カズマの妹が異世界に来る話。   作:マッキーガイア

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???「最近流行っているアプリゲーム『ウマ娘』…ふと思ったのですが、あの世界に差別はあるのでしょうか、
 人間は自分とは違う生き物を怖がる習性があります。その習性を考えからしてみればウマ娘なんて言う異質な存在を認める筈がないと思うんですよね。
 あ、そう言えばウマ娘の力って強いみたいですね、もし人間が差別などをして、そんな存在と敵対したら…ふふ、」



8話:義理

夕暮れ時、爆裂散歩帰りに立ち寄った桟橋の上で項垂れるカエデを見つけた。

赤く染まった夕焼けの中でも分かるほどか青い顏をしている。

その姿はいつかの昼時のようだった。

 

「どうしたんだ。カエデ、青い顔をして、カズマに何か言われたのか?」

 

ふと、ダクネスがカエデにそう問う。カエデはどうやらブラコンの節がある。なのでこうやって落ち込んでいる時は決まってカズマの事だとこの数日一緒にいてなんとなく察していた。

カエデはチラッとダクネスを見ると驚きながら答えた。

 

「…あ、ダクネスさん…めぐみんさん、い、いえ、兄さんに何か言われた訳じゃないです。ただ死んだ筈の人を見ただけで、」

 

「一大事じゃないか…と言ってもカズマなんか三回以上は死んでいるから、あんまり驚きはしないが…」

 

それを聞くとカエデは驚いた様にダクネスを見た。

 

「え、死んだんですか?3回も?」

 

そう聞くカエデにめぐみんは答える。

 

「ええ、そうですね、雪将軍の時一回と、魔王軍幹部と戦った時に一回、後高い所から落ちて首折って一回と、全員で殴り殺した事もありましたっけ?」

 

「ああ、そうだな、あれはカズマが悪い。

まぁそう言う事だから、死んで生き返る事は私たちのパーティーではあまり珍しい事でもないのさ、」

 

「そう、なのですか…」

 

頭の中でそれはそれでどうなんだろうと思いながらカエデはそう呟いた。

 

「しかし、死んだ筈の人間とは誰なんだ?その様子ではかなりショックを受けている様だが、」

 

「ああ、はい。実はその死んだ筈の人は兄さんの幼馴染のそまるさんなんです。」

 

「ああ、例のか」

 

「はい、…例の、、、兄さんを愛したが故に自殺してしまった。人です…」

 

 

 

 

 

「…………」

 

めぐみんはその話を静かに聞いていた。

『愛』なんて知らない年頃である彼女はその愛の敷居が高い。自分がなんと無く感じてきているカズマに対する。この『恋』は多分『愛』には勝てないんだろう。

今、めぐみんは気持ちで負けていた。

 

もちろん負ける気は無い。

だけど、何処かでもう負けているんじゃ無いかという気持ちが焦りを産んでいる。

 

正直、吐きそうなくらい気持ちが悪かった。

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

あれ(冒険者全員+α鬼ごっこ)から数時間後、俺は家のソファーで寝転がっていた。

カエデはちょっと空気吸ってくると外に行ったらしく家は未だに寝ぼけてやがる駄女神と二人っきりだ。

 

そまるの奴は森に帰っていった。なんでもやるべき事があるとかで多分すぐ帰ってくるとは思うし、あれだけの力が有れば死ぬ事はあるまい。

 

 

 

 

……だけどまぁ、嬉しい事もあるもんだな、

 

 

 

心の奥底にぽっかりと空いたモノが少しづつだけど閉じていく様な感じがする。

こんなに感情が安定しているのも久々だ。

 

今まで俺は捨てられたという固定概念の所為か、妹や幼馴染と会ってもうまく話せなかった気がする。

だから失っていたと思っていた物がまだ手元に残っていた事が嬉しいのだ。

 

頬が緩んでいる。

 

この世界に来て良かった。と少し思った。

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

番外編 《幼き者》

 

 

 

「…まるで彼女は爆弾の様でした。」

 

警察の事情聴取、そこで初老の男はそう呟いた。10年以上前に亡くなってしまった甥の娘が自殺してしまったのだ。

彼女は容姿端麗成績優秀を地で行く様な少女だった。知識欲が強く、誰より知らないものを知ろうとする。

だから、甥の代わりになれるようしっかり育ててきたつもりだった。

 

「彼女に何かあったのですか?」

 

警察がそう問うと、少し顔を伏せた。

見当たる点はいくつかある。けれど、決定打はアレだろうか、

 

「実は彼女には結婚を約束した相手がいたんです。」

 

「……婚約者…ですか?」

 

「いえ、そんな大層な物ではないです。ただの幼い頃の戯言です…………いえ、彼女にとっては自分の人生と同意義だったと言う事でしょうか、」

 

「……どう言う意味でしょうか…?」

 

「彼女、いつも彼との結婚生活を夢見てましたから、ハネムーンは何処にするとか、何人子供が欲しいだとか、

本当に幸せそうでした。」

 

懐かしそうにそう言うと男は顔を緩める。

 

「…その婚約者は…?」

 

「先日交通事故…いや、ちょっと違いますが……亡くなったそうです。一昨日の夜が葬儀だったので、その晩か翌日に…」

 

「すいません。答えたくない事を…」

 

「いえ、………あの娘にとって死という概念は薄いのは感じていましたから、いつかこうなるんじゃないかって思っていたんです。彼が亡くなった以上、この世界に未練は無かったのでしょう。いえ、むしろ望んで行ったのでしょうね。彼はそう言う人間でしたから」

 

 

「…佐藤カズマ…ですか、」

 

 

「えぇ、不思議な青年でしたよ。

皆んなに好かれ、愛されて、

同時に麻薬の様でした。本当に誰も気がつかなかったのでしょうね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みんな、狂っていましたから、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そまるちゃんの口調を変えるかどうか、変えるなら何が良い?

  • 変えない。
  • 〇〇です。〇〇ます。等、敬語
  • 〇〇でありんす。花魁語?良くわからん、
  • ツンデレ語(定着したら変わる感じ)
  • クーデレ語(精神崩壊する)
  • 〇〇やないか!大阪弁(全部変えなきゃ)
  • ヤンデレ語(まともに喋れない)
  • 愛してる愛してる愛してる愛してる
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