全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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第428話「Afterglowとプール・3」

 

 そんなこんなで買い物が終わり、写真撮影が行われた。

 

「おねーちゃん達、今ヒマ? ヒマだよね?」

 

 案の定チャラ男軍団がやってきて、写真撮影していたモカやひまりに話しかけた。どう見ても女にだらしなさそうな男数人である。

 

「うっひょー。おっぱいでけぇ!」

「中々の上玉じゃん」

「ねえねえ。オレ達と遊ぼうよぉ」

 

 すると飛鳥と日向がアイコンタクトを取った。

 

ひまり「な、何ですかあなた達!」

モカ「ナンパですか~? でももう間に合ってますんで~」

 

「ああ。もしかしてあの茶髪の男?」

「あんなクソガキよりオレ達にしなって!」

「おい陰キャくん。オレ達がこの子達遊ぶから帰ってくれよ」

「帰らないと…どうなるか分かってるよなぁ?」

 

 と、陽キャ軍団が京に対して襲い掛かろうとしたが、京は動じなかった。

 

京「オレは陰キャじゃねーし! モカ達が嫌がってるだろ!」

「あぁ!?」

「てめぇ、殴られてぇようだな?」

「陰キャがでかい顔してんじゃねーよ!!」

 

 と、チャラ男達が京に因縁をつけようとしたが飛鳥が前に出た。

 

「な、何だよ!」

飛鳥「私たちはあなた達よりも彼と遊びたいんです。お引き取り願えますか?」

 

 飛鳥が笑顔でそう話しかけると、

 

「そう言うなよ姉ちゃん」

「そんなクソガキよりもオレ達と遊んだほうが楽しいぜ?」

 

 そう言ってチャラ男たちは飛鳥に対して近づいたが、飛鳥の体に触れると股間がオスの状態になっていた。だが、飛鳥は全く動じることはなかった。

 

飛鳥「いやいや、初対面の人間に対してクソガキ呼ばわりするような常識のない人と遊びたくないですよ。こっちも常識がないと思われちゃうじゃないですか~」

 

 飛鳥は女になりきってチャラ男達を馬鹿にすると、蘭やモカあたりが噴出した。

 

「な、何だと!?」

「女だからって調子に乗りやがって!」

「この野郎!」

 

 そう言ってチャラ男の人が飛鳥に殴りかかろうとするが、飛鳥は簡単に受け止めた。

 

「!」

飛鳥「見た感じ、格闘技やってそうな感じですが…。この程度の攻撃、なんてことはありませんよ?」

「こ、このお!!」

 

 チャラ男がケリを入れようとしたが、それも簡単に受け止めた。

 

飛鳥「これ以上何もしない事をお勧めしますよ」

「な、何だと!?」

「女にここまでなめられて、引き下がれるか!!」

飛鳥「ほう。このご時世に女を見下すとは中々良い根性してますね。ですが後ろをごらんなさい?」

チャラ男「な、何!?」

 

 チャラ男達が後ろを振り向くと、そこには何事かと集まったギャラリーがいて、老若男女問わずいた。

 

飛鳥「さて、ここで手を出せば一気に犯罪者の仲間入りですよ。如何なされますか? お兄さんたち」

「ぐ、ぐう…!!」

「チッ! 覚えてろよ! 行こうぜ!」

 

 そう言ってチャラ男達が去ろうとしたが、

 

「じゃあお兄さんたち。ちょっと署まで来てね」

「は!?」

 

 突如頭の悪そうな男性が現れて、チャラ男達を捕まえようとした。

 

「なんだてめえ!」

「やんのか!」

「やるも何も僕は市民の安全を守る警察官ですよ? 逆らうなら公務執行妨害で逮捕しますよ?」

「ひ、ひぃいいいい~~~~~~~~!!!」

 

 と、チャラ男達は警察官に連行されていき、飛鳥達は唖然としていた。

 

飛鳥「日向。一応あれは取っといて…」

日向「う、うん…」

 

******************

 

飛鳥「まあ、ウォータースライダーの時間までサーフィンで遊ぶことになりましたが…」

モカ「飛鳥くん上手~」

飛鳥「君もね…」

巴「やっぱ楽しいな!」

 

 飛鳥、巴、モカが見事にサーフィンを成功させていた。

 

飛鳥(そういや中学の時にエアライドを完成させるために、サーフィンの修業したっけ…)

 

 エアライド。飛鳥の超能力の一種であり、風で作ったボートに乗って、上空を自由に駆け巡れるのだ。ちなみに普通に空も飛べるが、全身を使うためエアライドを使った方が両手を自由に使えるのだ。

 

ひまり「巴は分かってたけど、モカと一丈字くんも凄いね~」

椿「まあ、飛鳥は天才だからね…」

モカ「モカちゃんも天才で~す」

蘭「あーはいはい…」

 

 京、日向、椿、蘭、ひまり、つぐみの6人が見守っていたが、京は女子5人に囲まれていて、また緊張していた。

 

飛鳥(なんか凄い光景だな…)

モカ(飛鳥くんはその凄い光景にいつもいるでしょ~?)

飛鳥(まあね…って、心を読むんじゃないよ)

 

***************

 

 そんなこんなでお昼の時間になった。

 

蘭「巴…プールに来てもとんこつラーメン食べるの…?」

巴「え? おかしいか?」

京「割と暑いぞ…?」

 

 巴が豚骨ラーメンを頼んだので皆が驚いていた。

 

モカ「ま~いつもと違う所で食べるのはまた別のおいしさがあるんだよ~」

ひまり「モカもパン食べてるし…」

蘭「でも何といっても一番ツッコミどころがあるのは…」

 

 蘭が飛鳥の焼きそばを見たが、どう考えても量が多すぎるのだ。

 

飛鳥「あ、すいません。結構サービスしてくれたみたいで…」

ひまり「一丈字くんって結構大食いなの…?」

椿「そうよ。見た目の割に結構食べるのよ」

ひまり「でも、結構体細くない…?」

 

 ひまりがじっと飛鳥の体を見たが…。

 

蘭「ひまり。ちょっと目つきがやらしいよ」

モカ「逆セクハラ~」

ひまり「うええっ!!? そ、そういうつもりじゃないってば!!」

飛鳥「あー…気にしないでください」

 

 ひまりがものすごく慌てていると、飛鳥が苦笑いした。

 

モカ「じゃあ飛鳥くんもひーちゃんの体をじっくり…」

飛鳥「あなたは私を社会的に抹殺するおつもりですか」

椿「見たらいいじゃない」

ひまり「ダメだから!!//////」

日向「椿!!」

 

 と、冗談を言い合いながら食事を進めていった。

 

「あ、あれ一丈字とAfterglowじゃね…?」

「ホントだ!」

「許せねぇ!!」

 

 

つづく

 

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