「私ね、貴方に会う為に此処に来たの。
貴方に触れてもらう為に生まれてきたの。
貴方をまた好きになる為に此処に来たの。
だからさ…カズくん…
私を愛して?
…私弱いから、貴方の愛が無いと生きていけないの…」
赤くなった頬をなんとも無いように彼女は湿った目で俺を見る。
"正気"では無い、いや、違う。"正直"なだけでおかしくなった訳じゃ無い。やって欲しい事、やりたい事がハッキリしている。
だから彼女は危ういのだ。狂っていた方がまだ安心できた。コレをしたのは自分だって、分かってやっている。
「……そまる…さん…?」
ふと、隣から声が溢れた。
見ると、カエデがあり得ないものを見たような表情をしている。それもその筈、彼女はカエデの世界で死んだ筈の人間なのだ。
それは俺も同じだけど、あの時はカエデの余裕も無かった。だから俺を幻影だと思っていたからかショックは少なかった。
だが今のカエデは正気だ。だから目の前の死人に対してのショックを隠せない。
とりあえず、そまるの手にあるミツルギを助けよう。あのまま武器扱いはちょっと可哀想だ。
「…そまる…とりあえず、その手に持ってるヤツすてないか?」
彼女の手にあるミツルギを指差しながら言う。するとゆっくりミツルギに目を移す。
「うん…?、、、ああ、そうだね。硬かったから持ってたけど、正直、気持ち悪かったし、……"コレ"…誰か要る?」
そまるは近くに居た冒険者に目を向ける。
一斉に全員が首を振った。
オイ、なんでだよ。
「おい、一応仲間だろ?」
「いや、なんか掴んだ瞬間コロコロされそう」
「目玉とか好きそうで怖い」
「美人だけど、そう言うのは望んで無い。解釈違いだ。」
「ミツルギ…良かったな。美少女の所有物になったぞ。まぁ、多分すぐ捨てられると思うけど」
「つーか、ミツルギのパーティーメンバー何処行ったんだよ?
…え?パフェ食いに行った?嘘だろお前」
「ヒッキー本当にボッチだったんだな。」
「ミツルギだよ馬鹿っ」
ミツルギの味方がいないだと…?
お前ハーレム勇者主人公じゃなかったのか?なんか俺…泣きたくなってきたよ、
とりあえずミツルギは俺が引き取っておこう。おまっ、スーパーパイロットになるんじゃなかったのか…(嘘泣)
「わかった。とりあえず俺が預かっておく。」
「うーん、…………わかった♡」
なじみがそう言うのを聞いて俺はミツルギを取りにそまるに近づいていく。
そしてミツルギの足を受け取った時。
ペロッ
頬に生温い、何かを感じた。
「ーーーーーーーっ!?!?」
舐めた…?舐められた…!?
その生温い物がそまるの舌だと分かった時俺はその部分を押さえながら、ミツルギを引っ張りながら後ろに下がる。
ズザザザザっとナニかがすり減る音が聞こえたけれどそれどころじゃなかった。
頬が真っ赤になってるのが分かるくらい顔が暑い。やばい、色々とヤバい。
「んーーっ、カズちゃんの汗…ちょっとしょっぱいけど………うん、美味し♡」
「ーーーーっ……///」
そう恍惚とした表情は更に俺の頬を染め上げた。
「おい、カズマ…ぶっ飛ばして良いか?」
「ただでさえ、ハーレム(残念)パーティーやってるにも関わらず…これか…クズだな。」
「"カス"マだ。」
「"クズ"マだ。」
「う、うるせー!!今のは俺のせいじゃ無いだろ!?」
「何言ってんだカスマ、お前が前の女性関係を清算してなかったから、こうなったんだぞ、クズマ。」
「カエデちゃんもそれ関係でついて来ちゃったんだろ?クズだなカスマ」
「ちゃんと責任とれよ。いや、なんかイラついてきたから一発殴らせろ。」
「大丈夫痛くしないから」
「いや!!それはおかしいだろ!?」
その後、冒険者全員+αで鬼ごっこをしました。楽しかったです まる
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「うーん、今日の爆裂は映えませんね。精々30点でしょうか、」
空の向こう側に見える爆発跡を見てめぐみんはそう呟く。
今日はすこぶる調子が悪い、何故かと聞かれれば良くわからないと答えるしか無い。
ふと、隣にいたダクネスが呟いた。
「…私は爆裂魔法の事は良くわからんが、カズマが原因じゃ無いのか?」
「…カズマ…ですか…?」
良くわからないとばかりにダクネスに聞き返すと、少し真剣な顔でめぐみんに向き直った。
「昨日のカズマの事だよ。親が死んで幼馴染も自分のせいで自殺したと聞いて、今のカズマの状況がどうなっているか…
わからない訳ではないだろう…?正直危うい。私だってこれからどうなるか分からん。」
「そう…ですね。
私たちにとってカズマは家族みたいな物でしたし…他の家族の話をされると少し複雑な感情がある反面、…正直、カズマはこの事を知らなかった方が良かったと思うんです。」
「知らない方が良かった…か、
確かにその方が良いかもしれないし、そうじゃない方が良いかもしれない。
…フフ、すまんな上手い言葉が思いつかない」
「ええ、そえですね。私にもわかりません。だけど
なんだかんだどうにかなりますよ。不思議とそんな気がします。」
そう笑う。
「ああ、確かにそうだな………さて、おんぶはいるか?」
「はい、お願いします。」
そまるちゃんの口調を変えるかどうか、変えるなら何が良い?
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変えない。
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〇〇です。〇〇ます。等、敬語
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〇〇でありんす。花魁語?良くわからん、
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ツンデレ語(定着したら変わる感じ)
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クーデレ語(精神崩壊する)
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〇〇やないか!大阪弁(全部変えなきゃ)
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ヤンデレ語(まともに喋れない)
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愛してる愛してる愛してる愛してる