とある日の楽屋。
あこ「大変だよ!! 今回のお話制作時間10分しかないって!!」
「ええっ!!?」
と、あこの言葉に友希那、紗夜、リサ、燐子が驚いた。
友希那「思い切ったことするわね。このハーメルンでは1000文字以上入力しないといけないのよ?」
あこ「だ、だったらあこ!! 大声で「あああああ」って叫びます!!」
紗夜「ダメよ。それは禁止事項よ」
あこ「うう…。でもこんな事喋ってる間に1分経っちゃったよ…」
友希那「しかもタイプミスがあるからなかなか進まないのよね…。あ、もう2分経ったわ」
実を言うと、結構文字を入力するのって大変だったりするんですよね。頭の中でキーボードを入力していくんですけど…。
紗夜「何か語り始めたわ」
燐子「とても分かります…」
リサ「そういえば燐子、タイピング早いもんね…」
燐子の言葉にリサが苦笑いした。
友希那「10分以内に1000文字入力できるかどうかみものね。もう3分経ったわよ」
あこ「誰に言ってるんですか?」
リサ「言わない方が良いよ」
リサが苦笑いした。
あこ「それはそうと、今日はクリスマスイブだねー」
友希那「本当よ。こんなクリスマスイブに一体何をやってるのかしら」
いつも通りです。
リサ「…それでいいのかしら」
はい。それでいいのです。
紗夜「そ、そう…」
友希那「それはそうともう半分になったのね」
あこ「すごいすごーい!!」
友希那の言葉にあこが感心した。
あこ「そういや思ったんだけど、ずっとひらがなで入力したら字数稼げるんじゃないかな!?」
紗夜「ダメよ。読みにくくなるわ」
リサ「あはははは…。確かに読みにくいねー」
紗夜「文字を入力すれば良いっていうものじゃないわ。面白い内容じゃないと…」
あこ「…でも、あこ達。面白い事喋れてるかな」
あこの発言に皆がどんよりした。
紗夜「それは言わないお約束よ…」
リサ「さて、もう5分経ってるけど、あと4分の1ね」
友希那「ねえ燐子。これって早い方なの?」
燐子「よ、よく分かりません…」
あこ「あこがタイピングやろうと思ったら…」
あこが自分がタイピングを想像している所を想像したが、だんだん険しい表情になっていった。
あこ「ま、まああこよりかは早いと思うよ!」
紗夜「それはそうと、残り4分何をしゃべればいいっていうの…」
リサ「あ、そうそう。ヒナからクリスマス何か言われてる?」
リサの言葉に紗夜が難しい表情をする。
紗夜「今年も一緒にクリスマス過ごそうねって…」
リサ「あー…」
あこ「えー!? あこも今年もおねーちゃん達とクリスマス過ごすよ!?」
リサ「いや、まあね…」
友希那「普通は恋人と過ごすものだって聞いてるわ」
友希那の言葉に4人が驚いた。
リサ(ゆ、友希那もそういう事は理解できてたんだ…)
紗夜(な、何か意外です…)
燐子(友希那さん…)
あこ(おおーっ…)
友希那「あなた達。私の事を何だと思ってるのかしら」
友希那が4人の様子を察してツッコミを入れると、一斉に慌てだした。
リサ「ご、ごめんごめん! そういうつもりじゃないのよ!!」
燐子「あと2分…」
リサ「…よくよく考えたら、アタシらってそういうのあんまり縁がないよね…」
燐子「…私は別に」
紗夜「私もですね…」
皆が考えると、一人の少年が思い浮かんだ。
飛鳥『あ、どうも』
友希那「…彼は、どうなのかしら?」
紗夜「弦巻さんと仲がいいって聞いてますけど…」
リサ「付き合ってる感じではないよね…」
と、皆が苦笑いした。
友希那「さて、そろそろ時間ね」
あこ「あ、それじゃあこがあの言葉を言うね!」
紗夜「どうぞ」
するとあこがカメラに向かってにこやかにこう言った。
あこ「メリークリスマース!!!」
友希那「ノルマクリアね」
おしまい