カズマの妹が異世界に来る話。   作:マッキーガイア

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6話;邂逅

愛してよ。

 

 

 

 

みんな醜い物を見る様な目で見る。昔からそうだった。

自慢では無いが、私は世間一般で言うところの美少女だった。何をやらせても何を見ても全て完璧にしてしまう。小学生の時でさえ、どんな大人だって魅了できた。

 

だからだろう。完璧だから疎まれた。

 

完璧だから何も教わらなかった。

 

完璧だから放置された。

 

教えてほしい事を教えてもらえなかった…

 

 

 

私は愛が知りたかった。

どんな本にも出てくる言葉、愛に私は魅了された。愛が欲しかった、、、なのに…

 

 

 

愛をくれる筈の両親は事故で亡くなった。まだ小さかった妹は何処かに引き取られて私だけがこの家に残る事になった。一応、叔父さん叔母さんが一緒に住んでいるがあまりこちらに干渉してこないし、こちらもしない。

一応、私を最低限生活出来る様にしてくれた。だけど、

 

 

 

 

 

そこに愛は無かった。

 

 

 

 

 

私は神に愛されていると誰かに言われた事がある。

 

違う、そんな筈ない。愛されてるなら愛を理解している筈だ。愛を肌で感じている筈だ。

きっと神は寧ろ私を醜いとすら感じているまである。だからこの魅力を与えた、美貌を与えた。能力を与えた。

与えた分だけ失うものが多いと分かって、私を嘲笑う為に与え続けた。

 

神を呪った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある男の子が言った言葉を覚えてる。私がなんとなく聴いた言葉の返しに出た言葉だ。この子はさぞかし愛を貰って生きてるんだろうなと感じる。「愛されて愛するのが当たり前」なんて言う子供でも出ないような本気の言葉、

 

ありえない、嘘だ。

 

私がその言葉を聞いた時、否定しかできなかった。

私が知らないものはないのと同じ、そこにある事実だけが私の事実なのだから、

 

だから、、、だからなんだろう。

 

愛を本物にしたかったから、彼に言ったんだ。

 

 

「…私と結婚しようか、」

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

カズマside

 

その時の反応は正直良い物ではなかっただろう、

「え、あ、うん」だった気がする。

何せ話しかけた事がない&転校してきたばかりだったのだ。正直今考えるといきなりすぎて彼女の正気を疑っていたのを覚えてる。

目の前で愛が欲しいだの知りたいだの言ってるやつにロクなやつはいないからな、そら〇とのカ〇ス然り、そまる然り、

案の定、ロクなやつでは無かったのだけれども、

彼女は愛を求めていただけあって、俺への愛が重くて、湿度が濃かった。他の女の子と喋れば口を縫い合わせようとしてくるし、物理的に接触すれば一日中俺の隣を占領してきたりする、その重さが少し心地良かったりしたんだが、

今思うと何処のえろげ?とか考えてしまう、別に性的な接触があった訳ではないけどね、

 

ちょっと思春期にさしあたり、さまざまな面倒ごとがあったりはしたけど大丈夫だ問題ない。

 

可愛くて優しくて綺麗で真面目で元気(意味深)な子、それが俺の彼女のイメージだった。

 

 

 

 

 

 

…そんな彼女を俺が殺したんだ。

 

 

 

 

 

 

 

妹からの言葉を聞いて俺が帰結したのはソレだった。

幸せでいてくれればそれで良いなんて勝手にそう思っていても実現なんて一個もしない

俺の向こうの世界への願いは何一つ叶わない。

 

妹だってあのままだったら死んでいたんだ。

 

だから、…だから俺は…

 

 

 

 

 

 

「緊急クエスト!!緊急クエスト!!冒険者の皆さんは直ちに武装して街の正門に集まって下さい!!」

 

 

 

 

 

え、あ、うん。

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

「おい聞いたか、例の森の死者ってやつ」

「毎晩森の奥で「かずくん…かずくんどこ」って言っている女がいるって話だろ?有名だよ」

「そういや、あの森に探索に行ったキョウヤが3日程帰ってきてないらしいぞ…」

「まさか、あいつ喰われちまったとか…」

 

 

「「…はぁ、」」

 

 

正門前で冒険者たちが集まっている中、

俺とカエデはため息を吐いた。

 

アクアが寝坊、めぐみんは爆裂散歩、ダクネスはその付き添い。

パーティーメンバーはカエデ以外ものの見事にバラバラと言う状況で来た緊急クエスト…死ねと?

 

このアクセルは魔王城から離れているからかそれなりに平和だ。

にもかかわらずそんなアクセルでの緊急クエスト、以前の魔王軍幹部然り、移動要塞デストロイヤー然り、平和とはかけ離れた一瞬で街が血の海に変わりそうな程理不尽な内容ばかり。

 

つまり、今回もかなりやべぇ状況なのは想像難くはない。

 

 

 

ドガァァァァン!!!……パラパラパラ…

 

 

 

正門前の野原が広がる向こうの森に木が倒れる音が響いている。

 

 

「…くっ、来てるみてぇだな」

 

誰かが呟いている。

 

 

 

 

 

 

 

「おい、なんか…降ってきてないか…?」

 

 

 

 

 

 

 

何かが太陽の光を遮った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ひ……と……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドガァァァァン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

あたり一面が煙に覆われた。

 

さっきまで昼だったはずなのにまるで夜のように暗くなった周辺を瞬間的にスキルを使いながら見定める。流石に3回以上も緊急クエスト受ければこうもなる。

 

次の瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれれぇ〜カズちゃん…?」

 

 

 

 

 

 

煙が晴れようとした頃、聞き覚えがある声が一つ、耳を通り過ぎる。

 

目を向けると血に濡れた頬に狂気を含んだ目が俺をじっと見つめている。

 

 

 

 

 

 

 

「久しぶりだねぇ〜」

 

 

 

 

 

愛しそうに、悲しそうに、俺の目をじぃっと見つめていた。

俺は、この子を知っている。

俺は、この光景を知っている。

 

そしてじっーっと見つめると、ふと彼女の手元に気づいた。

え、いや…え…

 

 

 

 

 

「ん?あぁ〜カズちゃんこれが気になるの?…婚約者を差し置いて……まぁ良いわ。良いでしょ?この武器。鉄より硬いし、岩だって割れるんだよ〜」

 

 

 

 

 

 

 

「「「ミ、ミツルギィィィィ!!!」」」

 

 

そこには死んだ目で白目を剥きながら気絶しているミツルギキョウヤの姿があった。

 

 

 

 

そまるちゃんの口調を変えるかどうか、変えるなら何が良い?

  • 変えない。
  • 〇〇です。〇〇ます。等、敬語
  • 〇〇でありんす。花魁語?良くわからん、
  • ツンデレ語(定着したら変わる感じ)
  • クーデレ語(精神崩壊する)
  • 〇〇やないか!大阪弁(全部変えなきゃ)
  • ヤンデレ語(まともに喋れない)
  • 愛してる愛してる愛してる愛してる
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