全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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第143話「間接キス騒動」

 

 

 それはある日の事だった。

 

飛鳥「はー…カフェオーレが美味しい」

 

 飛鳥はカフェテリアで一服していた。グ〇コのカフェオーレ500mlの紙パックを開けてストローで飲んでいる。

 

「あら! 飛鳥じゃない!」

 

 こころが声をかけてきた。こころの後ろにはハロー、ハッピーワールドの面々がいた。

 

飛鳥「ああ。弦巻さん。こんにちは」

こころ「こんにちは。何を飲んでるのかしら?」

飛鳥「コーヒー牛乳です」

こころ「あら! とっても美味しそうね! ちょっとだけ貰ってもいいかしら!?」

飛鳥「構いませんけど…」

こころ「じゃあ貰うわね!」

 こころがストローでコーヒー牛乳を飲んだ。

 

こころ「とっても美味しいわ! ありがとう!」

飛鳥「どういたしまして」

 と、飛鳥がこころが口につけたストローを口に飲んでコーヒー牛乳を飲むと、

 

「ふああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!!!!」

 

美咲「藤原〇也かよ…」

飛鳥「あの俳優さん、叫ぶこと多いですからね…」

 

 周りにいた男子生徒達が発狂した。

 

「一丈字…貴様、ついにやりやがったな…」

飛鳥「やりやがったの弦巻さんじゃなくて?」

「うるせぇ!! 女のせいにするとかそれでも男か!!」

飛鳥「そんなに騒ぐことですかね…」

 

 こころと関節キッスしたことで騒ぎ立てる男子生徒達に飛鳥は困惑した。

 

こころ「そうよ。そんなに騒ぐことかしら?」

美咲「まー…確かにそうなんだけどさ、高校生でそういうのってあんまりないから…」

 美咲がちょっと頬を染めてこころにツッコミを入れると、薫、はぐみ、美咲は顔を真っ赤にしていた。

 

飛鳥「お気持ちは分からなくはないですけど、このコーヒー牛乳、元々私のですし、意識をし過ぎてもかえって彼女に失礼ですよ…」

「うるせぇこのモテやろう!!」

「どうせお前なんかに陰キャの気持ちなんか分かんねーよ!!」

飛鳥「いや、陰キャでもモテる人いますから」

 

「こ、こころちゃんは良くても完全に他の4人に嫌われたなぁ!!」

「もうこころちゃん以外に手を出すなよ!!」

飛鳥「要するに、あなた方は瀬田先輩たちと関節キスがしたいと?」

 飛鳥の言葉に薫、はぐみ、花音が慌てだし、美咲は憤慨した。

 

美咲「絶対いや!!!」

花音「ふ、ふぇえええええええ!!!/////」

はぐみ「ちょ、ちょっとそれは恥ずかしい…/////」

薫「まったく困った子犬くん達だ…(はずかしい/////)」

 

「そ、そんな事言ってないだろ!!」

「おい! 好感度下げるような発言するなよ!!」

飛鳥「じゃあ、そちらも私に言いがかりつけないでください。本当にそんなんじゃありませんから」

 

 と、険悪な空気になった。

 

「どうしたの~?」

 

 モカの声がして、飛鳥達が声がした方を見ると、Afterglowがいた。

 

こころ「あら! 蘭達じゃない!」

蘭「何…この騒ぎ」

飛鳥「それが…」

 飛鳥が事情を説明しようとしたが、

 

「こいつが、こころちゃんが口につけたストローでコーヒー牛乳を飲んだんだよ!」

 男子生徒が事実を書き換えて、空気が止まった。

 

飛鳥(さあ、アフグロの5人は信じるのか信じないのかどっちなんだい!)

 

蘭「一丈字、何か言いかけてなかった?」

モカ「どうせ飛鳥くんがストローで飲んでたコーヒー牛乳をこころちゃんも飲ませて貰ってストローを口につけて、それをまた飛鳥くんが口につけて飲んだってオチでしょ~?」

ひまり「如何にも一丈字くんを悪者にしたいって感じだよね」

巴「それくらい気にすることじゃないだろ」

つぐみ「いや、それはまた別の話だと思うよ…?」

 

飛鳥(5人とも信じてくれた…)

