最強の歴戦ガンブレードマスターに平穏な生活を…!   作:おくた

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No.6 調査完了て、…えぇ〜…な件

砂漠のど真ん中を走るサイドカー付きのバイク

 

レン「しっかし…防塵したとはいえ…」

 

マント着ないといけないとは…

 

クリス「仕方ないよ…それにしてもサイドカー作るなんて器用だね〜」

 

レン「水の樽積むのにいるな…と思ってさ」

 

そうしてつけたゴーグルの砂を払う

 

そうして遺跡につく

 

レン「エジプトに似てね?」

 

クリス「そうね…」

 

レン「遺跡があるということは街があったと言えるだろう…」

 

そうして下車しバイクを虚空倉庫(アイテムボックス)に収納する

 

レン「しっかしこりゃまた便利だな クリスさん」

 

クリス「えぇ、つかってますよ」

 

レン「タメでいいのにたく…さて…おかしなことにこの遺跡…索敵魔法がどうにも通らない…なんでだろうな」

 

クリス「アーティファクトの効果かな」

 

レン「これはまた嫌な予感がするぜ」

 

とガンブレードを肩に担ぎ遺跡にはいる

 

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ガンブレイカー…レンの世界においてガンブレイカーは秘されるものであったそのため剣技も独特であり、剣技は後継者となる人物かその弟子にしか伝授されない、その中でレンはその黄金期に活躍した人間であり、黒獅子の革を被った狩悪魔(バルバトス)と恐れられていた。

 

ガンブレード…刀のような刀身に、銃のようなグリップを併せ持つ、奇妙な武器を継承してきた。特殊なシリンダーに魔力を込め、引き金を引くことで一気に開放して、刀身より魔法的効果を発揮する

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

レンたちな長い回廊を歩く

 

レン「昔は何があったんだろうな…考えただけでワクワクする」

 

クリス「学者みたいだね」

 

レン「できることなら学者になりたかったさ…ま それを許さなかったかな俺のいた時代(世界)ではな…」

 

クリス「残酷ですね…」

 

レン「そのおかげで強くなったけどなこの遺跡は誰のための城で何があったんだ?」

 

クリス「ここには王国があってそこに女王がいたけど…」

 

レン「謀殺されたか…」

 

クリス「そう!」

 

レン「…同情する気にはなれんな…先に進むぞ」

 

クリス「…」

 

クリスは思い出していた

 

クリス「バルバトス…ですか?」

 

女神?「えぇ、あれはバルバトスと称されていたその理由はね彼が向こう世界で戦争に参加するたびに相手を一人で全滅また壊滅に追い込む力を有していた。でも最後は彼の力を恐れた味方に犯罪者に仕立てられる、彼に付き添った人間は無事にすんだけど…彼を裏切った人間と、裏切りを後押しした相手の将軍は死亡したは…彼と一緒にね…」

 

そうなことを思い出していた

 

クリス「…」

 

レン「何ほうけてんだ?先行くぞ」

 

そうして大広間に出る…

 

クリスが進もうとするとレンがガンブレードを抜き遮る

 

レン「クリス下がってろ…何かいる…」

 

レンは警戒し大広間の段階を降りる

 

すると上から何が降り立つその姿はまるで人体に無理やり魔物を融合させそして機械でそいつを制御しているようであった

 

レン「これはこれは…まるで…無理やりされたみたいだな…そんで…その主もいない…暴走ぎみか…」

 

クリス「レン!」

 

レン「くるな!こいつは俺がしとめる」

 

そうしてトリガーに指をかける

 

レンは融合モンスターにソニックブレードを発動し手を斬り落とすが、切り落とされた腕はすぐに消滅し直ぐに新しい腕が生える

 

レン「どうしても暴かれたくない歴史的真実があるみたいだな…」

 

クリス「どういうこと?」

 

レン「こいつこの世界のやつじゃねえな…」

 

クリス「どういうことなの!?」

 

レン「一つ仮説が浮かんだが後にしよう…(とはいえ、ここは遺跡内部…劣化具合からして大技は出せない)!あれなら!冷刃」

 

と両手を斬りおとす

 

融合モンスター「おぉおおお!おおお!??!?」

 

クリス「再生しない?」

 

レン「傷口さえふさしちまえばこっちもんだ!速攻で仕留めさせてもらうぞ!!」

 

そうして融合モンスターにとどめを刺そうとする

 

((くだらないこと志をいつまで掲げ続けるだい…))

 

レン「!?」

 

レンは距離を取る

 

レン「クリス…きこえたか?」

 

クリス「なにが?」

 

レン「そうか…そいつは…一生背負っていくもんだよ!このクソ※★○▲野郎!」

 

