全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス   作:ダシマ

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第184話「飛鳥とRoseliaとファミレス」

 

 

 前回までのあらすじ

 

 あこのテストの急成長に飛鳥が関わっている事が判明した友希那は、飛鳥をファミレスに呼び出したが…。

 

***********************

 

友希那「さて、食べましょうか」

紗夜「そうですね…」

 

 と、飛鳥とロゼリアは一緒に食事をとる事になった。

 

 ちなみに席順

 

リサ・友希那・紗夜

あこ・飛鳥・燐子

 

 結構大きなテーブルを取っていたが、飛鳥が説明するにあたり、密集していた。

 

飛鳥「……」

リサ「本当に遠慮しなくていいからね?」

飛鳥「恐れ入ります」

 

 飛鳥が一礼すると、あこが不満そうな顔をした。

 

あこ「そういえばセンパイはいつになったら敬語やめるの?」

飛鳥「今は無理ですね」

あこ「どうして?」

飛鳥「周りの席を見渡して戴ければわかります」

あこ「え?」

 

 と、あこが見渡すとそこには飛鳥に対して嫉妬の念を押している男子生徒達の姿が…。

 

あこ「結構うちの生徒が…」

友希那「ここまでつけてきたのね…」

紗夜「うちのクラスの人もいますね…」

飛鳥「必要になったらお金を払って退場しますので」

友希那「あなたがいなくなったら、一気に詰め寄って来るわ。一緒にいて」

飛鳥「はい」

 すると店員がやってきた。

 

「お客様。ご注文は?」

リサ「はーい、それじゃ皆何にする?」

あこ「あこ、ハンバーグプレート!」

燐子「わ、私はドリア…」

紗夜「私はBLTサンドで」

 すると友希那。リサ、燐子、あこの4人が紗夜を見た。

紗夜「な、何ですか///// 今井さん。ご注文は?」

リサ「そうだね。私ペペノンチーノ! 友希那は?」

友希那「チキンサラダ。後は一丈字くんよ」

飛鳥「あ、すみません。和食頼んでいいですか?」

リサ「い、いいよ…?」

飛鳥「ロースかつ定食。ごはん大盛りで」

「畏まりました。ご注文は以上で宜しいでしょうか?」

 と、注文が終わりかけた時、紗夜は飛鳥が持っていたメニューを見て目を開いていた。

燐子「ひ、氷川さん?」

紗夜「はっ!! な、何でもありません!」

 

 紗夜が慌てたのを飛鳥達が知り、飛鳥がメニューを裏返すと、ポテトの新メニューがあった。

 

『ダイマックスポテト』 ※ とにかく山盛り。

 

飛鳥「…頼んでみます?」

リサ「いや、流石にやめたほうが…」

紗夜「……」

(めっちゃ頼みたそうにしてるっ!!!)

 と、飛鳥、リサ、あこ、燐子が心の中で突っこんだ。

 

友希那「紗夜。あなた、これくらいの量食べられるの?」

あこ「ま、まあ6人もいれば大丈夫だと思いますよ! じゃあこれ1つ!」

「畏まりましたー」

 

 そう言って店員が去っていった。

 

リサ「…そういえば飛鳥くんって和食好きなの?」

飛鳥「ええ。ですが、洋食も好きですよ」

 

 リサと当たり障りのない話をし始めた。

 

飛鳥「ただ、今は白米が食べたい気分だったので…」

友希那「あんな量でポテトも食べられるの?」

飛鳥「まあ、軽くつまむ程度で…」

 

 と、飛鳥が苦笑いしたが、数分後…。

 

「お待たせしましたー。ダイマックスポテトでーす」

「でっけぇえええええええええ!!!」

 

 ダイマックスポテトが運ばれてきたが、6人の予想以上にポテトの寮が尋常じゃなかった。飛鳥、燐子、リサ、あこは困惑していたが、紗夜は気のせいかキラキラしていた。友希那は無表情だった。

 

 すると飛鳥は悪意を感じ取った。

 

『一丈字の奴、げろ吐いて嫌われろ!』

『何であんな奴がロゼリアと…』

『醜態さらせ!』

『はぁーあ…。あの5人、とってもいいにおいするんだろうなぁ…嗅ぎてぇ…』

 

 約一名変態発言をしていて、飛鳥はげんなりしていた。ぶっちゃけ悪口よりも変態発言が一番堪えた。

 

燐子「ど、どうしたんですか…?」

飛鳥「いえ、なんでもございませんよ」

友希那「ハァ…。周りの男子生徒達の目がうるさいわね」

 と、友希那が悪態をついた。

 

友希那「どうせ私達がいい匂いするとか思ってるんでしょう」

飛鳥(正解です)

紗夜「い、いい匂いって…」

あこ「匂いフェチなのかな?」

リサ「…違うと思うよ」

 リサは思わず視線をそらすと、燐子も恥ずかしそうに俯いた。

 

友希那「あなたは特にそう言う事を考えてないでしょうね」

飛鳥「考えてはいないんですけど、私がそういう事を考えていると誰かが噂を広めるでしょうね…」

 飛鳥がどんよりした顔をしていた。

 

