1. こころのお願い(こころ × 薫)
こころ「ねえ薫!」
薫「何だい子猫ちゃん」
ライブハウス「CiRCLE」でこころと薫が話をしていて、こころがお願いをしようとしていた。
こころ「今度のライブでやってほしい事があるの!」
薫「言ってごらん」
こころ「ギターやりながら、玉乗りをしてほしいの!」
こころの発言に薫が反応した。
こころ「驚きとワクワクが組みさって楽しいと思うの!」
薫「はっはっは。こころは相変わらず驚くような事を言うね」
こころ「それじゃ頼んだわよー」
それを遠くから見ていた飛鳥と美咲が、とても困惑した様子だった。
飛鳥「…いつもああなんですか?」
美咲「そーなのよ。ツッコミが私しかいなくてカオス状態なの…」
飛鳥「お疲れ様です…」
飛鳥の問いに美咲は肩を落として返事をすると、飛鳥が労った。
美咲「おまけにミッシェルの二役やらないといけないから…。もうてんてこまいで…」
飛鳥「いや、もう。本当にお疲れ様です…」
美咲の表情と声色から、いかにこころ達から苦労させられているか、飛鳥は察していた。
飛鳥(そういやファンの人たちは知ってるのかな…)
2. 薫の苦手なもの(薫 × 美咲)
薫「うーん…」
食堂で薫は気難しい顔をしていて、飛鳥と美咲が通りかかった。
美咲「薫さん? どうされたんですか?」
薫「ああ…。子犬くんに子猫ちゃんじゃないか」
飛鳥は薫が見ていた看板に気づいた。
飛鳥「…本日の日替わり定食は海鮮丼なんですね」
薫「そうなんだ…」
飛鳥「もしかして、生魚ダメなんですか?」
薫「そうなんだ…。両親からは好き嫌いがないように育てられてきたんだが、生魚だけは…」
美咲「お寿司とか美味しいと思うんですけどね」
薫「残念だよ…。君とは分かり合えないかもしれない…」
飛鳥「そんなに苦手なんですか…」
薫のらしくない態度に飛鳥が困惑していると、
飛鳥「もしかしていつも日替わり定食を食べてたんですか?」
薫「そんな事はないよ。私はいつも洋食を食べていて、たまには和食でも食べようかと思っていたんだ」
飛鳥「へー…」
薫の言葉に飛鳥は相槌を打ったが、先日千聖からこんなことを聞いていたのだ。
千聖「…薫はね、本当はお雑煮が大好物なのに、そこもキャラ作ってるのよ」
飛鳥「そうなんですか」
千聖「ええ。ここの食堂だってそう。本当は和食を食べたいのに、無理して洋食を食べようとしてるのよ」
飛鳥「…徹底してるんですね」
千聖「全くもう。無理しないで、元の可愛い「かおちゃん」に戻ればいいのに」
という会話をしていた。
飛鳥「そうなんですね…」
薫「その様子は、千聖から何か言われていないかい?」
飛鳥「いえ」
薫「いや、絶対言われてるよね」
美咲「あー…。そういや最近白鷺先輩とも仲良くなったよね」
薫が感づいて飛鳥は必死に誤魔化した。
飛鳥「魚介類はともかく、和食もたまにはいいと思いますよ…ハイ…」
薫「他に何か言ってなかったかい?」
飛鳥「……」
3. 好み(ひまり × つぐみ)
ひまり「ねえねえ! このジャケットとっても可愛くない!?」
つぐみ「そうだね。あ、このスカートとかも似合うんじゃない!?」
ひまり「あっ! それ私が好きな奴!」
「……」
飛鳥は暇つぶしにショッピングモールに来たのだが、偶然ひまりとつぐみに遭遇し、買い物に付き合うことにした。
つぐみ「…あっ! ごめんね一丈字くん。付き合わせて」
飛鳥「それは構いませんが…。やっぱり幼馴染って好みとか分かるんですね」