レンは融合モンスターに急接近しトリガーを6回引く

 

とガンブレードに氷をまとわせ強力な一閃である冷刃を叩き込むそして首を跳ねた…するとすぐに融合モンスターは消滅した

 

クリス「終わった?」

 

レン「なぁ…こいつ、この世界の存在じゃないな」

 

クリス「はい このあとどうしますか?」

 

クリスは口調が、もどる

 

レン「先へ進もう そこに答えがあるはずだ」

 

「おいまってくれ」

 

クリス&レン「?」

 

振り返ると猫を模したのかお世辞にも可愛くはないステッキが浮いていた

 

レン「お前…え!?名前あんのか?」

 

セトラ「俺はセトラ あのバケモンに喰われてたんだ…おたくがたおしてくれたのかい?」

 

レン「おう…」

 

クリス「…」

 

レン「すこしまってくれよ」

 

セトラ「おう!」

 

レン「あれ…アーティファクトか?」

 

クリス「いや…あれは違いますね」

 

レン「そうか…ならいいや…」

 

レンはセトラをみる

 

レン「セトラだったか?」

 

セトラ「おう」

 

レン「なんで腹の中にいたんだ?」

 

セトラ「お嬢助けようと人を呼ぼおしたところ…」

 

レン「言わなくていいさ…だいたいわかった」

 

セトラ「察してくれてありがとよにいちゃん」

 

レン「おう で、呼ぼうとしたのは何年前だ…」

 

セトラ「何年前だって…ついさっきだ」

 

レン「…申し訳ないがセトラ…お前が食われてから…結構な月日が流れているぞ」

 

セトラ「!?本当か!」

 

レン「あぁ…おそらく2000年以上はたってる」

 

セトラ「…そうか…」

 

レン「この通りこの宮殿も遺跡になってしまっている。ここの姫さんは自殺したことになってる」

 

セトラ「!それは本当か」

 

クリス「うん…残念だけど…」

 

セトラは下を見る

 

レン「とりあえず行こう…」

 

セトラ「?」

 

レン「とりあえず…俺を王の間につれていけ…そして…誓いを果たせ」

 

セトラ「…あぁ…ありがとよ にいちゃん」

 

レン「お前の気持ちわからんでもないからだ だから…いくぞ」

 

クリス「でもそう簡単には行かないみたいだよ」

 

と指をさすと多数の融合モンスターが現れる

 

セトラ「またあいつらかよ…」

 

レン「やれやれ…まぁ…いいや…全員…殺してやるよ…たとえ暴かれたくない事実があるとしてもそれを…暴くのが…考古学者の務めだ!!」

 

とガンブレードの刃をむける。と向かってくる奴らを全員殲滅する

セトラ「兄ちゃんほんと強いな」

 

レン「まぁ…場数は踏んできたからな!」

 

王の間へ

 

セトラ「…」

 

レン「踏ん切りをつけにいこう…」

 

セトラ「あぁ 」

 

そうして階段を上がり、ミイラの棺の前でひざまずく

 

セトラ「遅れてすまねぇな…お嬢…助け連れてきたぜ」

 

レン「レン・ヴァーファイト…セトラ殿の救援により馳せ参じました。あなたを襲った者はいませんそして、巣食っていた魔物の退治しました。ご安心してお眠りください」

 

?「そうですか…」

 

レン クリス セトラ「はぇ?」

 

レン「いま…、声したよな」

 

クリス「したね」

 

セトラ「したな…お嬢の声だ」

 

レン クリス「呪いか………?!」

 

レン「…!クリス!開けるぞ!」

 

クリス「うん!」

 

そうして棺蓋を開けると中から上品な黒髪が、肩まで伸びて、艶やかな褐色の地肌に類稀なる肢体を有している。女性がいた頭には威厳のあるコブラの冠を頂いている。胸元には煌びやかな装飾がある。胸元は、角度によっては立っているだけでも乳が見えてしまうような状態

 

レンは速攻で後ろを向く

 

メナス「私はアマラ王国の女王のメナス…て、なぜ後ろを向いているのですか〜?レン・ヴァーファイト」

 

レン「いや…そのなんだ…目のやり…」

 

そして咳払いすると

 

レン「貴方と謁見直に謁見するのも恐れ多いので、後ろを向いていてしまいました。不敬であると思いますがお許しを…」

 

と向き直り下を見ながら言う

 

メナス「そのようなことでありましたら許しますぅよ〜」

 

レン「(嘘です!目のやり場に困ったので、後ろ向きました!ごめんなさい!てかあれつけてないの?わざとか?!わざとなのか?!)」

 

セトラはレンの横に行くと小声で

 

