全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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SWAP編
第297話「孫たちとバンドリ学園」


『もしもバンドリ学園にこの5人がいたら』

 

 新しい登場人物

 

古堂  孫(こどう そん)  … 野生児(古堂数の実弟)

大空 未来(おおぞら みく) … 紅一点

志田 省吾(しだ しょうご) … お調子者

林 幸生(はやし こうせい) … イケメン

白村 悟士(しろむら さとし)… でかい

 

 全員飛鳥より1つ上で友希那たちと同級生。孫は学校に通っていない。

 グループ名は『SWAP』

 

飛鳥(原作では2つ上なんですけどね…)

 

*********************

 

 バンドリ学園…。

 

香澄「みんな、ありがとー!!!」

「ワァアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

 Poppin’Partyが学内で定期ライブをしていた。Poppin’Partyだけでなく、他の4バンドも有名で、バンドリ学園の名物となっていた。

 

 そしてある日の事…。

 

「く~!!! 生ライブ最高だったぜぇ!!」

 

 そう叫ぶのは志田省吾。お調子者で可愛い子に目がない今どきの男子生徒だった。そんな彼は幼稚園の頃からの幼馴染である白村悟士と、小学校からの同級生である林幸生とランチをしていた。

 

悟士「そ、そうだな…」

省吾「まあ、ポピパだけじゃなくて、ロゼリアやアフターグロウ、ハロハピもいるけど、パスパレもいるもんな~!! いやー、すげーなこの学校!!」

幸生「ミーハーにも程があるだろ…」

 

 幸生が困惑しながら突っ込みを入れると、悟士も困った表情を浮かべた。

 

悟士「…東京でも凄い人気だな。幸生」

幸生「言わないでくれ…」

 

 というのも、3人の周りを女子生徒が遠くからキャーキャー言いながら見ていたのだ。幸生は青髪の短髪で、長身、目つきが若干鋭いワイルドタイプのイケメンだったのだ。そのイケメンぶりから『虹島のキムタク』と呼ばれていた。

 

省吾「オレを見てるんだろ!? オレを見てるんだと言ってくれ!!」

 

 省吾が立ち上がって、アピールするが女子達から「どけぇ!!」と言われて意気消沈し、幸生と悟士がため息をついた。

 

「それにしてもあんなイケメンがこの学園に転校してくるなんて…」

「あとの2人はいらないけど…」

「この学園の男子達って湊さん達のお尻ばっかり追いかけてる、馬鹿どもだしねー」

「これで少しは私たちにも還元されたっぽいねー」

 

 そう、女子生徒たちが男子生徒の陰口を言い放っていた。幸生はそれを聞き逃さず警戒していた。

 

 そんな中、あこ以外のRoseliaが食堂に訪れた。

 

あこ『あこ、いつになったら高等部に進学できるのかなー』

燐子「そ、そう言わないで…」

 

 あこも電話で参加していた…。それに省吾たちが気づいた。

 

省吾「あ、RoseliaだRoselia!!」

悟士「やめろ。恥ずかしいだろ」

 

 あからさまにミーハーな反応をする省吾を悟士が諫めると、幸生と友希那の目が合ったが、お互い何も言わなかった。

 

省吾「サインくれねーかなー…」

悟士「いい加減にしろ!」

 

 そんな時だった。

 

「あ、みんなー!」

 

 未来と孫が現れたが、孫は制服ではなく作業着を着ていた。

 

幸生「!」

省吾「おう! ここだ!」

 

 友希那たちも孫と未来を見た。

 

未来「ごめん待たせて!」

悟士「もう大丈夫なのか?」

未来「うん。孫くんにも手伝ってもらったから…」

 

 そう言って5人が席に座ると、女子生徒たちが未来を睨みつけた。

 

孫「?」

省吾「どうした? 孫」

孫「なんかみんながおこってるぞ」

省吾「は?!」

 

 5人とRoseliaが様子を見渡すと、女子生徒が視線をそらしていた。

 

省吾「怒ってねーじゃねーか!」

未来「…いや、なんとなく視線は感じてたわ」

悟士「まあ、幸生の人気がここまでだったらな…」

省吾「え? もしかして気づいてないのオレだけ? オレだけ?」

 