ひまり「うーん。まあ、つぐは気配り上手だからっていうのもあるわね!」
つぐみ「そ、そんな事ないよー…/////」
ひまりの言葉につぐみが思わず照れた。
ひまり「いやー。それにしても一丈字くんがいると、安心して買い物出来るわー」
飛鳥「そうですか?」
ひまり「そうそう。これが女子だけで行くと、声かけられて、ゆっくり買い物が出来ないの。此間なんか蘭が臍曲げちゃって…」
飛鳥「あー…」
ひまりの言葉に飛鳥が反応すると、つぐみが苦笑いした。
ひまり「それはそうと、今日はいないわよね?」
飛鳥「えーと…。結構隠れてみてる人多いですね」
ひまり「え゛」
飛鳥「私がいるからなのか…。様子見って感じです」
飛鳥がそういうと、所々で男性ファンがスマホを撮ったり、じーっと見ていた。
ひまり「ええええ…」
つぐみ「やっぱりこうなっちゃうんだね…」
飛鳥「まあ、それだけあなた方が有名になったって証拠ですね」
ひまり「嬉しいような悲しいような…」
飛鳥の言葉にひまりは肩を落とした。
飛鳥「で、買い物を続けられますか?」
ひまり「それは勿論!」
飛鳥「それではごゆっくり」
多分目を離すと一斉に押し掛けてくるだろうな…と、飛鳥はそう思い、監視を続けるのだった。
そして、数十分で2人の買い物が終わった。
ひまり「いやー。いい買い物ができたー」
つぐみ「良かったね」
飛鳥「……」
と、3人が合流した。
飛鳥「それで、この後どうされますか?」
ひまり「うーん…。このまま帰ろっか」
つぐみ「そうだね」
飛鳥「分かりました。それでは送ります」
つぐみ「えっ!? そこまでしなくていいよ!」
ひまり「送ってもらいましょ」
「!?」
つぐみが否定するが、ひまりがつぐみを諫めた。
つぐみ「で、でも…」
飛鳥「遠慮はいりませんよ。というか…」
ひまり「一丈字くんがいなくなった途端に声かけるパターンだから」
(うっ!!!)
ひまりの言葉に男性たちは困惑した。
ひまり「そういう訳だから行きましょ」
と、ひまり達は移動して、無事に帰れましたとさ。
4. 食べ過ぎ注意(モカ × ひまり)
ひまり「うぅ…」
校舎の入口前で、ひまりが苦しそうにしているのを、飛鳥とモカが見ていた。
飛鳥「どうされたんです?」
モカ「もしかして~…」
ひまり「朝ごはん食べ過ぎてお腹が苦しい~」
ひまりが苦しそうにしていた。食パンを3枚食べたのである。
飛鳥「3枚も…」
モカ「朝からそんなに食べると太…」
ひまり「言わないでっ!!/////」
モカが何かを言いかけると、ひまりが止めた。
モカ「そんなに食べると太」
ひまり「だからー!! 言わないで~!! 自分が一番分かってるの!!////」
と、ひまりが叫んでいたのを飛鳥は黙って聞いていた。
飛鳥(黙っとこ)
モカ「飛鳥く~ん」
飛鳥「あ、はい。何でしょう?」
モカが飛鳥に話しかけると、ひまりは飛鳥をジト目で見つめた。
モカ「今日の食堂のスイーツ、有名ホテルのシェフが作ったスペシャルケーキなんだって~」
ひまり「もぉおおおおおおお!!!///////」
完全に自分をからかってる事に気づいたひまりは叫んでいた。
「寧ろそこがいい…」
「食べた分は全部あの部分に…」
「更にメスさが増している…」
「あのおっぱいを我が物に…」
と、陰から男子生徒達が見ていた。
ひまり「……//////」
モカ「いや~。大きいと色々苦労しますなぁ~。ねえ、飛鳥く~ん」
飛鳥「あ、ごめんなさい。ヘルシェイク矢野の事考えてました」
おしまい