セトラ「まぁ…正常な反応だよ レンのあんちゃん」

 

レン「ありがとよ…(嫌な予感 クリスここは適当にはぐらかして撤収するぞ)」

 

とアイコンタクトをとる

 

クリス「(わかった じゃあそうするわね)」

 

レン「では、私達はこのへんで…」

 

メナス「…獅子の皮を着た狩悪魔(バルバトス)…でしたけ」

 

レンは足を止める

 

レン「…いいえ…私は違いま…」

 

メナス「いいえ魔女様をそうおっしゃいました〜」

 

レン「(あいつか!いや…まさか…この女をあの魔女が生き返らせたとでも言うのか!?)…俺にどうしろとおっしゃるのですか?」

 

メナス「私の目的はアマラ王国の再興 それにあなたの力を貸してもらいたいんですぅ」

 

レン「断る!」

 

レンは立ち上がる

 

レン「国に関わるなんざ御免被る」

 

セトラ「お嬢やめとけ」

 

メナス「なぜですか〜?セトラ」

 

セトラ「このあんちゃんは国に取り殺されたような男なんだ…そんな男に国の再興を、手伝わせるなんて、あんちゃんが可哀想すぎる」

 

レン「…」

 

セトラ「お嬢にとっちゃ臣下が裏切ったようにあんちゃんは国に裏切られたんだぜ?」

 

レン「おまえ…なんでそれを…」

 

セトラ「あんちゃんの頭の中くらいわかるぜ」

 

レン「それはそれは気をつけないとな…」

 

と笑うとその場にあぐらをかくと、ポケットから煙管型の吸引器を出し薬を吸う

 

レン「そろそろ夜だ…ここで飯としようかのう セトラ クリスそこの嬢ちゃんもめしくうか?」

 

と少しおじさん口調で言う

 

セトラ「お前さん実はすんごいとし取ってるだろ?」

 

レン「まぁ…それはいいんだよ」

 

セトラ「クリスの嬢ちゃんいいのか?」

 

クリス「まぁ…レンはいろいろと規格外なとこあるからねぇ」

 

そう言って呆れた笑みをうかべる

 

レン「わかったお前だけシチュー抜きな!」

 

クリス「ひどい!」

 

ガスコンロと食材をつかい鶏肉のシチューをいつの間にか作っている

 

レンはシチューを器についでクリス セトラにわたした

 

レン「あいよ食え食え」

 

クリス「レンのアイテムボックスて、便利だね」

 

セトラ「それにしてもこれ上手いな」

 

お世辞にも可愛いと言い難い…猫の杖がシチューをがっつくなんともまぁシュールな絵面が…

 

レン「おいメナス嬢食わねぇのか?」

 

と階段を登った上の玉座にいるメナスは

 

メナス「供物は持ってきてくださ〜い」

 

レン「働かざる者食うべからずだ 欲しけりゃ動いてこい!」

 

メナスは頬を膨らませる

 

レン「セトラ悪いなこればっかりは譲れないんだ」

 

セトラ「お前さんの考え方はごもっともだから、お嬢降りこい!」

 

メナスは不機嫌そうな顔をして

 

レン「ほら肉多めにしてやったから機嫌直せ」

 

とシチューの入ってる器を奪い取るように取りそれを口に運ぶ

 

メナス「!」

 

セトラ「どうだ?」

 

メナス「悪くないですね」

 

レン「そうか?」

 

と笑う

 

メナス「いつぶりでしょうか…誰かとこうして夕餉を囲むのは…本当は信じたくなかったんですよ…」

 

レン「?」

 

メナス「セトラからききました…国が滅んだことも永遠に続くと思われた我がアマラ王国の栄光は今やどこにないことも」

 

レン「…はぁ…俺さぁ…昔全部捨てたことがあるんだ…そしてこいつ(ガンブレード)一本に心血を注いだ、そして無敵とまで謳われた…だが、その先には何も…なかった…結局何もなかった…そして俺は国に勧誘され国の犬になったそこにもなにもない…その後国の作った孤児院の役員になり先生になった…俺は孤児院の子達の成長を見続けた成長して巣立っていく、その時やっときづいた俺の生きた証があったことに、だから俺は孤児院を続けたそしてそいつらを守るために人を殺し続けた…でも結局…俺は…」

 

とコップに入ったお茶を覗き込んだ…

 

レン「俺は…信じ続けてきたもんに殺されてしまった…滑稽な話さ 過ぎた人間は結局腫れ物扱いされ爪弾きにされる…」

 

と笑う

 

クリス「…レン…」

 