あこ「どんな感じ?」

飛鳥「え、私が湊さん達の匂いを嗅いでいたとかなんとかですよ」

 飛鳥の発言に空気が止まった。

 

リサ「だ、大丈夫だよー…」

飛鳥「だと良いんですけどねぇ…」

 リサがなんとかフォローをするが、飛鳥は疲れ切っていた。

 

『一丈字め!!』

『同情を誘うとかマジで卑怯だろ』

『ないわ』

『ああ…Roseliaメンバー全員のパンツ嗅ぎたい…』

 

 飛鳥は更にげんなりした。

 

友希那「気にしないで行きましょう」

飛鳥「…はい」

 

**********************

 

 そして注文したメニューが運ばれたが…。

 

「ダイマックスポテトでーす」

リサ「でっかああああ!!!」

 

 予想以上にポテトの量が尋常ではなく、リサが絶叫していた。他の5人は唖然としている。

 

「ご注文は以上で宜しかったでしょうか?」

飛鳥「あ、はい…」

「それではごゆっくりー」

 

 と、店員が去っていった。

 

リサ「ど、どうすんのよコレ…」

友希那「紗夜がいるから大丈夫よ」

紗夜「ええ。私が言い出したのですから、責任は取りますよ…」

燐子「で、ですが無理はしないでください…」

あこ「ソースのおかわりは自由ですから、頑張りましょう!」

友希那「その前に自分の分を食べてからにしなさい」

飛鳥「……」

 

 こうして皆が食事にありついたわけだが…。

 

飛鳥「本当に量が多いですねコレ…」

紗夜「ええ…」

 

 飛鳥が一足先に食べ終わり、ポテトの消費に貢献していた。

 

あこ「センパイ、食べるの早…」

飛鳥「お腹空いてたもので」

紗夜「……」

 紗夜は熱心にポテトを食べていたので、飛鳥はじーっと紗夜を見つめていた。

 

紗夜「…!!/////」

 飛鳥がじーっと自分を見つめていたので、紗夜が頬を染めた。

紗夜「な、何ですかっ!//// 人の顔をじろじろ見て!!/////」

 と、紗夜が憤慨すると、

 

「そうだ!! 何氷川さんの顔をじろじろ見てんだ!!」

「この痴漢野郎!!」

「やっぱりお前そう言う奴だったんだな!!」

「Roseliaに近づくんじゃねぇ!!」

 

 男子生徒達が騒ぎ始めた。

 

飛鳥「…さて、私はここで退場のようですね」

友希那「待ちなさい。私達を見捨てる気?」

燐子「お願いですからここにいてください…。分かってますので…」

あこ「そーだよ! ポテトも勿体ないよ!!」

 

 と、友希那達に引き留められた。

 

紗夜「いや、その…何故私の顔を見つめていたのかを…/////」

飛鳥「ポテトを美味しそうに食べてたので…」

紗夜「そ、そんな事ありませんっ!!////」

 紗夜がぷいっと横を向くと、男子生徒達のハートが射抜かれた。

 

「ぐ、ぐっはぁ!!」

「氷川さんのテレ顔…」

「トゥンデレ…」

「フォオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

 いろんなリアクションでもだえ苦しんでいたが、Roseliaはガン無視した。

 

あこ「紗夜さんってポテト大好きなんだよ」

紗夜「そ、そんなに好きって訳じゃ…/////」

飛鳥「そうなんですか」

 

 飛鳥は普通に言い放ったが、紗夜がポテトが大好きだというのを確信して、穏やかな笑みを浮かべた。

 

紗夜「…わ、私の事、子供っぽいとかって思ってませんよね!?」

飛鳥「思ってませんよ。可愛らしいとは思ってますけど」

 飛鳥のこの一言で紗夜は完全に顔を真っ赤にした。他の4人も頬を染めていた。

 

飛鳥「まあ、ポテトの事がそんなに好きじゃないにしても、恥ずかしがる事ではないと思いますよ…って、どうされました?」

 飛鳥が聞いた時には紗夜はうつぶせ状態になっていて、プルプル震えていた。

 

飛鳥「そんなに面白かったですか?」

友希那「…違うと思うわ」

リサ「紗夜って結構シャイだから…」

紗夜「シャ、シャイなんかじゃありません…!!/////」

 

 うつぶせながら言い放ったが、説得力は全くの皆無で燐子とあこは耳まで真っ赤になっている事に気づいた。

 

 

*******************

 

 後日。2年2組の教室で…。

日菜「おねーちゃん。昨日からずっと様子がおかしいの。何か知らない?」

友希那「…知らない方が良いわ//////」

リサ「そっとしといてあげて…/////」

 

 日菜が紗夜の様子がおかしい事に気づいて、友希那とリサに聞いたが、喋ると紗夜に殺されるので言えなかったという。

 

 2年1組

 

紗夜「あの子ったら…!!!//////」

燐子「…分かります///////」

 

 

 

おしまい

 

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