全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

480 / 492
第454話「飛鳥 VS バンドガールズ!」

 

 一丈字です。最近皆さんがまた荒ぶりはじめましたね。混浴やら婚約届やらを送りつけようとしていた事が判明して、本当にこのまま東京にいていいのだろうかと考え始めました。

 

 もうこんな事言いたくはなかったのですが、男子生徒達と変わりません。勿論中にはちゃんとしてくれる人もいますよ。好意を寄せてくれることも甲斐甲斐しく世話をしてくれるのも勿論嬉しいですよ。

 

 嬉しいんですけど、なんか違うんですよ。私としてはきちんと前を向いてバンドに専念してほしいのに、あの人たちは私の事ばかり気にかけてるんですね。こんな事をさせる為に私は今まで助けてきたわけじゃないんですよ。

 

 やはりもうここは心を鬼にするしかないようですね…。語りを終わります。

 

***

 

 寝たふりをして少し泳がせてみる事にしました。

 

「おーい飛鳥―…って、何だよ。寝てんのか」

 

 市ヶ谷さんがやってきました。両手にスーパーの袋を持ってるあたり、料理でもしてくれるんでしょうか。元々そんな事をする子じゃなかったって、前に市ヶ谷さんのおばあさんが言ってたな…。

 

有咲「そういや最近疲れてるって言ってたな…。まあいいや。寝かせてやろう」

 

 ここまではいたって普通だな…。って思ってたけど、市ヶ谷さんが私に顔を近づけてきた。

 

有咲「…やっぱり寝てるよな。うん」

 

 あ、これ絶対なんかやらかす気だ。場合によっては戸山さんに報告する事も検討しなくては。

 

 次の瞬間、市ヶ谷さんは私のベッドの匂いを嗅いだ。

 

有咲「前から思ってたけど一丈字ってそこそこいい匂いするんだよなー。多分洗剤だろうけど、香澄やおたえも飛鳥の私物を勝手に持ち帰る理由も分かる気がするよ~」

 

 衝撃の事実発覚。これはもう親に報告だな。

 

有咲「そうだ。もうここまで世話してやってるんだ。あたしも何か貰ってもいいだろ…」

飛鳥「……」

 

 ここで語りを終わります。

 

****

 

飛鳥「ポピパは暫く出入り禁止です」

香澄「えええええ~~~~~~~~~~~!!!!?」

 

 後日、飛鳥はグループチャットで報告すると、香澄が驚いていた。

 

有咲「ちょ、ちょっと待てよ一丈字! アタシ結局何も取らなかっただろうが!」

飛鳥「取らなかったとしても、戸山さんと花園さんがアウトなので連帯責任です」

 

 ちなみに後日…。

 

沙綾「好きなだけ写真撮ってください」

りみ「……」

「うぉおおおおおおおおおおおお!!?」

「い、一体どうしたんだ!?」

「ありがたやありがたやぁ!!」

 

 学園にて香澄達はヤラカシ達の餌にされた。勿論お触りは禁止であり、しようとすると弦巻家の黒服たちに連行されます。

 

「なんだかよく分かんないけど、写真撮らせて貰いまぁす!!」

「香澄ちゃん! おたえちゃん! 有咲ちゃん! スカートたくし上げて!」

有咲「やるかっ!!!//////」

 

***

 

 一丈字です。また別の日に奥沢さんがやってきました。

 

美咲「一丈字くん。寝てるんだよね…?」

 

 不法侵入ですよ。ていうか、奥沢さん結構したたかになってきた上に、もう弦巻さんの事言えなくなってますね。

 

美咲「…背が高いけど、寝てる時は凄く可愛いね。食べてしまいたい」

 

 奥沢さん。あんたそういうキャラじゃなかったろう。ていうかもうこれなら奥沢さんに任せても大丈夫そうだな…。

 

美咲「何か嫌な予感がするから先に言っとくね。やめて」

 

 すると美咲が舌なめずりをした。

 

美咲「…もう我慢できないや。どうせ寝てるんだし、いいよね?」

 

 そう言って唇を近づけようとしていたが、

 

飛鳥「そこまでです」

 

 私は目を開いてそうけん制するも、奥沢さんが慌てることはなかった。

 

美咲「やっぱり起きてたんだね」

飛鳥「よくご存じで」

美咲「まあね。あたし、飛鳥のストーキング…じゃなかった、何でも分かるから」

飛鳥「それではこの後私がどうするか分かりますね?」

美咲「分かってるよ。あたしと…」

飛鳥「親御さんに連絡です」

 

 また私の語りは終わります…。

 

**

 

 そして後日、

 

美咲「も、もう許してぇ…//////」

こころ「ダメよ! 一人だけ飛鳥の家に行った罰よ! 反省しなさい!」

 

 美咲は一人でコスプレショーをさせられていた。もし拒否をすればハロハピはもう出入り禁止になってしまうのだ。こころも珍しく心を鬼にして美咲に説教していた。こころだけにね!!

 

(おもんな)

 

***

 

 3人目。この日は友希那がやってきた。

 

友希那「飛鳥が寝てるわね。こうなったらお持ち帰りしないといけないわね。とりあえず抵抗されないうちにこのロープで手足を縛って」

飛鳥「Roseliaも出入り禁止!!!」

 

***

 

 そして4人目…。

 

飛鳥「…小説ってさあ。本当に書けばいいってもんじゃないよね」

モカ「メタ発言はやめようよー」

 

 飛鳥はこの日、モカと2人でおでん屋で食事をしていた。飛鳥はグラスを片手にモカに弱音を吐いていて、モカはいつも通りにおでんをもっしゃもっしゃ食べていた。

 

飛鳥「親父! この列全部!!」

モカ「おおー。良い食べっぷりだねー。じゃああたしも~」

 

 

 今回の話でポピパ、ハロハピ、Roseliaが出入り禁止になった。え? あの後友希那はどうなったかって? 聞かない方が良いですよ。

 

 知りたい?

 

 

リサ「ごめんなさい。おじさん…」

友希那父「いいんだ。だけど…どうしてあんな事に…」

 

 

 リサと友希那父がこれでもかという程絶望していた。

 

おしまい

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。