レン「でもいいだ 俺の生きた証はまだ…生きているそしてまたそいつが俺の生きた証が別のものを生かしてまた、俺の生きた証は増えてそして広がっていく…無駄なことだと思っていたことが、この手一杯に欲しかったものができた出たんだ俺の生きた証は今でもこの手から溢れるくらいに溢れ続けているんだよ。俺は一度死んだ…だが、悔いなんてない お嬢…お前が生き返ったことこそが…、その国があった証じゃないのか?」

 

メナス「!私が…」

 

レンは笑う

 

レン「さぁ…お後がよろしいようで、昔話はこの辺して、食うべぇ」

 

と鍋からシチューを注ぐとそれを頬張る

 

翌朝

 

クリス「おはよう…レン」

 

レン「お目覚めか…宮殿のそと見てみろよ…そっとだぞ」

 

クリスが宮殿の外を見ると多数の融合モンスターがいた…

 

レン「囲まれた感じだな…」

 

クリス「なんでまた…」

 

レン「一つおかしい点がある。俺は最初彼奴等をここの守護者と考えただが…今朝奴らの一体を解剖した」

 

クリス「解剖?!」

 

レン「そうしたら色素配列とメナスの色素配列を調べたら一致…アマラ人だった…それに嗅覚が優れていることもわかった」

 

クリス「なるほど…セトラを消化しなかったわけだ」

 

レン「おそらくだが、あの融合モンスターはずっといたことになる…彼女…メナスの棺のある宮殿になぜアイツラがいる?まるで、メナスが生き返ることが予想されてたみたいだ…」

 

クリス「たしかに…おかしい」

 

メナス「やっぱりあの怪物共は臣民なのですね…」

 

と暗い表情をする

 

レン「…メナス様…介錯任私が…請け負います…」

 

とレンはメナスに膝をつき言う

 

クリス「レン…無茶だよ」

 

レン「無茶でも、殺らなきゃ殺られる…それに…いい加減に解放させてやりてぇからな…」

 

メナス「レン・ヴァーファイト…臣民の介錯の任を命じます」

 

レン「謹んで承ります」 

 

レンは宮殿遺跡の入口の階段を降りる。無数にいる融合モンスターであるアマラ人はこちらを見るとレン目掛け襲いかかる

 

レン「俺は…「獅子の皮を被った狩悪魔(バルバトス)」だ…」

 

すると髪の毛が一気に白髪になる。そうして地面にガンブレードをさす

 

レン「それじぁ…いきますか…」

 

そうレンは踏み出した瞬間消える

 

メナス「(!消えた?!)」

 

次の瞬間周りにしたアマラ人が一斉に凍りつく

 

レン「痛みは感じないようにしてやるから…安心しろ…」

 

とトリガーを六回引く

 

レン「天上天下唯我独尊…ブラスティングドライブ…」

 

氷属性の極大威力遠距離効果のある大技を目にも止まらない速さで連射する。

 

レン「安らかに眠れ…おまえたちの無念俺が全部…引き受ける…」

 

そうして改造人間にされたアマラ人を全員殺しおえると

 

クリス「お疲れさまレン」

 

レン「…」

 

メナス「大義でしたよ…レンさん」

 

レン「まだだ…」

 

レンはそのまま近くにあった倒れた石柱を担ぐとそれを地面に深々と刺す。レンはミスリル製のナイフで意思に文字をほる

 

 アマラ人慰霊碑 

 

と刻む

 

レン「せめて…その魂に安らぎを…」

 

レンは目の前にガンブレードを地面に指すと膝をつき頭を下げる

 

レン「これでいい…行くぞ…クリス」

 

と眼の前のガンブレードを抜く

 

レン「ギルドへは報告書を提出しておこう」

 

クリス「そうしようか…」

 

レン「で、メナスさんや君はどうするつもりで?」

 

メナス「私はレンさんについてきいますよ」

 

レン「は?いや…普通ならクリスだろ」

 

メナス「貴方は私の臣下なんですから」

 

レン「なんか、勝手に臣下にされてません?!」

 

メナス「先程私の前にひれ伏したじゃありませんか〜」

 

レン「あ…」

 

と膝から崩れ落ちる

 

セトラ「まさか…兄ちゃん…」

 

レン「勢いでやっちまったぁああああああーー!」

 

メナス「ということで あなたは今私の近衛隊長にですから」

 

レン「そんな…えぇ〜…」

 

 

スキル 「獅子の皮を被った狩悪魔(バルバトス)」を習得しました。

 

効果 自身を含めた仲間が圧倒的不利にあった場合すべてのステータスが30%上昇

 

称号「「女王の騎士」」と「「女王の下僕」」を取得しました。

 

レン「(一つはいいとして一つは悪口だろ…)」




深夜テンションでがんばります…

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