全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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男子生徒たちの発明品編
第327話「Roseliaのキャラが崩壊した」


 

 ある日のバンドリ学園。

 

「ふふふ…ついに…ついに完成したぞ…」

 

 理科室で白衣を着た男子生徒たちが何やら怪しい薬を完成していた。

 

「これでRoseliaはオレのものだ…」

「いや、オレのものだって」

「オレだってば」

「オレに決まってんだろ!!」

「もうめんどくせぇし、話進まねぇからオレ達にしろよ」

 

 男子生徒たちは笑みを浮かべて、薬を見つめていた。

 

「見てろ一丈字! これでお前のハーレム生活も終わりだ!!」

 

 飛鳥からしてみたら、Roseliaを自分たちのものにしたいのか、オレに嫌がらせしたいのかどっちだと思うだろう。そもそもハーレム生活を作った覚えもないし、友希那達が誰かと付き合おうが自由だし、そもそもそういう関係じゃないし、どうしたら良いか分からなかった。

 

 そんなこんなで男子生徒たちはRoseliaが全員集まっているところを見計らって、薬をガス状に変えて、匂いをかがせた。

 

*****************************

 

 その結果…。

 

友希那「ねこちゃ~ん♡♡ かわいいでちゅねぇ~♡♡♡」

 

 友希那が満面の笑みで猫を愛でていた(ちなみに猫はとてつもなく嫌がっている)。

 

紗夜「もぐもぐもぐもぐ…」

 

 紗夜はフライドポテトをめちゃくちゃ汚い食べ方をしていた。

 

リサ「なんかこっちの方が落ち着く…」

 

 リサは派手な格好をやめて、とても地味な格好をしていた。

 

燐子「いやー最近はもうオンラインゲームじゃなくてアウトドアでしょ。ね、あこちゃんもそう思うでしょ?」

あこ「そ、そうだね…」

 

 燐子のテンションが滅茶苦茶高くなり、あこはとても冷静になっていた。

 

(どうしよ…)

 

 Roseliaの性格がめちゃくちゃ変わってしまい、男子生徒たちは困惑し、どうすればよいか分からなくなっていた。

 

「おい、どうすんだよこれェ!!」

「Roseliaを忠実な下僕にするって話だったろ!」

「下僕じゃない! 従順だ!」

「どっちでもいいよ! そんなの!」

「良くねぇよ! あと下僕じゃなくて…えっと、なんだっけ…」

「思いついてから喋れや!」

 

 とまあ、男子生徒たちが揉めていた。

 

「だが、なんだかんだ言ってRoseliaの性格を変える事には成功してるんだ! あとはオレ色に…」

「キモ」

「聞こえねぇな! ね、ねえ友希那ちゃん…」

 

 男子生徒Aが友希那に話しかけるが、友希那はゴミを見る目でAをにらんだ。

 

友希那「何。話しかけないで頂戴」

(ツンツンしてる所は変わってねぇ!)

(でもちょっと安心した!!)

 

友希那「とにかくRoseliaと猫さえあればそれでいいの」

「良かった! 一丈字入ってなかった!!」

「それだけでも大収穫だ!!」

友希那「一丈字くん…?」

 

 友希那が飛鳥の名前を出した。

 

「お、おいやべぇぞ!」

友希那「ああ…そんな子いたわね」

「それは流石に可哀想!!!」

「やめたげてそういう事言うの!!」

「そういう事言っていいのオレ達だけだから!!」

 

 友希那のまさかの発言に男子生徒たちは困惑した。

 

「にゃーん」

友希那「あらあらどうちたの猫ちゃん。ごめんね~もしかして抱っこあきた~?」

 

 とまあ、友希那は本当に猫以外興味を示さなかった。紗夜はそんな様子をポテトを食べながら見つめていた。

 

「さ、紗夜ちゃん…」

紗夜「なんでふは、はなひはへはひへふははい」

「食べながらしゃべるのは行儀悪いよ…」

 