モカ「信じてくれないと、酷い目に遭わされるもんね~」

ひまり「しかも私たちの場合は、大体お化け屋敷…」

蘭「一丈字。信じてるよ」

巴「そうそう」

飛鳥「私を信じてるというより、お化け屋敷に行きたくないっていう気持ちが強い!!」

 

 蘭と巴がにこやかに言い放つと、飛鳥が困惑しながら突っ込んだ。

 

巴「で、また一丈字に嫌がらせか」

蘭「本当に懲りないね」

「う、うっさい!!」

「オレ達だって女子達とそういうキャッキャウフフしてぇよ!!」

飛鳥「した記憶ないんですけどね…。特に最近何かずっと別行動でしたし」

 

 飛鳥が頭をかいた。

 

こころ「蘭達は飛鳥と関節キッスできるかしら?」

飛鳥「無理でしょう」

 

巴「いや? アタシそういうの気にしないけどな」

モカ「トモちんの方が男らしいよ~。ちなみにモカちゃんも大丈夫で~す」

ひまり「わ、私は…悪いけど、ちょっと抵抗あるかな…」

つぐみ「私は…抵抗じゃなくて、ちょっと恥ずかしいかな…」

飛鳥「上原さん、羽沢さん。それが普通ですのでお気になさらず」

 飛鳥が苦笑いした。

 

蘭「……」

モカ「蘭はどう~?」

蘭「そ、そんなの私も嫌だよ…」

飛鳥「分かりますよ」

 飛鳥がうんうんと頷いた。

 

モカ「もし湊さんが飛鳥くんと間接キスしたらどうする~?」

飛鳥「おーい。そういうオチいらないから」

蘭「……」

 蘭が飛鳥を軽く睨みつけた。

 

飛鳥「ああ、何かまた面倒な事になってきたよ。大丈夫ですよ。湊先輩がそんな事する訳がございませんから」

「何の話?」

 飛鳥が振り向くと、そこにはあこ以外のRoseliaがいた。

あこ「あ、あこもいるよ!!」

 あこも遅れてやって来た。

 

飛鳥「なんでもございませんよ」

リサ「今、関節キスの話してなかった?」

飛鳥「今ここで湊先輩と美竹さんを衝突させると、この学園が崩壊します」

「大げさすぎる!!!」

 

 飛鳥の発言に生徒達が困惑しながら突っ込んだ。

 

友希那「さしずめ、私があなたと間接キスできるかっていう話でしょ?」

飛鳥「はい」

 友希那は飛鳥が呆れた目で見ていた。

 

友希那「そんなに気にしないわよ。だってあなたは年下だもの」

飛鳥「そういう理由ですか?」

友希那「ええ。悪いけど対象には入ってないわ」

飛鳥「そうですかー」

 飛鳥が心の底から安心していた。これでもう友希那ファンから狙われずに済むと。

 

友希那「…何かやけに嬉しそうね」

飛鳥「いえ、そんな事はございませんよ」

 すると友希那が飛鳥のカフェオーレに目をつけて近づくと、なんという事でしょう。飛鳥(とこころ)が口につけたストローを口につけて飲んだではありませんか。

 

蘭「!!」

モカ「わー」

あこ「ゆ、友希那さん!!?」

巴「あーあ…」

リサ「あちゃー…」

こころ「?」

ひまり・つぐみ・薫・はぐみ・紗夜・燐子「!!?///////」

花音「ふぇえええ!!?/////」

飛鳥「……」

 

 その光景に飛鳥達はそれぞれのリアクションを行った。

 

友希那「問題ないわよ。ちなみにこのストローは私が始末しておくわね。変な事考えてる男子共がいるから」

 と、友希那が睨みつけた。

飛鳥「あ、はい…。お手数をお掛けしますが、宜しくお願いします…」

 飛鳥が頭をかくと、蘭がわなわなと震えていたが、友希那が蘭をふと横眼で見て勝ち誇っていた。

 

飛鳥『モカ…!! なんてことをしてくれたんだ…!!』

モカ『いやー。やっぱオチいると思ってさー。めんごめんご』

飛鳥『美竹さん睨みつけてきてるし…超能力で消しとこ』

モカ『わあ』

 

 しかし、沢山の人が見ているので、そんな事が出来るわけもなく…。

 

蘭「一丈字。その…//////」

飛鳥「考え直しなさい。湊先輩の挑発に乗ってはいけませんよ」

 

 と、蘭から迫られたのは言うまでもなかった。

 

 

 

おしまい

 

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