巴「蘭も椿も落ち着けよ」

 

 こうして9人で出かけることになったのだが…。

 

「一丈字と奈良川が美女7人とプール&ショッピングだと!?」

「けしからん! 実にけしからん!!」

「邪魔してやるぅ~!!!!」

 

 とまあ、どこからか聞きつけたヤラカシ共が飛鳥達の妨害をしようとしたが、弦巻財団に阻止された。

 

飛鳥「…いつもすいません」

平三「いえ。これが我々の使命なので…」

 

 弦巻財団の黒服のチーフ的存在・平三に飛鳥は頭を下げた。

 

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 そんなこんなで当日。トコナッツパーク付近に集合した飛鳥組とAfterglow。

 

京(じょ、女子が7人もいる…////)

 

 女子が7人もいる事に京は若干緊張していた。しかも私服も中々ハイレベルなものなので仕方がないのだが、飛鳥は平然としていた。

 

モカ「どう~? 可愛い女の子が7人もいて~」

飛鳥「どう?」

京「いや、お前に聞いてんだろ!/////」

モカ「二人に聞いてるんだよ~」

 

 モカは京を見て『可愛い』と思っていた。

 

椿「何よ。デレデレしちゃって」

飛鳥「そう見える?」

椿「見えるわよ」

飛鳥「そっか…」

つぐみ「ま、まあまあ。早く行こうよ」

 

 こうして9人はその場を移動したが、

 

「おいおい…Afterglowが男と一緒にいるぞ?」

「女7人って言ってたよなぁ? それじゃあ残りは男…」

「あんなガキどもにはもったいねぇ。オレ達が横取りしてやる!」

「何を横取りするって?」

「え…ぎゃああああああああああああああああ!!」

 

 飛鳥は隠れてみていたチャラ男達と警察を遠巻きに見て、呆れていた。

 

モカ「あ、やっぱりモカちゃん達を狙ってる男いた?」

飛鳥「ああ。いたよ…」

 

 飛鳥は困惑した様子で言い放つと、他のメンバーも心配そうにしていた。

 

飛鳥「あ、私が守りますので皆さんは楽しんでください」

京「も、勿論オレも守るぜ!?」

モカ「ありがと~」

椿「じゃあお言葉に甘えさせてもらうわね」

飛鳥「そうしてくれ。多分幸生さんから連絡来るだろうから」

椿「なんで!!?」

日向「椿。余計な事を言うのはやめなさい…」

 

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 そんなこんなで男女に分かれて、水着に着替えた。

 

京「お前、ダイビングスーツなんだなぁ…」

飛鳥「肌がボロボロになるからね。でも最近の子供たちって上も着るんだなぁ」

京「それはオレも驚いたよ」

飛鳥「紫外線とかもあるもんね」

 

 そして飛鳥と京が一足先に出てきた。

 

飛鳥「これで何も起こらなきゃいいんだけどね…」

京「縁起でもない事言うなよ」

 

 数分後

 

「お待たせー」

飛鳥・京「!」

 

 女子たちがやってきて飛鳥と京が振り向くと、そこには水着姿のAfterglowと林姉妹がいた。

 

京「……/////」

飛鳥(あぁ…。なんか周りの男がジロジロ見てるわ…)

 

 京が同級生女子7人の水着姿にドギマギしていると、飛鳥は彼女たちの後ろにいる男たちがとてつもなくいやらしい目で見ていることに辟易していた。

 

日向「ど、どうしたの飛鳥くん?」

椿「まさか似合ってないとか言わないわよね?」

飛鳥「似合ってるけど、後ろを見てみな」

「え?」

 

 女子たちが後ろを向くと、いやらしい目で見ていた男子たちは約一名を除いていっせいに視線をそらした。

 

(普段は子連ればかりなのに、若い娘が7人も…たまんねぇ~!!!!)

 

 そんな感じで、女子たちは辟易していた。

 

蘭「こっち見てる…」

椿「気持ち悪いんだけど~!!!」

飛鳥「……」

 

 本当にこのプールは大丈夫なのかと飛鳥は不安に思っていた。

 

つづく

 

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