 いつもの紗夜からは想像もつかない姿を見て、男子生徒たちは困惑した。これはこれで可愛いけど、こんなの紗夜ちゃん達じゃない。オレ達はいつもの紗夜ちゃん達が好きなんだと男子生徒たちは思った。

 

「な、なあ…。もう元に戻そうぜ…」

「そうだな…」

 

 男子生徒たちも流石に罪悪感が生まれたのか、Roseliaを元に戻すことに決めた。

 

燐子「どうしたんですか皆さん。そんな暗い顔して」

「!」

 

 燐子が男子生徒たちに話しかけてきたが、普段からは想像できないほど明るくて笑顔だった。とっても可愛いし、男子生徒たちをメロメロにするには十分だった。

 

燐子「そういえばいつも応援ありがとうございます。とっても嬉しいです」

「ひゃ、ひゃい…/////」

 

 燐子の言葉と笑顔に男子生徒たちは語彙力をなくしていた。

 

リサ「あ、そうそう。いつも応援ありがとね」

 

 地味目の格好をしているリサだったが、中身はほぼ変わらなかった。

 

あこ「そうですね。いつもRoseliaの事を応援してくれてありがとうございます」

 

 あこも礼儀正しくお礼を言った。

 

紗夜「ありはほおほはひはふ」

友希那「感謝してるわ」

 

 友希那と紗夜は塩対応だったし、紗夜はずっとポテトを食べてるし、友希那は猫を愛でていた。

 

燐子「そうだ! いつも応援してくれる皆さんにお礼をしないと…」

「……!」

 

 燐子のお礼という言葉に、男子生徒たちはドキッとした。そして燐子は男子たちを誘惑するようにかがんで谷間を強調した。

 

燐子「私たちと、一緒に遊びませんか?」

「んはぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!//////」

 

 燐子の誘惑に男子生徒たちは興奮した。こういう時、誰か一人くらいはこんなのダメだって言って止めるのだが、残念なことに誰も止めようとする奴もいなければ、止める気すらなかった。その証拠に…

 

 ガチャガチャガチャ…

 

 興奮した男子生徒たちがズボンのベルトを外し始めた。

 

「もう我慢できない♡」

「燐子ちゃ~ん♡♡」

「ついに…ついにこの時が来たァ!!!」

「こういう時ヘタれるけどオレ達は違う!! 喜んでRoseliaを貪り食ってやるぜぇえええええええええええ!!」

 

 と、パンツに手を突っ込んで最悪の事態を引き起こそうとしたその時、飛鳥が超能力でRoseliaも男子生徒達も気絶させた。

 

飛鳥「……」

 

 飛鳥、千聖、モカがやってきたが、男子生徒たちの醜態にドン引きしていた。

 

千聖「男なんて皆馬鹿よ…!!」

モカ「本当にキモ~イ…」

 

 千聖、モカの言葉に飛鳥は静かに目を閉じた。

 

***************************

 

「あああああああああああああああああああああああああああ!!///////」

 

 飛鳥は一応記憶は消したものの、Roseliaのキャラ崩壊ぶりは目撃されてしまい、写真にも撮られてしまったのだ。流石の飛鳥や黒服たちも特定は難しく、Roseliaは当面の間、好奇の目にさらされることとなり、中でも紗夜が発狂していた。

 

あこ「りんりん! 出てきて~!!」

燐子「やだ…」

 

 燐子は女子トイレに引きこもってしまい、あこが説得に応じた。

 

友希那「あいつら絶対に許さないわ…!」

リサ「そうだねー…!」

 

 友希那とリサが激怒していて、飛鳥・モカ・千聖は何とも言えない顔をしていた。

 

 

飛鳥「ハァ…」

 

 少なくとも友希那と紗夜は当面の間は不機嫌だろうなと思い、飛鳥はため息をついた。

 

おしまい

 

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