 省吾がキョロキョロ見渡していると、

 

「それもそうだが…お前らーっ!!!」

 

 例のごとく、男子生徒軍団が現れた。

 

未来「これが飛鳥ちゃんが言ってた…」

リサ「え? 飛鳥ちゃん?」

未来「やだいけない! 飛鳥くん!」

孫「なんだオマエらは!」

 

 孫が立ち上がった。

 

「お前らこそなんだ! いきなり出てきて友希那ちゃん達に手を出そうとしやがって!!」

孫「ボウリョクふるってないぞ?」

 

 孫の発言に空気が止まった。

 

孫「なぐってないよな?」

友希那「え、ええ…」

未来「孫くん! ちょっとこっち来なさい! 幸生くん! あと宜しく!」

幸生「チッ、仕方ねぇな…」

 

 幸生はめんどくさがっていたが、孫に必要以上にしゃべらせると、話が進まないので買って出ることにした。

 

幸生「こっちは手を出していない」

「嘘つけ!!」

「一緒に友希那ちゃん達と一緒にいるじゃないか!」

リサ「あ、たまたま近くにいただけで…」

 

 リサがそう言いかけると、

 

友希那「そうよ。変な言いがかりをつけないで頂戴」

「友希那ちゃん達、そんな奴らよりもオレたちと昼食食べようぜ?」

「そうだよ」

友希那「嫌よ」

 

 友希那がそっぽをむいた。

 

「チッ! 下手に出てればいいきになりやがって!」

 

 すると男子生徒の一人が前に出た。いかにも頭の悪そうなDQNである。

 

「いいか! オレは林エレクトロニクスの役員の息子だぞ! これ以上オレに逆らうってんなら、どうなるか分かってんだろうな!?」

友希那「どうなるのかしら」

「親父に頼んで、Roseliaの活動の邪魔をしてやるからな。ガールズバンドも手掛けてるんだ」

幸生「ほう。うちの会社でそんな事をしようとはいい度胸だな」

「!!?」

 

 幸生が前に出ると、皆が反応した。

 

「な、なんだオマエ…!!」

幸生「それはこっちのセリフだ。うちの会社で何をしようとしているのか聞いてるんだ」

 

 幸生が男子生徒を睨みつけていた。

 

「う、うちの会社って…」

省吾「こいつのじいちゃんは林グループの社長だぞ!」

「!!?」

 

 省吾の言葉に皆が驚くと、幸生は鬱陶しそうに省吾を見た。

 

幸生「お前…!!」

省吾「しょーがねーだろ! こうでも言わねーとこういうタイプはひかねーぞ!」

「は、林グループの社長が何だ!! オ、オレは林エレクトロンクスの…」

幸生「林エレクトロニクスはうちの子会社だが?」

 

 親会社の社長の息子が目の前にいる事で、その男子生徒は慌てだしたが、幸生は更に問い詰める。

 

幸生「さて、話を戻すぞ。あまり同じことを言わせるなよ」

「!!」

 

 幸生が男子生徒たちに睨みを利かせた。

 

幸生「うちの会社で何をするつもりだ?」

 

*************************:

 

「いやー。それにしても中々カッコ良かったぜー」

「…うるせ」

 

 事が終わり、未来、省吾、幸生、悟士の4人は教室に戻ってきたが、省吾が幸生をからかっていた。

 

未来「でも幸生くんのお陰で助かったわ。ありがとね」

悟士「そうだな。ありがとう」

幸生「……」

省吾「それにしても、あいつらの顔傑作だったよなー。結局何も言えずに逃げ出したし」

未来「まあ、問題なのはここからね…」

幸生「ハァ…」

 

 これから自分たちの学校生活はどうなるのか、不安になる幸生だった。

 

 

 その頃の飛鳥。

 

飛鳥「あ、僕たちは校外学習です」

こころ「飛鳥! 美味しいわね!」

飛鳥「そうだね」

 

 1年生は校外学習でお菓子の社会見学に来ていたが、林グループの会社だった…。

 

 

おしまい

 

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