全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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第460話「飛鳥 VS ××××」

 

 それはある日の事。中等部にて明日香、あこ、ロックが弁当を食べていた時の事だった。

 

明日香「…そのドリンクどうしたの?」

あこ「間違えて買っちゃったんだよー」

 

 弁当を食べる前、あこが飲み物を買ってくるという事で自動販売機でジュースを買おうとしたが、間違えて熱いお茶を買ってきてしまったのだ。

 

あこ「あこいらないからロック飲んでいいよ」

ロック「え? い、いいんですか…?」

明日香「あんたねぇ…」

 

 ロックがあこからお茶を受け取ろうとしたが、カンだったのか、とても熱く…。

 

ロック「ひゃああ!! ちんちん!!」

 

 と、大声で『ちんちん』と叫んだことで、クラスメイト達が一気にロックたちの方を見た。男子生徒たちはこれでもかという程ガン見していた。

 

明日香「え? ロ、ロック…?」

あこ「もー!! いくら何でもはしたないよ!?」

ロック「え? ど、どういう事ですか…?」

 

 あこが頬を赤らめて注意すると、ロックが困惑していた。

 

「え? 朝日さん。ちんちんがどうかしたの?」

「何がちんちんだって?」

「ちんちんに興味あるの?」

「僕のちんちん見る?」

明日香「すいません一丈字さん。ちょっと緊急事態なので来て頂いても宜しいでしょうか。お金払いますんで」

飛鳥『は、はぁ…』

 

 そんなこんなで飛鳥が何とかした。

 

***

 

飛鳥「岐阜の美濃という地方では『凄く熱い』っていう意味だったんですね…」

ロック「は、はい…//////」

 

 飛鳥はロック、あこ、明日香に事情聴取を行うと、ロックは凄く恥ずかしそうに顔を真っ赤にして俯いていた。

 

あこ「びっくりしたよー。ちん…」

明日香「あこ!」

 

 あこが言おうとしたので明日香が止めた。

 

明日香「まあ、方言だってのは分かったけど、今後は学校で使わない事! 分かった!?」

ロック「は、はい…」

 

 明日香に注意されてロックが俯くと、飛鳥が苦笑いした。

 

明日香「それにしても男子たちがあんなに変態だったなんて…」

 

 明日香が額を押さえていると、飛鳥も静かに目を閉じた。

 

あこ「そういえば聞いたことあるよ。女の子がえっちな言葉を言うと、男の子が興奮するって」

飛鳥「人に寄りますね」

 

 飛鳥がものすごく遠い顔をした。

 

あこ「飛鳥くんは違うの?」

飛鳥「何ていえばいいんでしょうね。もし例えばあなた方が今その卑猥な言葉を言えば、変態達が現れるので…」

明日香「ああ…」

 

 飛鳥の言葉に明日香は察した。

 

明日香「いつもお疲れ様です…」

飛鳥「ありがとうございます」

ロック「と、とにかく今度からは言わないようにします!」

「何を?」

ロック「ちんち…え?」

 

 ロックが声がした方を振り向くと、そこにはヤラカシ達がいて、飛鳥の目が死んだ。

 

ロック「ふぁあああー!!?」

明日香「一丈字さん!!」

飛鳥「もう通報しましょうか」

あこ「ヘ、ヘンタイだぁー!!!!」

 

 あこがそう叫ぶと、巴がどこからか現れた。

 

巴「オラァアアアアアーッ!!! 人の妹に手を出そうとしてる奴は誰だぁ―――――!!!」

 

 物凄く怒った様子でやってきたが、

 

「オレ達でーす!!!」

「あと、出来れば巴ちゃんも…」

「姉妹ど…」

 

 飛鳥は容赦なく超能力…もとい気弾を放つとヤラカシ達がぶっ飛んだ。それを見てあこ達は絶句した。

 

飛鳥「大丈夫ですよ。ギャグパートなので死にません」

 

****

 

飛鳥「もう勘弁してくださいよ」

「だってお前ばっかりずるいんだもん!!」

 

 飛鳥の言葉にヤラカシ軍団は泣き落としをし始めた。

 

明日香「だとしても、女の子に卑猥な言葉を言わせようとするとかありえない!」

巴「ましてや人の妹に言わせようとするあたり、同情の余地はないな」

あこ「そーだよ! ヘンタイだよ!」

 

 と、明日香達は怒っていたが…。

 

「もう一度言ってみろ…」

「え?」

 

 するとヤラカシ軍団の一人が興奮した様子であこ達を見た。

 

「もっとオレを蔑む顔で、ヘンタイって言ってみろよーッ!!!」

 

 この後、ヤラカシ軍団は連行された…。

 

飛鳥「…ガールズバンドって大変ですね」

巴「…そうだな」

明日香「安易に有名人になろうとしても碌な事がないってこういう事なのね…」

 

 飛鳥達は遠い顔をしながら、この後ラーメン屋でお互いを慰めあったという。

 

 

おしまい

 

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